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創世記


創世記

創世記は『旧約聖書』の最初の書であり、預言者モーセによって書かれた。創世記には、地球の創造、地上に動物や人間が置かれたこと、アダムとエバの堕落、アダムへの福音の啓示、部族や人種の始まり、バベルでの様々な言語の発生、イスラエルの家の創成につながるアブラハムの家族の始まりなど、多くの事柄の起源が記録されている。創世記には、イスラエルを救う者としてのヨセフの役割が強調して描かれている。

末日の啓示は創世記の記録の真実性を立証し、明らかにしている(1ニフ5章エテ1章モセ1-8章アブ1-5章)。

創世記の第1-4章には、世界が創造され、アダムの家族が増え始めたことが書かれている。第5-10章には、ノアにまつわる歴史が記録されている。第11-20章には、イサクの時代に至るまでのアブラハムとその家族のことが記されている。第21-35章にはイサクの家族のこと、また第36章にはエサウとその家族のことが書かれている。そして第37-50章には、ヤコブの家族のことと、ヨセフがエジプトへ売られ、やがてイスラエルの家を救う者になったことが載っている。