1 まことに、主はあなた、すなわちわたしの僕ジョセフ・スミスにこのように言う。わたしは、あなたのなしたささげ物と証とを心から喜んでいる。わたしがあなたを立てたのは、この目的のためである。すなわち、地の①弱い者たちによってわたしの知恵を示すためである。
2 あなたの祈りをわたしは受け入れる。そして、祈りへの答えとして、わたしはあなたに言う。わたしの福音と、この①ステークについて、直ちに厳粛に宣言するために、あなたは今召されている。このステークは、シオンの隅石となるようにわたしが設けたものであり、宮殿のような優美さをもって磨き上げられるであろう。
3 この宣言は、世界の四隅に至るまで、世のすべての①王に、またあなたが住んでいる国の高潔な次期大統領と気高い知事たちに、また散在している地のすべての国々に発せられなければならない。
4 これを、①柔和な心をもって、聖霊の力によって、書き記しなさい。これを書き記すときに、聖霊があなたの内に宿るであろう。
5 それらの王や役人に関するわたしの思い、すなわち将来何が彼らに起こるかは、聖霊によってあなたに知らされるからである。
6 見よ、わたしは、シオンの光と栄光を心に留めるように、彼らに呼びかけようとしている。シオンに恵みを授ける定められた時が来たからである。
7 それゆえ、あなたがたは彼らを恐れることなく、声高らかに宣言し、あなたがたの証を述べて彼らに呼びかけなさい。彼らは①草のようであり、彼らの栄華は皆、すぐに散る花のようだからである。彼らにそうするのは、彼らに弁解の余地がないようにするためである。
8 またそれは、わたしがわたしの顔の覆いを取り去る刑罰の日に彼らを訪れ、虐げる者の場所を偽善者の中に定めるためである。もしも彼らがわたしの僕たちと、わたしが彼らに明らかにしたわたしの証とを拒むならば、彼らはそこで①歯ぎしりをするであろう。
9 さらにまた、わたしはあなたがたの益のために彼らの多くを訪れ、彼らの心を和らげ、それによって、あなたがたが彼らの前に恵みを得るように、また彼らが真理の①光に来るように、そして異邦人がシオンをあがめるように、すなわち高めるようにしよう。
10 あなたがたの①思いがけないときに、わたしの刑罰の日は速やかに来る。わたしの民の安全はどこにあり、またわたしの民の残された者たちの避け所はどこにあるであろうか。
11 目を覚ましなさい、おお、地の王たちよ。来なさい。おお、わたしの民を助けるために、あなたがたの金と銀を持って、シオンの娘たちの家に来なさい。
12 さらにまた、まことに、わたしはあなたに言う。わたしの僕ロバート・B・トンプソンに、あなたがこの宣言を書く手伝いをさせなさい。わたしは彼のことを、また彼があなたとともにいることを心から喜んでいる。
13 それゆえ、彼があなたの助言に聞き従うようにさせなさい。そうすれば、わたしは多くの祝福をもって彼を祝福しよう。今から後、彼があらゆる点で忠実かつ誠実であるようにさせなさい。そうすれば、彼はわたしの目に大いなる者となるであろう。
14 しかし、わたしが①管理人の職の報告を彼の手に求めるということを、彼に覚えておかせなさい。
15 さらにまた、まことに、わたしはあなたに言う。わたしの僕①ハイラム・スミスは幸いである。彼の心が②高潔であるので、また彼がわたしの前に正しいことを愛するので、主なるわたしは彼を愛する、と主は言う。
16 さらに、わたしの僕ジョン・C・ベネットに、王たちと地の民にわたしの言葉を送り出すあなたの務めを助けさせ、また苦難のときにあなた、すなわちわたしの僕ジョセフ・スミスの傍らに立たせなさい。彼は①勧告を受け入れるならば、報いを失うことはないであろう。
17 愛があるので、彼は大いなる者となるであろう。彼はこのことを行うならば、わたしのものとなる、と主は言う。わたしは彼が行ってきたことを見た。彼がそれを続けるならば、わたしは彼の行いを受け入れて、彼にもろもろの祝福と大いなる栄光の冠を与えよう。
18 さらにまた、わたしはあなたに言う。わたしの思いは、わたしの僕ライマン・ワイトが柔和な心をもってシオンのために教えを説き続け、世の人々の前にわたしを信じていることを告白することである。そうすれば、わたしは、①わしの翼に乗せるように彼を支えよう。そして、彼は彼自身のためとわたしの名のために、栄光と誉れを得るであろう。
