1まことに、あなたがたに関する主の思いを受けようと集まったあなたがたに、主はこのように言う。
2見よ、これはあなたがたの主にとって喜びであり、天使たちはあなたがたのことを喜んでいる。あなたがたの祈りの施しはサバオスの主の耳に達し、聖められた者、すなわち日の栄えの世界に住む者の名前の書に記録されている。
3それゆえ、わたしは今あなたがたに、まことにわたしの友であるあなたがたに、別の慰め主、すなわち約束の聖なる御霊を遣わして、それがあなたがたの心の中にとどまるようにする。この別の慰め主は、ヨハネの証の中に記されているように、わたしが弟子たちに約束したものである。
4この慰め主は、永遠の命、すなわち日の栄えの王国の栄光について、わたしがあなたがたに与える約束である。
5この栄光は、長子の教会の栄光、すなわちすべての中で最も聖なる御方である神の栄光であって、神の子イエス・キリストを通じて来る。
6イエス・キリストは高い所に昇り、また万物の下に身を落とし、それによってすべてのことを悟って、万物の中にあり、万物を貫いてあり、真理の光となった。
7この真理は輝いている。これはキリストの光である。また、彼は太陽の中にあり、太陽の光であり、太陽が造られたその力である。
8また、彼は月の中にあり、月の光であり、月が造られたその力である。
9また、星の光であり、それらが造られたその力である。
10地球、すなわちあなたがたが立っている地球と、その力も同じである。
11また、今輝いてあなたがたに光を与える光は、あなたがたの目を明らかにする者によって来るものであり、これはあなたがたの理解を活気づける光と同じである。
12この光は、広大な空間を満たすために神の前から発している。
13これは万物の中にあり、万物に命を与える光であり、万物が治められる律法、すなわち御座に着き、永遠の懐にあり、万物のただ中におられる神の力である。
14さて、まことに、わたしはあなたがたに言う。あなたがたのためになされている贖いによって、死者の中からの復活が成し遂げられる。
15そして、霊と体が人を成す。
16死者の中からの復活は、人の贖いである。
17人の贖いは、万物を生かす者によって来る。その者の胸のうちに、地の貧しい者と柔和な者はそれを受け継ぐということが定められている。
18それゆえ、地球は日の栄えの栄光に備えられるように、すべての不義から必ず聖められなければならない。
19地球はその創造の目的を達した後、栄光、すなわち父なる神の臨在を冠として与えられるであろう。
20それによって、日の栄えの王国に属する者たちが、とこしえにいつまでも、これを所有できるようにするためである。この目的でこれは造られ、創造され、またこのために彼らは聖められるのである。
21わたしがあなたがたに与えた律法、すなわちキリストの律法によって聖められない者は、別の王国、すなわち月の栄えの王国か、星の栄えの王国を受け継がなければならない。
22日の栄えの王国の律法に従えない者は、日の栄えの栄光に堪えられないからである。
23また、月の栄えの王国の律法に従えない者は、月の栄えの栄光に堪えられない。
24また、星の栄えの王国の律法に従えない者は、星の栄えの栄光に堪えられない。それゆえ、彼は栄光の王国にふさわしくない。そこで、彼は栄光の王国ではない王国を受けなければならない。
25さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。地球は日の栄えの王国の律法に従う。地球はその創造の目的を達して、律法に背かないからである。
26それゆえ、地球は聖められる。まことに、それは死ぬにもかかわらず、再び生かされ、それを生かす力に堪える。そして、義人がそれを受け継ぐ。
27彼らも死ぬにもかかわらず、再び霊的な体によみがえるからである。
28日の栄えの霊を持つ者は、肉の体であったその同じ体を受けるであろう。すなわち、あなたがたはあなたがたの体を受け、またあなたがたの栄光は、あなたがたの体が生かされるその栄光である。
29日の栄えの栄光の一部によって生かされるあなたがたは、そのとき、その同じものを、すなわちそのすべてを受ける。
30また、月の栄えの栄光の一部によって生かされる者は、そのとき、その同じものを、すなわちそのすべてを受ける。
