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ヨナ


ヨナ

旧約の預言者。ニネベの町に対して悔い改めを説くよう、主に召された(ヨナ1:1-2)。

ヨナ書

ヨナの生涯の出来事を記した『旧約聖書』の中の1書。この書はヨナ自身が記したものではないと思われる。ヨナ書の主題は、エホバは全地を治める御方であり、一つの国または民だけを偏愛する御方ではないということである。

第1章には、主がニネベに教えをべる召しをヨナに与えられたことが書かれている。ヨナは主から命じられたことに従わず、船で逃げたが、大きな魚にのみ込まれた。第2章には、ヨナが主に祈り、魚がヨナを陸に吐き出したことが書かれている。第3章には、ヨナがニネベに行き、滅亡を預言したことが書かれている。この結果、人々は悔い改めた。そして第4章には、ニネベの民が救われたことで怒っているヨナに対する主のしっせきの言葉が記されている。

イエスは、ヨナが魚にのみ込まれたことは御自身の死と復活のしるしであると教えられた(マタ12:39-4016:4ルカ11:29-30)。