19 それは、彼がその業を終えるとき、現在わたしとともにいるわたしの僕①デビッド・パッテンと、またわたしの僕②エドワード・パートリッジと、またわたしの年老いた僕③ジョセフ・スミス・シニアを迎えたように、わたしが彼をわたし自身のもとに迎えるからである。ジョセフ・スミス・シニアは④アブラハムの右に座しており、幸いな者であり、聖なる者である。彼はわたしのものだからである。
20 さらにまた、まことに、わたしはあなたに言う。わたしの僕ジョージ・ミラーには偽りがない。その心が高潔であるので、彼は信頼できる。そして、彼がわたしの証に抱いている愛のゆえに、主なるわたしは彼を愛するのである。
21 それゆえ、わたしはあなたに言う。わたしの僕エドワード・パートリッジに行ったように、わたしは、彼の頭上に①ビショップの職を結び固めて、彼がわたしの家の奉献物を受け取り、わたしの民の中の貧しい者の頭上に祝福を与えられるようにする、と主は言う。わたしの僕ジョージはわたしをあがめるので、だれも彼を軽んじてはならない。
22 わたしの僕ジョージと、わたしの僕ライマンと、わたしの僕ジョン・スナイダーと、他の者たちは、わたしの僕ジョセフが示すような①家を一軒、彼が示す場所に、わたしの名のために建てなさい。
23 それは宿泊するための家、すなわち遠くから来る外来者が滞在する家となる。それゆえそれは、疲れた①旅人が主の言葉と、わたしがシオンのために定めた②隅石について、つくづくと考える間、健康と安全を得られるように、そのまま受け入れるに値する立派な家でなければならない。
24 この家をわたしの名のために建てるならば、そして任命される館長がいかなる汚れもそこに入って来ることがないようにするならば、それは健全な住まいとなるであろう。それは聖なるものでなければならない。そうでなければ、主なるあなたがたの神はそこに住まない。
25 さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしの聖徒たちを皆遠くから来させなさい。
26 あなたがたは足の速い使者たち、すなわち選ばれた使者たちを遣わして、彼らに言いなさい。「あなたがたのすべての金と、銀と、宝石と、すべての古物を携えて来なさい。また、古物についての知識を持っている者で、来ることを望み、かつ来ることのできる者を、皆伴って来なさい。また、つげの木と、もみの木と、松の木を、地のすべての貴い木とともに持って来なさい。
27 また、鉄と、銅と、真鍮と、亜鉛と、地のすべての貴いものも持って来なさい。そして、いと高き方が①住めるように、わたしの名のために一つの②家を建てなさい」と。
28 それは、いと高き者が来て、失われたもの、すなわちいと高き者が取り去ったもの、すなわち完全な神権を再びあなたがたに①回復できる場所が地上にないからである。
29 それは、彼ら、すなわちわたしの聖徒たちが死者の代わりに①バプテスマを受ける②バプテスマフォントが地上にないからである。
30 すなわち、この儀式はわたしの家に属するものであり、あなたがたがわたしのために家を建てることのできないほど貧しいときを除いて、わたしはこれを受け入れることはあり得ない。
31 しかし、わたしはあなたがた、すなわち、わたしの聖徒であるあなたがたすべてに命じる。わたしのために家を①建てなさい。わたしのために家を建てるのに十分な時間を、わたしはあなたがたに与える。そして、この期間中は、あなたがたのバプテスマを受け入れる。
32 しかし見よ、この定められた期間が終わると、わたしはあなたがたの死者のためのバプテスマを受け入れない。そして、もしあなたがたが定められた期間の終わりにこれらのことを行わなければ、あなたがたの死者とともに、あなたがたは教会として拒まれるであろう、と主なるあなたがたの神は言う。
33 まことに、わたしはあなたがたに言う。死者のためのバプテスマの儀式を行う家をわたしのために建てる十分な時間を得た後は、あなたがたの死者のためのバプテスマを受け入れることはあり得ない。これは、死者のためのバプテスマを行う場所として、創世の前から定められたものである。
34 あなたがたは誉れと栄光を受けるために、そこで聖なる神権の①鍵を授けられるのである。
35 この期間が過ぎた後は、散在している者たちによる死者のためのバプテスマをわたしは受け入れない、と主は言う。
36 シオンとそのステークとエルサレム、すなわち、わたしが①避け所として定めたそれらの場所は、あなたがたの死者のためのバプテスマを行う所となる、と定められているからである。