31さらにまた、星の栄えの栄光の一部によって生かされる者は、そのとき、その同じものを、すなわちそのすべてを受ける。
32また、取り残されている者もまた生かされる。しかしながら、彼らは、彼らが受けることのできたはずのものを進んで享受しなかったので、彼らが進んで受け入れるものを享受するために、再び彼ら自身の場所に帰る。
33ある人に贈り物が与えられても、彼がそれを受け取らなければ、それは彼にとって何の益があるだろうか。見よ、彼は与えられるものを喜ばず、その贈り物の贈り主をも喜ばない。
34さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。律法によって治められるものは、また律法によって守られ、それによって完全にされ、聖められる。
35律法を破って律法に従わず、自らのために律法になろうとし、罪の中にとどまることを望み、そして完全に罪の中にとどまるものは、律法によっても、また憐れみや公正、公平によっても聖められることはあり得ない。それゆえ、彼らはなお汚れたままでいなければならない。
36すべての王国には律法が与えられている。
37そして、多くの王国がある。王国のない空間はないからである。また、大きな王国も小さな王国も、その中に空間のない王国はない。
38そして、すべての王国に一つの律法が与えられており、すべての律法に一定の限界と条件がある。
39それらの条件の中にとどまっていない者は皆、義とされない。
40英知は英知に結びつき、知恵は知恵を受け入れ、真理は真理を迎え入れ、徳は徳を愛し、光は光に結びつき、憐れみは憐れみに同情を寄せて自らの権利を主張し、正義はその道を進み続けてその権利を主張し、裁きは御座に着いて万物を治め、万事をなす者の前を行くからである。
41彼はすべてのことを悟っており、万物は彼の前にあり、万物は彼の周りにある。また、彼は万物の上にあり、万物の中にあり、万物を貫いてあり、万物の周りにある。そして、万物は彼、すなわち神によって存在し、またとこしえにいつまでも神から出る。
42さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。神は万物に、その時とその時期に応じて運行する律法を与えた。
43そして、それらの軌道、すなわち地球とすべての惑星を含む天と地の軌道は定まっている。
44それらは、その時とその時期に、すなわちその分に、その時間に、その日に、その週に、その月に、その年に、互いに光を与え合う。すなわち、これらはすべて神にとっては一年であるが、人にとってはそうではない。
45地球はその翼をもって回転して進み、太陽は昼間にその光を与え、月は夜中にその光を与え、またもろもろの星も、神の力の中にあって、その栄光をもってその翼で回転して進みながらその光を与える。
46あなたがたが理解できるように、わたしはこれらの王国を何にたとえようか。
47見よ、これらはすべて王国であり、またこれらのどれでも、あるいは最も小さいものでも見た者は、尊厳と力をもって進む神を見たのである。
48わたしはあなたがたに言う。彼は神を見たのである。それにもかかわらず、自分の民のところに来た者は理解されなかった。
49その光は暗闇の中に輝いている。そして、暗闇はそれを理解しない。それにもかかわらず、あなたがたは神にあって、また神によって生かされるので、まことに神を理解する日が来るであろう。
50そのとき、あなたがたは、わたしを見たこと、わたしがいること、わたしがあなたがたの中にあるまことの光であること、またあなたがたがわたしにいることを知るであろう。そうでなければ、あなたがたは豊かになることができない。
51見よ、わたしはこれらの王国を、畑を持っている一人の男にたとえよう。彼はその畑を耕すために自分の僕たちをその畑に送り出した。
52そして、彼は最初の僕に、「あなたは畑に行って働きなさい。第一の時に、わたしはあなたのところに行こう。そして、あなたはわたしの喜ぶ顔を見るであろう」と言った。
53また、彼は第二の僕に、「あなたも畑に行きなさい。第二の時に、わたしは喜ぶ顔をもってあなたを訪れよう」と言った。
54そしてまた、第三の僕にも、「わたしはあなたを訪れよう」と言った。
