聖文
教義と聖約124


第124章

千八百四十一年ねん一月がつ十九日にち、イリノイ州しゅうノーブーにおいて、預よ言げん者しゃジョセフ・スミスに与あたえられた啓けい示じ。役やく人にんによる迫はく害がいと不ふ法ほうな行こう為いが増ましてきたため、聖せい徒とたちはミズーリ州しゅうを立たち去さらざるを得えなかった。千八百三十八年ねん十月がつ二十七日にち付づけで、ミズーリ州しゅう知ち事じリルバーン・W・ボッグズによって発はっ布ぷされた撲ぼく滅めつ令れいは、彼かれらに選せん択たくの余よ地ちをまったく与あたえなかった。この啓けい示じが与あたえられた千八百四十一年ねんには、かつてイリノイ州しゅうコマースという村むらがあった場ば所しょに、聖せい徒とたちによってノーブー市しが築きずかれ、ここに教きょう会かいの本ほん部ぶが設もうけられていた。

1-14ジョセフ・スミスは、合がっ衆しゅう国こく大だい統とう領りょう、知ち事じたち、およびすべての国くにの統とう治ち者しゃたちに、福ふく音いんを厳げん粛しゅくに宣せん言げんするよう命めいじられる。15-21ハイラム・スミス、デビッド・W・パッテン、ジョセフ・スミス・シニア、および生せい者しゃと死し者しゃの中なかにいるその他たの人ひと々びとが、彼かれらの高こう潔けつさと徳とくのゆえに祝しゅく福ふくされる。22-28聖せい徒とたちは、外がい来らい者しゃをもてなすための家いえと神しん殿でんをノーブーに建たてるように命めいじられる。29-36死し者しゃのためのバプテスマは、神しん殿でん内ないで執しっ行こうしなければならない。37-44主しゅの民たみは、聖せいなる儀ぎ式しきの執しっ行こうのためにいつも神しん殿でんを建たてる。45-55聖せい徒とたちは、敵てきの暴ぼう虐ぎゃくがあるので、ジャクソン郡ぐんに神しん殿でんを建たてることを免めん除じょされる。56-83ノーブーハウスの建けん築ちくのために、数かず々かずの指し示じが与あたえられる。84-96ハイラム・スミスは召めされて、祝しゅく福ふく師しとなり、もろもろの鍵かぎを受うけ、オリバー・カウドリの得えていた職しょくに就つく。97-122ウィリアム・ローと他たの人ひと々びとは、彼かれらの働はたらきに関かんして忠ちゅう告こくされる。123-145中ちゅう央おうと地じ元もとの役やく員いんたちが指し名めいされ、彼かれらの義ぎ務むと所しょ属ぞくする定てい員いん会かいが告つげられる。

1まことに、主しゅはあなた、すなわちわたしの僕しもべジョセフ・スミスにこのように言いう。わたしは、あなたのなしたささげ物ものと証あかしとを心こころから喜よろこんでいる。わたしがあなたを立たてたのは、この目もく的てきのためである。すなわち、地ちの弱よわい者ものたちによってわたしの知ち恵えを示しめすためである。

2あなたの祈いのりをわたしは受うけ入いれる。そして、祈いのりへの答こたえとして、わたしはあなたに言いう。わたしの福ふく音いんと、このステークについて、直ただちに厳げん粛しゅくに宣せん言げんするために、あなたは今いま召めされている。このステークは、シオンの隅すみ石いしとなるようにわたしが設もうけたものであり、宮きゅう殿でんのような優ゆう美びさをもって磨みがき上あげられるであろう。

3この宣せん言げんは、世せ界かいの四よ隅すみに至いたるまで、世よのすべての王おうに、またあなたが住すんでいる国くにの高こう潔けつな次じ期き大だい統とう領りょうと気け高だかい知ち事じたちに、また散さん在ざいしている地ちのすべての国くに々ぐにに発はっせられなければならない。

4これを、柔にゅう和わな心こころをもって、聖せい霊れいの力ちからによって、書かき記しるしなさい。これを書かき記しるすときに、聖せい霊れいがあなたの内うちに宿やどるであろう。

5それらの王おうや役やく人にんに関かんするわたしの思おもい、すなわち将しょう来らい何なにが彼かれらに起おこるかは、聖せい霊れいによってあなたに知しらされるからである。

6見みよ、わたしは、シオンの光ひかりと栄えい光こうを心こころに留とめるように、彼かれらに呼よびかけようとしている。シオンに恵めぐみを授さずける定さだめられた時ときが来きたからである。

