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サマリヤ


サマリヤ

『旧約聖書』の中の地名。イスラエルの北王国の首都(列上16:23-24)。丘の上に位置するという軍事上の利点から,アッシリア人(アッスリヤ人)も3年にわたる包囲の末にようやく占領できたほどである(列下17:5-6)。ヘロデがこれを再建し,セバステと呼んだ。新約の時代には,サマリア(サマリヤ)はヨルダン川西域のパレスチナ中央部全体を指す地名として用いられていた。