55また第四の僕にも、というようにして第十二の僕に至った。
56そして、畑の主人は第一の時に最初の僕のところに行って、その時間いっぱい彼とともにいた。そして、彼はその主人の顔の光によって喜びを得た。
57その後、彼は最初の僕のもとを去って、第二の僕を訪れた。そして、第三の僕、また第四の僕、というようにして第十二の僕に至った。
58このようにして、彼らは皆、その時間に、その時に、その時期に、一人一人彼らの主人の顔の光を受けた。
59すなわち、最初の僕から始めて最後に至るまで、そして最後から最初、また最初から最後まで、
60すべての者がその順序で、彼の時間が終わるまで、その主人が彼に命じたとおりに行った。それにより、その主人が彼によって栄光を受け、また彼もその主人によって栄光を受けて、彼らが皆栄光を受けるためである。
61それゆえ、このたとえに、わたしはこれらすべての王国とそこに住む者をなぞらえよう。すなわち、神が出した定めのとおりに、あらゆる王国はその時間に、その時に、その時期に訪れを受けるのである。
62さらにまた、まことに、わたしは友であるあなたがたに言う。あなたがたの心の中で深く考えるように、わたしはこれらの言葉と、あなたがたに与えるこの戒めとを残す。わたしが近くにいる間に、あなたがたはわたしに呼び求めなければならない。
63すなわち、わたしに近づきなさい。そうすれば、わたしはあなたがたに近づこう。熱心にわたしを求めなさい。そうすれば、あなたがたはわたしを見いだすであろう。求めなさい。そうすれば、与えられるであろう。たたきなさい。そうすれば、開かれるであろう。
64あなたがたがわたしの名によって父に求めるもので、あなたがたにとって必要なものは何でも、与えられるであろう。
65また、もしあなたがたが自分にとって必要でないものを求めるならば、それはあなたがたの罪の宣告となる。
66見よ、あなたがたが聞いているのは、荒れ野で叫ぶ者の声のようである。荒れ野でというのは、あなたがたはその者を見ることができないからである。この声はわたしの声である。わたしの声は御霊だからである。わたしの御霊は真理である。真理は存続し、終わりがない。そして、それがあなたがたの中にあれば、それはますます豊かになる。
67また、あなたがたがわたしの栄光にひたすら目を向けるならば、あなたがたの全身は光に満たされ、あなたがたの中に暗さがないであろう。そして、光に満たされるその体はすべてのことを悟る。
68それゆえ、あなたがたの思いがひたすら神に向いたものとなるように、自らを聖めなさい。そうすれば、あなたがたが神を見る日が来る。神はあなたがたにその顔を現すからである。それは神自身の時に、神自身の方法で、神自身の思いに従って起こる。
69わたしがあなたがたに与えた大いなる最後の約束を思い出しなさい。あなたがたの無益な思いと過度の笑いを遠くに捨ててしまいなさい。
70あなたがたはとどまりなさい。あなたがたはこの場所にとどまりなさい。そして、聖会、すなわちこの最後の王国における最初の働き人たちの聖会を召集しなさい。
71また、彼らの旅で警告を受けた者たちは、しばしの間、主に呼び求め、受けた警告を心の中で深く考えなさい。
72見よ、見よ、わたしはあなたがたの群れの世話をし、長老たちを立てて彼らのもとに遣わそう。
73見よ、わたしは、時が来ればわたしの業を速やかに行う。
74また、わたしはこの最後の王国における最初の働き人であるあなたがたに、一つの戒めを与える。あなたがたは集まって、自らを組織し、自らを備え、また自らを聖めなさい。まことに、あなたがたの心を清くし、またわたしの前に手と足を清めなさい。それは、わたしがあなたがたを清くするためであり、
75また、あなたがたがこの邪悪な時代の血から清められていることを、わたしがあなたがたの父、あなたがたの神、わたしの神に証するためであり、さらにわたしがこの約束、すなわち、わたしがあなたがたに与えたこの大いなる最後の約束を、わたしが望むときに果たすためである。
76さらに、わたしはあなたがたに一つの戒めを与える。あなたがたはこれから先、祈りと断食を続けなければならない。
77また、あなたがたに一つの戒めを与える。あなたがたは互いに王国の教義を教え合わなければならない。
