十字架 「イエス・キリスト」;「ゴルゴタ」;「十字架の刑」;「贖しょく罪ざい」;「聖せい餐さん」参照 イエス・キリストの十字架の刑に使われた木製の刑具(マコ15:20-26)。世の多くの人々は今日、十字架をキリストの十字架の刑と贖あがないの犠牲の象徴と考えている。しかし主は、十字架の刑と犠牲の御自身の象徴として、聖餐のパンと水を定められた(マタ26:26-28;教義20:40、75-79)。聖典には、自分の十字架を負う者は、イエス・キリストを深く愛して、不信心とあらゆる世の欲を捨て、主の戒めを守ると説かれている(JSマタ16:25-26〔付録〕)。 十字架を負うて、わたしに従ってきなさい,マコ8:34(3ニフ12:30;教義23:6)。 イエスは、十字架を忍び、神の御座の右に座するに至った,ヘブ12:2。 神の小羊は世の罪のために十字架につけられて殺された,1ニフ11:33。 世の十字架を堪え忍んできた人々は、神の王国を受け継ぐ,2ニフ9:18。 父は、わたしが十字架に上げられるようにと、わたしを遣わされた,3ニフ27:14-15。 自分の十字架を負ってわたしに従おうとせず、またわたしの戒めを守ろうとしない者は、救われないであろう,教義56:2。 人の子が十字架に上げられるのが見えた,モセ7:55。