37 さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。あなたがたがわたしの名のために建てた家であなたがたの①洗いを行わなくて、どうしてそれがわたしに受け入れられようか。
38 わたしがモーセに、一つの①幕屋を建てるように、そして荒れ野の中をそれを運んで行くように、また約束の地で一つの②家を建てるように命じたのはこのためである。そうすることによって、世界が存在する前から隠されてきた儀式を明らかにするためであった。
39 それゆえ、まことに、わたしはあなたがたに言う。あなたがたの①油注ぎと、あなたがたの洗いと、あなたがたの②死者のためのバプテスマと、あなたがたの③聖会と、レビの子らによるあなたがたの④犠牲の記念と、あなたがたが神との交わりを受ける⑤最も聖なる場所におけるあなたがたの神託と、シオンの啓示と基の始まりのための、またシオンのすべての町の栄光と誉れとエンダウメントのためのあなたがたの掟と裁決は、わたしの聖なる名のために建てるようにとわたしの民に常に命じられる、わたしの聖なる家の儀式によって定められる。
40 まことに、あなたがたに言う。わたしの名のためにこの家を建てて、わたしがそこで民に儀式を示すことができるようにしなさい。
41 わたしは創世の前から①隠されてきたこと、すなわち②時満ちる神権時代に関することを、わたしの教会に③示そうと思うからである。
42 ①わたしはこの家に関するすべてのことと、その神権と、これを建てる場所をわたしの僕ジョセフに示そう。
43 あなたがたは、これを建てることを考えた場所に、これを建てなければならない。そこは、これを建てるようにわたしがあなたがたのために選んだ場所だからである。
44 あなたがたが勢力を尽くして働くならば、わたしはその場所を聖別して、①聖なる所としよう。
45 そして、わたしの民が、わたしの声と、わたしの民を導くためにわたしが任命した①僕たちの声に聞き従うならば、見よ、まことに、わたしは言うが、彼らはその場所から移されることはない。
46 しかし、もし彼らがわたしの声にも、わたしが任命したこれらの者の声にも聞き従おうとしなければ、彼らはわたしの聖なる地と、聖なる儀式と憲章と、わたしが彼らに与える聖なる言葉を汚すので、祝福されないであろう。
47 そして、もしあなたがたがわたしの名のために家を建てながら、わたしの言うことを行わなければ、わたしはあなたがたに立てる①誓いを果たさず、あなたがたがわたしの手に期待する約束も履行しない、と主は言う。
48 あなたがたは、①祝福の代わりに、あなたがた自身の行いによって、すなわちあなたがたの愚かな行為によって、またあなたがたがわたしの前でなすすべての忌まわしい行いによって、あなたがた自身の頭にのろいと激しい怒り、憤り、および裁きを招くからである。
49 まことに、まことに、あなたがたに言う。わたしが人の子らのだれかにわたしの名のためにある業を行うよう命じ、そしてそれら人の子らが勢力を尽くし、彼らの持っているすべてを尽くしてその業を成し遂げるように努め、かつ①熱心であることをやめなければ、彼らの敵が彼らを襲って、彼らがその業を成し遂げるのを妨げるとき、見よ、わたしは当然のこととして、もう人の子らの手にその業を②求めることはなく、彼らのささげ物を受け入れる。
50 そして、わたしの業を妨げた者が①悔い改めず、わたしを憎むかぎり、わたしは彼らの頭に、②三代、四代に至るまで、罪悪の報いと、わたしの聖なる律法と戒めに背いたことの③報いをもたらす、と主なる神は言う。
51 それゆえ、この理由で、ミズーリ州①ジャクソン郡にわたしの名のために一つの町と一つの②家を建てるようにわたしから命じられたが、敵によって妨げられた者たちの、そのささげ物をわたしは受け入れたのである、と主なるあなたがたの神は言う。
52 敵が悔い改めず、わたしを憎むかぎり、わたしは彼らの頭に、三代、四代に至るまで、①裁きと激しい怒り、憤り、悲嘆、苦悩、歯ぎしりを及ぼそう、と主なるあなたがたの神は言う。
53 わたしは、業を行うように命じられながら敵の手によって、また暴虐によってそれを妨げられたすべての者に関して、あなたがたを慰めるために、これをあなたがたへの一つの例とする、と主なるあなたがたの神は言う。