78熱心に教えなさい。そうすれば、わたしの恵みがあなたがたに伴うであろう。それは、理論において、原則において、教義において、福音の律法において、あなたがたが理解する必要のある神の王国に関するすべてのことにおいて、あなたがたがさらに完全に教えられるためである。
79また、天のこと、地のこと、地の下のこと、かつてあったこと、現在あること、すぐにも必ず起こること、国内にあること、国外にあること、戦争と諸国民の混乱、地上にある裁き、国々と王国に関する知識についても同様である。
80それは、わたしが再びあなたがたを遣わすときに、あなたがたが、わたしがあなたがたを召したその召しと、あなたがたを任命したその使命とを尊んで大いなるものとするように、あらゆる点で備えられるためである。
81見よ、わたしは、人々に証し警告するためにあなたがたを遣わした。警告を受けた人は皆、その隣人に警告しなければならない。
82それゆえ、彼らは弁解の余地がなく、彼らの罪は彼ら自身の頭にある。
83わたしを早く求める者は、わたしを見いだし、見捨てられないであろう。
84それゆえ、あなたがた、すなわち主の口によって指名される者は皆、とどまって熱心に働きなさい。それは、最後に異邦人の中に出て行き、律法を束ねて証を封じ、来るべき裁きの時に対して聖徒たちを備えさせる、あなたがたの務めにおいて完全になるためである。
85それによって、彼らが神の激しい怒り、すなわちこの世でも来るべき世でも悪人を待ち受けている忌まわしい荒廃を免れることができるためである。まことに、わたしはあなたがたに言う。最初の長老でない者たちには、彼らの時はまだ来ていないので、主の口が彼らを呼ぶまで、引き続きぶどう園にいるようにさせなさい。彼らの衣は、まだこの時代の人々の血から清められていない。
86あなたがたは、自由にされたその自由の中にとどまっていなさい。罪に掛かり合うことなく、主が来るまであなたがたの手を清くしていなさい。
87今から日ならずして、地が揺れ動いて、酔った者のようにあちらこちらとよろめくであろう。また、太陽はその顔を隠して光を与えようとせず、月は血に浸される。また、もろもろの星は激しく怒り、木から落ちるいちじくのように落ちるであろう。
88また、あなたがたの証の後に、激しい怒りと憤りが人々に及ぶ。
89あなたがたの証の後に、地の中でうなりを起こす地震の証が来る。そして、人々は立っていることができず、地上に倒れる。
90また、雷の声と、稲妻の声と、暴風雨の声と、その境を越えて打ち上げる海の波の声の証も来る。
91また、すべての物事が混乱する。そして、必ず人々は気落ちする。恐れがすべての人に及ぶからである。
92また、天使たちが天のただ中を飛び、大声で叫び、神のラッパを吹き鳴らして言う。「おお、地に住む者よ、備えなさい、備えなさい。わたしたちの神の裁きが来たからである。見よ、見よ、花婿は来られる。あなたがたは花婿を迎えに出なさい。」
93そして直ちに、一つの大いなるしるしが天に現れて、すべての人がともにそれを見る。
94また、別の一人の天使が、ラッパを吹き鳴らして言う。「あの大きな教会、すなわち、自分の不貞に対する激しい怒りのぶどう酒をすべての国民に飲ませ、神の聖徒たちを迫害し、彼らの血を流した忌まわしい行いの母。すなわち、多くの水の上に、また海の島々の上に座している者。見よ、彼女は地の毒麦である。彼女は束にされる。その縄は強く縛られて、だれもそれを解くことができない。それであるから、彼女は焼かれるばかりである。」そして、彼はそのラッパを長くかつ高く吹き鳴らし、すべての国民がそれを聞く。
95そして、半時間、天に静けさがある。その後直ちに、巻き物が巻かれた後に開かれるように、天の幕が開かれて、主の顔が現される。
96そして、生きて地上にいる聖徒たちは、身を変えられて、主に会うために引き上げられる。
97また、墓の中で眠っていた者たちは、彼らの墓が開かれるので出て来る。そして、彼らもまた、天の柱のただ中で主に会うために引き上げられる。
98彼らはキリストのもの、初穂、キリストとともに最初に降る者、地上や墓の中にいてキリストに会うために最初に引き上げられる者である。これはすべて、神の天使が吹き鳴らすラッパの音による。