7それゆえ、あなたがたは彼かれらを恐おそれることなく、声こえ高たからかに宣せん言げんし、あなたがたの証あかしを述のべて彼かれらに呼よびかけなさい。彼かれらは草くさのようであり、彼かれらの栄えい華がは皆みな、すぐに散ちる花はなのようだからである。彼かれらにそうするのは、彼かれらに弁べん解かいの余よ地ちがないようにするためである。

8またそれは、わたしがわたしの顔かおの覆おおいを取とり去さる刑けい罰ばつの日ひに彼かれらを訪おとずれ、虐しいたげる者ものの場ば所しょを偽ぎ善ぜん者しゃの中なかに定さだめるためである。もしも彼かれらがわたしの僕しもべたちと、わたしが彼かれらに明あきらかにしたわたしの証あかしとを拒こばむならば、彼かれらはそこで歯はぎしりをするであろう。

9さらにまた、わたしはあなたがたの益えきのために彼かれらの多おおくを訪おとずれ、彼かれらの心こころを和やわらげ、それによって、あなたがたが彼かれらの前まえに恵めぐみを得えるように、また彼かれらが真しん理りの光ひかりに来くるように、そして異い邦ほう人じんがシオンをあがめるように、すなわち高たかめるようにしよう。

10あなたがたの思おもいがけないときに、わたしの刑けい罰ばつの日ひは速すみやかに来くる。わたしの民たみの安あん全ぜんはどこにあり、またわたしの民たみの残のこされた者ものたちの避さけ所どころはどこにあるであろうか。

11目めを覚さましなさい、おお、地ちの王おうたちよ。来きなさい。おお、わたしの民たみを助たすけるために、あなたがたの金きんと銀ぎんを持もって、シオンの娘むすめたちの家いえに来きなさい。

12さらにまた、まことに、わたしはあなたに言いう。わたしの僕しもべロバート・B・トンプソンに、あなたがこの宣せん言げんを書かく手伝てつだいをさせなさい。わたしは彼かれのことを、また彼かれがあなたとともにいることを心こころから喜よろこんでいる。

13それゆえ、彼かれがあなたの助じょ言げんに聞きき従したがうようにさせなさい。そうすれば、わたしは多おおくの祝しゅく福ふくをもって彼かれを祝しゅく福ふくしよう。今いまから後のち、彼かれがあらゆる点てんで忠ちゅう実じつかつ誠せい実じつであるようにさせなさい。そうすれば、彼かれはわたしの目めに大おおいなる者ものとなるであろう。

14しかし、わたしが管かん理り人にんの職しょくの報ほう告こくを彼かれの手てに求もとめるということを、彼かれに覚おぼえておかせなさい。

15さらにまた、まことに、わたしはあなたに言いう。わたしの僕しもべハイラム・スミスは幸さいわいである。彼かれの心こころが高こう潔けつであるので、また彼かれがわたしの前まえに正ただしいことを愛あいするので、主しゅなるわたしは彼かれを愛あいする、と主しゅは言いう。

16さらに、わたしの僕しもべジョン・C・ベネットに、王おうたちと地ちの民たみにわたしの言こと葉ばを送おくり出だすあなたの務つとめを助たすけさせ、また苦く難なんのときにあなた、すなわちわたしの僕しもべジョセフ・スミスの傍かたわらに立たたせなさい。彼かれは勧かん告こくを受うけ入いれるならば、報むくいを失うしなうことはないであろう。

17愛あいがあるので、彼かれは大おおいなる者ものとなるであろう。彼かれはこのことを行おこなうならば、わたしのものとなる、と主しゅは言いう。わたしは彼かれが行おこなってきたことを見みた。彼かれがそれを続つづけるならば、わたしは彼かれの行おこないを受うけ入いれて、彼かれにもろもろの祝しゅく福ふくと大おおいなる栄えい光こうの冠かんむりを与あたえよう。

18さらにまた、わたしはあなたに言いう。わたしの思おもいは、わたしの僕しもべライマン・ワイトが柔にゅう和わな心こころをもってシオンのために教おしえを説とき続つづけ、世よの人ひと々びとの前まえにわたしを信しんじていることを告こく白はくすることである。そうすれば、わたしは、わしの翼つばさに乗のせるように彼かれを支ささえよう。そして、彼かれは彼かれ自じ身しんのためとわたしの名なのために、栄えい光こうと誉ほまれを得えるであろう。

19それは、彼かれがその業わざを終おえるとき、現げん在ざいわたしとともにいるわたしの僕しもべデビッド・パッテンと、またわたしの僕しもべエドワード・パートリッジと、またわたしの年とし老おいた僕しもべジョセフ・スミス・シニアを迎むかえたように、わたしが彼かれをわたし自じ身しんのもとに迎むかえるからである。ジョセフ・スミス・シニアはアブラハムの右みぎに座ざしており、幸さいわいな者ものであり、聖せいなる者ものである。彼かれはわたしのものだからである。