54 わたしは主なるあなたがたの神であり、ミズーリの地で①殺された、あなたがたの心の②清い同胞をすべて救う、と主は言う。
55 さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしは再びあなたがたに命じる。わたしの名のためにまことにこの場所に一つの①家を建てて、わたしから命じられるすべてのことに忠実であることを②身をもって示し、また、わたしがあなたがたを祝福し、あなたがたに誉れと不死不滅と永遠の命を冠として与えることができるようにしなさい。
56 さて、わたしは、外来者の宿泊のために建てるように命じたわたしの①宿泊所に関して、あなたがたに言う。それをわたしの名のために建て、わたしの名を付け、わたしの僕ジョセフとその家族を代々そこに住まわせるようにしなさい。
57 この油注ぎを、わたしは彼の頭に行って、彼の祝福が彼の後の子孫の頭にも与えられるようにしたからである。
58 また、わたしは地のもろもろの部族について①アブラハムに言ったように、わたしの僕ジョセフにも言う。「あなたにより、またあなたの②子孫により、地の部族は祝福を受けるであろう。」
59 それゆえ、わたしの僕ジョセフと彼の後の子孫を、代々とこしえにいつまでも、その家に住まわせるようにしなさい、と主は言う。
60 また、その家をノーブーハウスと名付けなさい。そして、それが人にとって喜ばしい住まい、また疲れた旅人にとって休息所となるようにして、彼がシオンの栄光と、その隅石であるこの町の栄光をつくづくと考えられるようにしなさい。
61 また、名高い①栽培所となりシオンの防壁の上の②見張り人となるようにわたしが定めた者たちから、助言も受けられるようにしなさい。
62 見よ、まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕ジョージ・ミラーと、わたしの僕ライマン・ワイトと、わたしの僕ジョン・スナイダーと、わたしの僕ピーター・ホーズは、その家を建てるために、自らを組織し、その中の一人を選んで委員会を管理する会長にしなさい。
63 また、規約を作成し、それによりその家を建てるための株式資本を受け取れるようにしなければならない。
64 彼らはその家の株式として一株五十ドル未満を受け取ってはならない。また、その家の株式として、だれであろうと一人から一万五千ドルを受け取ることは許される。
65 しかし、だれであろうと一人から一万五千ドルを超える株式資本を受け取ることは許されない。
66 また、その家の株式として、だれであろうと一人から一株五十ドル未満を受け取ることも許されない。
67 また、だれであろうと株を受け取るときに彼らの手にその株式資本を払い込まない者を、この家の株主として受け入れることは許されない。
68 また、彼は彼らの手に払い込む株式資本に比例して、その家の株を受け取る。しかし、もしも彼らの手に払い込みをしなければ、彼はその家の株を一切受け取ってはならない。
69 また、だれであろうと彼らの手に株式資本を払い込むならば、それは、彼自身と代々の後の子孫のために、その家の株に交換される。彼とその相続人がその株を保有して、彼ら自身の自由意志と行為によりその株を売却あるいは譲渡しないかぎり、そのままである。あなたがたがわたしの思うところを行おうと思うならば、この指示に従うであろう、と主なるあなたがたの神は言う。
70 さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。もしわたしの僕ジョージ・ミラーと、わたしの僕ライマン・ワイトと、わたしの僕ジョン・スナイダーと、わたしの僕ピーター・ホーズは、現金で、あるいは現金に換えられる財産で、株式資本をその手に受け取るならば、その株式資本のいかなる部分であろうと、それをその家に関する以外どのような目的にも流用してはならない。
71 また、もし彼らがその株式資本のいかなる部分であろうと、株主の承諾なしにその家以外のどこかに流用するならば、そしてその家以外のどこかに流用するその株式資本の四倍を返済しなければ、彼らはのろわれ、その職から退けられる、と主なる神は言う。主なるわたしは神であり、これらのことのいずれに関しても①侮られることはあり得ないからである。
