トマス 『新約聖書』の中の人物。救い主が地上で務めを果たしておられたときに最初に選ばれた十二使徒の一人(マタ10:2-3;ヨハ14:5)。ギリシャ語では、デドモと呼ばれていた(ヨハ20:24-29;21:2)。トマスは自分の目で救い主を見るまで、イエスの復活を疑っていた。しかし、彼は強い意志の持ち主で、進んで迫害に立ち向かい、主とともに死のうとした(ヨハ11:16;20:19-25)。