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ヘロデ家


ヘロデ家

イエス・キリストの時代の前後にユダヤを統治した家系。『新約聖書』に記された多くの出来事に深くかかわっている。この家系の最初の統治者はヘロデ大王であり、彼は救い主の誕生を恐れ(マタ2:3)、ベツレヘム地方に住む幼子を虐殺する命令を出した。彼の息子として、アリストプロスやヘロデ・ピリポ(マタ14:3マコ6:17)、領主ヘロデ・アンティパス(マタ14:1ルカ9:7。ヘロデ王としても知られる〔マコ6:14〕)、アケラオ(マタ2:22)、イツリヤの領主ピリポ(ルカ3:1)がいる。ヘロデ・アグリッパ1世(使徒12:1-23)とその姉妹ヘロデヤ(マタ14:3マコ6:17)は、アリストプロスの子供である。ヘロデ・アグリッパ1世には数人の子供がおり、ヘロデ・アグリッパ2世(使徒25:13)やベルニケ(使徒25:13)、ペルクスの妻ドルシラ(使徒24:24)は、『新約聖書』に名前が登場するヘロデ・アグリッパ1世の子供である。