72 まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕ジョセフに、その家を建てるために、彼がよいと思うままに、彼らの手に株式資本を払い込ませなさい。しかし、わたしの僕ジョセフは、その家のために一万五千ドルを超える株式資本を払い込むことはできないし、五十ドルに満たない分も払い込むことはできない。ほかのいかなる者もそれはできない、と主は言う。
73 また、自分に関するわたしの思いを知りたいと望んでいる者たちがほかにもおり、彼らはわたしにそれを願い求めてきた。
74 それゆえ、わたしの僕ビンソン・ナイトについてあなたがたに言う。彼がわたしの思うところを行おうとするならば、彼に、彼自身と代々の後の子孫のために、その家の株式資本を出資させなさい。
75 また、彼に、民の中で長くかつ大きく声を上げて、貧しい者と乏しい者のことを①訴えさせなさい。彼は怠ってはならず、気落ちしてはならない。これを守れば、彼のささげ物はわたしにとってカインのささげ物のようではなくなるので、わたしはそれを②受け入れよう。そして、彼はわたしのものとなる、と主は言う。
76 彼の家族を喜ばせ、彼らの心を苦難から転じさせなさい。わたしは彼を選び、彼に油を注ぎ、そして彼は家族の中で誉れを与えられるからである。わたしは彼のすべての罪を赦そう、と主は言う。アーメン。
77 まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕ハイラムに、彼がよいと思うままに、彼自身と代々の後の子孫のために、その家の株式資本を出資させなさい。
78 わたしの僕アイザック・ギャランドに、その家の株式資本を出資させなさい。主なるわたしは彼が行ってきたことのゆえに彼を愛し、彼のすべての罪を赦す。それゆえ、彼がその家の株を持っていることを代々覚えておきなさい。
79 わたしの僕アイザック・ギャランドがあなたがたの中から選ばれ、わたしの僕ウィリアム・マークスによって聖任され、彼から祝福を受けて、わたしの僕ハイラムとともに出かけ、わたしの僕ジョセフが彼らに指示する業を成し遂げられるようにしなさい。そうすれば、彼らは大いに祝福されるであろう。
80 わたしの僕ウィリアム・マークスに、彼がよいと思うままに、彼自身と代々の子孫のために、その家の株式資本を払い込ませなさい。
81 わたしの僕ヘンリー・G・シャーウッドに、彼がよいと思うままに、彼自身と代々の後の子孫のために、その家の株式資本を払い込ませなさい。
82 わたしの僕ウィリアム・ローに、彼自身と代々の後の子孫のために、その家の株式資本を払い込ませなさい。
83 彼がわたしの思うところを行おうとするならば、彼に、東の地、すなわちカートランドに家族を連れて行かせてはならない。それでも、主なるわたしはカートランドを築き上げる。しかし、主なるわたしはその住民に対して懲らしめを用意している。
84 わたしの僕アルモン・バビットについては、わたしが喜ばない多くのことがある。見よ、彼はわたしが定めた助言、すなわちわたしの教会の大管長会の助言の代わりに、自分の助言を確立しようと切望している。彼はわたしの民が礼拝するために一つの①金の子牛を掲げている。
85 わたしの戒めを守ろうとしてここに来た者をだれも、この場所から①去らせないようにしなさい。
86 彼らがここに住むならば、わたしのために生きるようにさせ、もしも死ぬならば、わたしのために死ぬようにさせなさい。彼らはここでその労苦をすべて解かれて①休み、彼らの業を続けるであろう。
87 それゆえ、わたしの僕ウィリアムに、わたしを信頼させ、この地の病気のことで家族について心配するのをやめさせなさい。あなたがたはわたしを①愛するならば、わたしの戒めを守りなさい。そうすれば、この地の病気はあなたがたに栄光を②もたらすであろう。
88 わたしの僕ウィリアムに、わたしの①御霊に感じるままに、ウォーソーの住民と、カーセージの住民と、バーリントンの住民と、マディソンの住民に対して、大声で、大いなる喜びをもってわたしの永遠の福音を宣言させなさい。また、わたしの総大会でさらに指示が与えられるのを、忍耐強くかつ熱心に待ち望ませなさい、と主は言う。
89 彼がわたしの思うところを行おうとするならば、彼に、今から後、わたしの僕ジョセフの助言に聞き従わせ、自分が持っているもので①貧しい者を支えさせ、また地に住む者のためにわたしの聖なる言葉の②新しい翻訳を出版させなさい。