99またこの後、別の天使が吹き鳴らすのは、第二のラッパである。それから、キリストの来臨の時にキリストのものとなる者たちの贖いが来る。これらの者は、福音を受け入れて肉において人間として裁きを受けるため、彼らのために備えられている獄において彼らの分を受けた者である。
100さらにまた、別のラッパが鳴り響くのは、第三のラッパである。それから、裁きを受けて罪があることを認められる人々の霊が来る。
101これらの者は死者の残りである。千年が終わるまで再び、すなわち世の終わりまで再び、彼らは生きることはない。
102また、別のラッパが鳴り響くのは、第四のラッパで、このように言う。「あの大いなる終わりの日まで、すなわち最後まで残る者たちの中に、なお汚れたままの者が見いだされる。」
103また、別のラッパが鳴り響くのは、第五のラッパであり、天のただ中を飛びながらすべての国民、部族、国語の民、民族に永遠の福音を託す第五の天使である。
104これは、天と地と地の下にいるすべての人に告げるラッパの音である。そのラッパの音が聞こえて、「神を畏れ、とこしえにいつまでも御座に着いておられる神に栄光を帰しなさい。神の裁きの時が来たからである」と言うときに、すべての耳がそれを聞き、すべてのひざがかがみ、すべての舌が告白するからである。
105さらにまた、別の天使がラッパを吹き鳴らすのは、第六のラッパで、このように言う。「自分の不貞に対する激しい怒りのぶどう酒をすべての国民に飲ませた者は倒れた。彼女は倒れた、倒れた。」
106さらにまた、別の天使がラッパを吹き鳴らすのは、第七のラッパで、このように言う。「終わった、終わった。神の小羊は勝利を得て、御独りで酒ぶねを、すなわち全能の神の激しい怒りの酒ぶねを踏まれた。」
107その後、天使たちは小羊の力の栄光を冠として与えられる。また、聖徒たちは小羊の栄光をもって満たされ、彼らの受け継ぎを得、小羊と等しい者とされる。
108それから、最初の天使が再び、すべての生ける者の耳にラッパを吹き鳴らし、最初の千年における人々の隠れた行いと神の力ある業を明らかにする。
109それから、第二の天使がラッパを吹き鳴らし、第二の千年における人々の隠れた行いと、彼らの心の思いと志と、神の力ある業を明らかにする。
110このようにして、第七の天使がラッパを吹き鳴らすに至る。そして彼は、地の上と海の上に立ち、御座に着いている者の名によって、もう時がないと誓う。また、あの年を経た蛇、悪魔と呼ばれているサタンは縛られ、千年の間解放されない。
111その後、彼はしばしの間解放されて、自分の軍勢を集める。
112また、第七の天使、すなわち天使長ミカエルは、彼の軍勢、すなわち天の衆群を集める。
113また、悪魔は自分の軍勢、すなわち地獄の衆群を集め、ミカエルおよびその軍勢と戦うために上って来る。
114それから、大いなる神の戦いがある。そして、悪魔とその軍勢は、もはや決して聖徒たちを支配する力を持つことのないように、彼らのおるべき場所に投げ込まれる。
115なぜならば、ミカエルが彼らの戦いを戦い、そして御座に着いている者の御座、すなわち小羊の御座を求める者に打ち勝つからである。
116これは神の栄光であり、聖められた者の栄光である。そして、彼らはもはや死を見ることがないであろう。
117それゆえ、まことに、わたしは友であるあなたがたに言う。わたしがあなたがたに命じたように、あなたがたの聖会を召集しなさい。
118また、すべてが信仰を持っているわけではないので、あなたがたは知恵の言葉を熱心に求め、互いに教え合いなさい。まことに、最良の書物から知恵の言葉を探し求め、研究によって、また信仰によって学問を求めなさい。
119あなたがた自らを組織しなさい。すべての必要なものを用意しなさい。そして、一つの家、すなわち祈りの家、断食の家、信仰の家、学びの家、栄光の家、秩序の家、神の家を建てなさい。
120それは、あなたがたの入って来ることが主の名によって行われ、あなたがたの出て行くことが主の名によって行われ、あなたがたのあいさつが、いつもいと高き方に向かって両手を挙げて主の名によって行われるためである。
121それゆえ、あなたがたのすべての軽々しい話、すべての高笑い、すべてのみだらな欲望、すべての高慢と軽薄、すべての邪悪な行いをやめなさい。