20さらにまた、まことに、わたしはあなたに言いう。わたしの僕しもべジョージ・ミラーには偽いつわりがない。その心こころが高こう潔けつであるので、彼かれは信しん頼らいできる。そして、彼かれがわたしの証あかしに抱いだいている愛あいのゆえに、主しゅなるわたしは彼かれを愛あいするのである。

21それゆえ、わたしはあなたに言いう。わたしの僕しもべエドワード・パートリッジに行おこなったように、わたしは、彼かれの頭ず上じょうにビショップの職しょくを結むすび固かためて、彼かれがわたしの家いえの奉ほう献けん物ぶつを受うけ取とり、わたしの民たみの中なかの貧まずしい者ものの頭ず上じょうに祝しゅく福ふくを与あたえられるようにする、と主しゅは言いう。わたしの僕しもべジョージはわたしをあがめるので、だれも彼かれを軽かろんじてはならない。

22わたしの僕しもべジョージと、わたしの僕しもべライマンと、わたしの僕しもべジョン・スナイダーと、他たの者ものたちは、わたしの僕しもべジョセフが示しめすような家いえを一軒けん、彼かれが示しめす場ば所しょに、わたしの名なのために建たてなさい。

23それは宿しゅく泊はくするための家いえ、すなわち遠とおくから来くる外がい来らい者しゃが滞たい在ざいする家いえとなる。それゆえそれは、疲つかれた旅たび人びとが主しゅの言こと葉ばと、わたしがシオンのために定さだめた隅すみ石いしについて、つくづくと考かんがえる間あいだ、健けん康こうと安あん全ぜんを得えられるように、そのまま受うけ入いれるに値あたいする立りっ派ぱな家いえでなければならない。

24この家いえをわたしの名なのために建たてるならば、そして任にん命めいされる館かん長ちょうがいかなる汚けがれもそこに入はいって来くることがないようにするならば、それは健けん全ぜんな住すまいとなるであろう。それは聖せいなるものでなければならない。そうでなければ、主しゅなるあなたがたの神かみはそこに住すまない。

25さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。わたしの聖せい徒とたちを皆みな遠とおくから来こさせなさい。

26あなたがたは足あしの速はやい使し者しゃたち、すなわち選えらばれた使し者しゃたちを遣つかわして、彼かれらに言いいなさい。「あなたがたのすべての金きんと、銀ぎんと、宝ほう石せきと、すべての古こ物ぶつを携たずさえて来きなさい。また、古こ物ぶつについての知ち識しきを持もっている者もので、来くることを望のぞみ、かつ来くることのできる者ものを、皆みな伴ともなって来きなさい。また、つげの木きと、もみの木きと、松まつの木きを、地ちのすべての貴とうとい木きとともに持もって来きなさい。

27また、鉄てつと、銅どうと、真しん鍮ちゅうと、亜あ鉛えんと、地ちのすべての貴とうといものも持もって来きなさい。そして、いと高たかき方かたが住すめるように、わたしの名なのために一つの家いえを建たてなさい」と。

28それは、いと高たかき者ものが来きて、失うしなわれたもの、すなわちいと高たかき者ものが取とり去さったもの、すなわち完かん全ぜんな神しん権けんを再ふたたびあなたがたに回かい復ふくできる場ば所しょが地ち上じょうにないからである。

29それは、彼かれら、すなわちわたしの聖せい徒とたちが死し者しゃの代かわりにバプテスマを受うけるバプテスマフォントが地ち上じょうにないからである。

30すなわち、この儀ぎ式しきはわたしの家いえに属ぞくするものであり、あなたがたがわたしのために家いえを建たてることのできないほど貧まずしいときを除のぞいて、わたしはこれを受うけ入いれることはあり得えない。

31しかし、わたしはあなたがた、すなわち、わたしの聖せい徒とであるあなたがたすべてに命めいじる。わたしのために家いえを建たてなさい。わたしのために家いえを建たてるのに十じゅう分ぶんな時じ間かんを、わたしはあなたがたに与あたえる。そして、この期き間かん中ちゅうは、あなたがたのバプテスマを受うけ入いれる。

32しかし見みよ、この定さだめられた期き間かんが終おわると、わたしはあなたがたの死し者しゃのためのバプテスマを受うけ入いれない。そして、もしあなたがたが定さだめられた期き間かんの終おわりにこれらのことを行おこなわなければ、あなたがたの死し者しゃとともに、あなたがたは教きょう会かいとして拒こばまれるであろう、と主しゅなるあなたがたの神かみは言いう。