90 彼がこれを行おうとするならば、わたしは多くの祝福をもって彼を①祝福して、彼が見捨てられることも、その子孫がパンを②請うこともないようにしよう。
91 さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕ウィリアムを、わたしの僕ハイラムの代わりにわたしの僕ジョセフの顧問として選び、聖任し、油を注ぎなさい。それは、わたしの僕ハイラムが、祝福によって、また権利によって、彼の父親により任命された①祝福師という神権の職に就くためである。
92 それは、今から後、彼がわたしの民のすべての頭に授ける①祝福師の祝福の鍵を持ち、
93 彼の祝福する者が祝福され、彼の①のろう者がのろわれ、また彼が地上で②つなぐことが何でも天でつながれ、彼が地上で解くことが何でも天で解かれるためである。
94 これから先、わたしは彼を任命して、わたしの僕ジョセフと同様に、わたしの教会のために預言者、①聖見者、啓示者とする。
95 それは、彼がわたしの僕ジョセフと力を合わせて働くためであり、またわたしの僕ジョセフから助言を受けるためである。わたしの僕ジョセフは彼にもろもろの①鍵を示すであろう。これらの鍵によって、彼は求めれば与えられ、またかつてわたしの僕②オリバー・カウドリに与えられた同じ祝福と、栄光と、誉れと、神権と、神権の賜物を冠として受けるのである。
96 それは、わたしの僕ハイラムが、わたしが彼に示すことを証して、彼の名が代々とこしえにいつまでも尊敬を込めて覚えられるためである。
97 わたしの僕ウィリアム・ローにも、もろもろの鍵を与えて、それらの鍵によって彼が祝福を求めれば与えられるようにしなさい。彼がわたしの前に①謙遜であって、偽りがないようにさせなさい。そうすれば、彼はわたしの御霊、すなわち②慰め主を受けるであろう。その慰め主は、すべてのことについて彼に真理を明らかにし、また彼の言うべきことを必要なときに彼に知らせるであろう。
98 また、彼にはこのような①しるしが伴う。すなわち、彼は病人を②癒し、悪霊を追い出し、また猛毒を盛る者から救い出されるであろう。
99 また、彼は①毒蛇にかかとを捕らえられることのない道に導かれるであろう。また、②わしの翼に乗っているように、彼の思い描く事柄の中を舞い上がるであろう。
100 彼が死者をよみがえらせることをわたしが望むならば、彼に、その声を抑えさせてはならない。
101 それゆえ、わたしの僕ウィリアムに、喜びと歓喜をもって、またとこしえにいつまでも御座に着いておられる御方に、「ホサナ」と叫びつつ、惜しむことなく声高らかに叫び求めさせなさい、と主なるあなたがたの神は言う。
102 見よ、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕ウィリアムと、わたしの僕ハイラムには、彼らのためだけの、ある使命を備えている。わたしの僕ジョセフは必要とされているので、家にとどまらせなさい。残りについては後にあなたがたに示す。まことにそのとおりである。アーメン。
103 さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕①シドニーがわたしに仕え、わたしの僕ジョセフの顧問であろうとするならば、彼を、立って上って来て召された職に就くようにさせ、わたしの前にへりくだらせなさい。
104 もし彼が受け入れられるささげ物をささげ、証を述べ、わたしの民とともにとどまるならば、見よ、主なるあなたがたの神であるわたしは、彼が癒されるように彼を癒そう。そして、彼は山々の上で再び声を上げ、わたしの前で①代弁者となるであろう。
105 彼を来させて、わたしの僕ジョセフが住む場所の近くに家族を住まわせるようにさせなさい。
106 また、彼が旅をしている間いつも、ラッパの音のように声を上げて、来るべき激しい怒りを逃れるよう地に住む者に警告させなさい。
107 彼にわたしの僕ジョセフを助けさせ、またわたしの僕ウィリアム・ローにもわたしの僕ジョセフを助けさせなさい。そして、わたしが以前にあなたがたに言ったように、地の王たちに厳粛に①宣言しなさい。
108 わたしの僕シドニーがわたしの思うところを行おうとするならば、彼の家族を①東の地に移させてはならない。しかし、わたしが言ったように、その住まいを変えさせなさい。