122あなたがた自身の中から一人の教師を任命しなさい。そして、全員が同時に語ることなく、一時に一人を語らせて、すべての者が彼の言うことに耳を傾けるようにしなさい。それは、すべての者が語って、すべての者が互いに教化し合うように、またすべての人が等しい特権を持てるようにするためである。
123あなたがたは互いに愛し合うようにしなさい。むさぼるのをやめなさい。福音が求めているように、互いに分かち合うようになりなさい。
124怠惰であるのをやめなさい。不純であるのをやめなさい。互いに非難し合うのをやめなさい。必要以上に長く眠るのをやめなさい。疲れることのないように、早く床に就きなさい。あなたがたの体と精神が活気づけられるように、早起きをしなさい。
125何よりも、完全と平和のきずなである慈愛のきずなを、外套のように身にまといなさい。
126わたしが来るまで、気を落とさないように常に祈りなさい。見よ、見よ、わたしはすぐに来て、あなたがたをわたしのもとに迎え入れるであろう。アーメン。
127さらにまた、彼らに、すなわち教会のすべての役員に、言い換えれば、大祭司から始まって執事に至るまで教会で務めに召される者たちに、必要なすべてのことを教えるために設けられた、預言者の塾の塾長会のために備えられた家の規律。
128塾長会の家の規律は、次のとおりである。塾長または教師になるように任命される者は、彼のために備えられるその家で、彼のいるべき場所に立っていなければならない。
129それゆえ、彼は神の家に最初に来て、大声で話さなくてもその家の中の会衆が注意深くはっきりと彼の言葉を聞ける場所にいるようにしなければならない。
130また、彼はその家に最初にいなければならないので—見よ、これは麗しく、彼は模範となる—彼は神の家に入るとき、
131永遠の聖約のしるし、すなわち記念として、神の前にひざまずいて祈りをささげなさい。
132そして、彼の後にだれかが入って来るとき、教師は立ち上がって両手を天に向けて、まことにまっすぐに伸ばし、次のような言葉でその兄弟、または兄弟たちにあいさつしなさい。
133「あなたは兄弟、または兄弟たちですか。わたしは永遠の聖約のしるし、すなわち記念として、主イエス・キリストの御名によってあなたにあいさつします。この聖約に従って、わたしは、神の恵みにより、愛のきずなをもって、あなたの友になり兄弟になるという、また感謝をもって、罪がなく、神のすべての戒めに従ってとこしえにいつまでも歩むという、確固とした揺るぎない不変の決意をもってあなたを仲間に迎え入れます。アーメン。」
134また、このあいさつを受けるにふさわしくないとされる者が、あなたがたの中に場所を得るようなことがあってはならない。わたしの家がそのような者によって汚されるのを、許してはならないからである。
135また、入って来る者で、わたしの前に忠実であり、兄弟である者は、あるいは彼らが兄弟たちであれば彼らは、両手を天に向けて伸ばし、この同じ祈りと聖約をもって、またはその同じしるしとして「アーメン」と言うことにより、塾長または教師にあいさつしなければならない。
136見よ、まことに、わたしはあなたがたに言う。これが、神の家における預言者の塾で互いに交わすあいさつのための、あなたがたにとっての一つの範例である。
137あなたがたは、祈りと感謝をもって、また御霊が告げるままに、以上のことを行うように召されている。御霊は、主の家における預言者の塾であなたがたが行うすべてのことを告げるであろう。このように行うのは、主の家が聖所、あなたがたを教化する聖なる御霊の幕屋となるためである。
138また、あなたがたは、この時代の人々の血から清められている者のほか、あなたがたの中のだれもこの塾に受け入れてはならない。
139そして、洗足の儀式によって受け入れなければならない。この目的で洗足の儀式は制定されたからである。
140さらにまた、洗足の儀式は、教会の大管長、すなわち管理長老が執行しなければならない。
141それは祈りで始めなければならない。そして、パンとぶどう酒を受けた後、大管長は、わたしに関してヨハネの証の第十三章に与えられている規範に倣って仕度しなければならない。アーメン。