109 見よ、彼がわたしの指定した町、すなわち①ノーブー市から離れて、安全と避け所を見いだそうとすることは、わたしの思いにかなわない。
110 まことに、わたしはあなたがたに言う。まさに今、彼はわたしの声に聞き従うならば、幸いである。まことにそのとおりである。アーメン。
111 さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕エイモス・デイビーズに、宿泊のための家、すなわちノーブーハウスを建てるためにわたしが任命した者たちの手に株式資本を払い込ませなさい。
112 彼が株を持つことを望むならば、彼に、このように行わせなさい。また、わたしの僕ジョセフの助言に聞き従わせ、人々の信頼を得るために自分の手を使って働かせなさい。
113 彼は、自分に任せられたすべてのこと、すなわちわずかなものにも忠実であることを身をもって示すとき、多くを①治める者とされるであろう。
114 それゆえ、彼が①高くされるために、自分自身を低くさせなさい。まことにそのとおりである。アーメン。
115 さらにまた、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕ロバート・D・フォスターがわたしの声に従おうとするならば、彼に、わたしの僕ジョセフと結んだ契約に従って、折々門が開かれるのに応じて、ジョセフのために一軒の家を建てさせなさい。
116 彼に、愚かな行為をすべて悔い改めさせ、①慈愛をまとわせ、悪を行うことをやめさせ、彼の無情な言葉をすべて捨てさせなさい。
117 また、彼自身と代々の後の子孫のために、ノーブーハウスの委員会の手に株式資本を払い込ませなさい。
118 わたしの僕たち、ジョセフとハイラムとウィリアム・ローの助言に聞き従わせ、またわたしがシオンの基を据えるために召した権能を持つ者たちにも聞き従わせなさい。そうすれば、とこしえにいつまでも、彼は幸いである。まことにそのとおりである。アーメン。
119 さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。『モルモン書』と、わたしがあなたがたに与えた数々の啓示を信じる者でなければ、だれにもノーブーハウスの委員会に株式資本を払い込ませてはならない、と主なるあなたがたの神は言う。
120 ①これ以上のもの、あるいはこれ以下のものは悪から来て、祝福ではなく、のろいが伴うからである、と主なるあなたがたの神は言う。まことにそのとおりである。アーメン。
121 さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。ノーブーハウスの委員会の者には、彼らがノーブーハウスを建てるに当たって行うすべての働きに対して、正当な俸給を得させなさい。彼らの俸給は、その金額について彼ら自身の間で同意するとおりにしなさい。
122 彼らの生活のために必要であれば、彼らの俸給に対する割り前を、株式資本を払い込む各人が負担するようにしなさい、と主は言う。そうでなければ、彼らの働きは、彼らのためにその家の株式資本に算入される。まことにそのとおりである。アーメン。
123 まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしは今、わたしの神権に属する①役員をあなたがたに与えて、あなたがたがその②鍵、すなわち③メルキゼデクの位に従う、またわたしの独り子の位に従う神権の鍵を持てるようにする。
124 最初に、わたしはあなたがたにハイラム・スミスを与えて、あなたがたへの①祝福師とし、わたしの教会の②結び固めの祝福、すなわち③約束の聖なる御霊を持つ者とする。あなたがたは、誘惑の時があなたがたに及んでも倒れることのないように、その約束の聖なる御霊により贖いの日まで④結び固められるのである。
125 わたしはあなたがたに、わたしの僕ジョセフを与えて、わたしの教会のすべてを管理する管理長老とし、翻訳者、啓示者、①聖見者、預言者とする。
126 わたしは彼に、顧問としてわたしの僕シドニー・リグドンとわたしの僕ウィリアム・ローを与えて、これらの者が全教会のために①神託を受ける大管長会の定員会を構成するようにする。
127 わたしはあなたがたに、わたしの僕①ブリガム・ヤングを与えて、十二使徒巡回評議会を管理する会長とする。
128 この①十二使徒は、地の四隅にわたしの王国の権能を開き、その後、すべての造られたものにわたしの言葉を②送り出す鍵を持つ。
129 これらの者は、ヒーバー・C・キンボール、パーリー・P・プラット、オーソン・プラット、オーソン・ハイド、ウィリアム・スミス、ジョン・テーラー、ジョン・E・ページ、ウィルフォード・ウッドラフ、ウィラード・リチャーズ、ジョージ・A・スミスである。
130 ①デビッド・パッテンは、わたしがわたし自身のもとに②受け入れた。見よ、彼の神権を彼から取り去る者はだれもいない。しかし、まことに、わたしはあなたがたに言う。別の者をその召しに任命してもよい。
131 さらにまた、わたしはあなたがたに言う。わたしはあなたがたに、シオンの隅石のために①高等評議会を与える。
132 すなわち、サミュエル・ベント、ヘンリー・G・シャーウッド、ジョージ・W・ハリス、チャールズ・C・リッチ、トーマス・グローバー、ニューエル・ナイト、デビッド・ドート、ダンバー・ウィルソン--セイモア・ブランソンは、わたしがわたし自身のもとに受け入れた。彼の神権を取り去る者はだれもいない。しかし、彼の代わりに別の者をその神権に任じてもよい。まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕アロン・ジョンソンを彼の代わりにこの召しに聖任しなさい--デビッド・フルマー、アルフィアス・カトラー、ウィリアム・ハンティントンである。
133 さらにまた、わたしはあなたがたにドン・C・スミスを与えて、大祭司の定員会を管理する会長とする。
134 この儀式は、散在しているそれぞれの①ステークを管理する常任の会長すなわち僕に任命される者たちに資格を与える目的で制定されている。
135 彼らは望むならば旅をしてもよいが、むしろ常任の会長として聖任されている。これは彼らが召された職である、と主なるあなたがたの神は言う。
136 わたしは彼に、顧問としてアマサ・ライマンとノア・パッカードを与えて、彼らがわたしの教会の大祭司の定員会を管理するようにする、と主は言う。
137 さらにまた、わたしはあなたがたに言う。わたしはあなたがたに、ジョン・A・ヒックスと、サミュエル・ウィリアムズと、ジェシー・ベーカーを与える。彼らの神権は①長老の定員会を管理するものであり、その定員会は常任教導者となるために設けられている。しかしながら、彼らは旅をしてもよいが、それでもわたしの教会の常任教導者となるために聖任されている、と主は言う。
138 さらにまた、わたしはあなたがたに、ジョセフ・ヤング、ジョサイア・バターフィールド、ダニエル・マイルズ、ヘンリー・ヘリマン、ゼラ・パルシファー、リーバイ・ハンコック、ジェームズ・フォスターを与えて、彼らが①七十人の定員会を管理するようにする。
139 この定員会は、巡回高等評議会すなわちわたしの使徒たちが、わたしの前に道を備えるために彼らを遣わす所であればどこででも、全世界でわたしの名について証する巡回長老のために設けられている。
140 この定員会と長老の定員会の違いは、一方が絶えず旅をするのに対して、他方は折々諸教会を管理するところにある。長老の定員会は折々管理の責任を持つが、七十人の定員会は管理の責任を持たない、と主なるあなたがたの神は言う。
141 さらにまた、わたしはあなたがたに言う。わたしはあなたがたに、ビンソン・ナイトと、サミュエル・H・スミスと、シャドラク・ラウンディー(もし彼が受け入れるならば)を与えて、彼らが①ビショップリックを管理するようにする。このビショップリックについては、『②教義と聖約』の書の中に述べられている。
142 さらにまた、わたしはあなたがたに言う。祭司のためにサミュエル・ロルフと彼の顧問たちを、また教師の会長とその顧問たち、執事の会長とその顧問たち、またステークの会長とその顧問たちをあなたがたに与える。
143 以上の職とその鍵をわたしがあなたがたに授けたのは、助けのため、管理のため、奉仕の業とわたしの聖徒たちの①完成のためである。
144 また、わたしはあなたがたに戒めを与える。あなたがたはこれらの職をすべて満たし、わたしが述べたそれらの名前を総大会で①承認するか、そうでなければ、それらを否認しなければならない。
145 また、あなたがたはわたしの名のためにわたしの家を建てるとき、そこにこれらすべての職のための部屋を用意しなければならない、と主なるあなたがたの神は言う。まことにそのとおりである。アーメン。