33まことに、わたしはあなたがたに言いう。死し者しゃのためのバプテスマの儀ぎ式しきを行おこなう家いえをわたしのために建たてる十じゅう分ぶんな時じ間かんを得えた後のちは、あなたがたの死し者しゃのためのバプテスマを受うけ入いれることはあり得えない。これは、死し者しゃのためのバプテスマを行おこなう場ば所しょとして、創そう世せいの前まえから定さだめられたものである。

34あなたがたは誉ほまれと栄えい光こうを受うけるために、そこで聖せいなる神しん権けんの鍵かぎを授さずけられるのである。

35この期き間かんが過すぎた後のちは、散さん在ざいしている者ものたちによる死し者しゃのためのバプテスマをわたしは受うけ入いれない、と主しゅは言いう。

36シオンとそのステークとエルサレム、すなわち、わたしが避さけ所どころとして定さだめたそれらの場ば所しょは、あなたがたの死し者しゃのためのバプテスマを行おこなう所ところとなる、と定さだめられているからである。

37さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。あなたがたがわたしの名なのために建たてた家いえであなたがたの洗あらいを行おこなわなくて、どうしてそれがわたしに受うけ入いれられようか。

38わたしがモーセに、一つの幕まく屋やを建たてるように、そして荒あれ野のの中なかをそれを運はこんで行いくように、また約やく束そくの地ちで一つの家いえを建たてるように命めいじたのはこのためである。そうすることによって、世せ界かいが存そん在ざいする前まえから隠かくされてきた儀ぎ式しきを明あきらかにするためであった。

39それゆえ、まことに、わたしはあなたがたに言いう。あなたがたの油あぶら注そそぎと、あなたがたの洗あらいと、あなたがたの死し者しゃのためのバプテスマと、あなたがたの聖せい会かいと、レビの子こらによるあなたがたの犠ぎ牲せいの記き念ねんと、あなたがたが神かみとの交まじわりを受うける最もっとも聖せいなる場ば所しょにおけるあなたがたの神しん託たくと、シオンの啓けい示じと基もといの始はじまりのための、またシオンのすべての町まちの栄えい光こうと誉ほまれとエンダウメントのためのあなたがたの掟おきてと裁さい決けつは、わたしの聖せいなる名なのために建たてるようにとわたしの民たみに常つねに命めいじられる、わたしの聖せいなる家いえの儀ぎ式しきによって定さだめられる。

40まことに、あなたがたに言いう。わたしの名なのためにこの家いえを建たてて、わたしがそこで民たみに儀ぎ式しきを示しめすことができるようにしなさい。

41わたしは創そう世せいの前まえから隠かくされてきたこと、すなわち時とき満みちる神しん権けん時じ代だいに関かんすることを、わたしの教きょう会かいに示しめそうと思おもうからである。

42わたしはこの家いえに関かんするすべてのことと、その神しん権けんと、これを建たてる場ば所しょをわたしの僕しもべジョセフに示しめそう。

43あなたがたは、これを建たてることを考かんがえた場ば所しょに、これを建たてなければならない。そこは、これを建たてるようにわたしがあなたがたのために選えらんだ場ば所しょだからである。

44あなたがたが勢せい力りょくを尽つくして働はたらくならば、わたしはその場ば所しょを聖せい別べつして、聖せいなる所ところとしよう。

45そして、わたしの民たみが、わたしの声こえと、わたしの民たみを導みちびくためにわたしが任にん命めいした僕しもべたちの声こえに聞きき従したがうならば、見みよ、まことに、わたしは言いうが、彼かれらはその場ば所しょから移うつされることはない。

46しかし、もし彼かれらがわたしの声こえにも、わたしが任にん命めいしたこれらの者ものの声こえにも聞きき従したがおうとしなければ、彼かれらはわたしの聖せいなる地ちと、聖せいなる儀ぎ式しきと憲けん章しょうと、わたしが彼かれらに与あたえる聖せいなる言こと葉ばを汚けがすので、祝しゅく福ふくされないであろう。

47そして、もしあなたがたがわたしの名なのために家いえを建たてながら、わたしの言いうことを行おこなわなければ、わたしはあなたがたに立たてる誓ちかいを果はたさず、あなたがたがわたしの手てに期き待たいする約やく束そくも履り行こうしない、と主しゅは言いう。

48あなたがたは、祝しゅく福ふくの代かわりに、あなたがた自じ身しんの行おこないによって、すなわちあなたがたの愚おろかな行こう為いによって、またあなたがたがわたしの前まえでなすすべての忌いまわしい行おこないによって、あなたがた自じ身しんの頭こうべにのろいと激はげしい怒いかり、憤いきどおり、および裁さばきを招まねくからである。

49まことに、まことに、あなたがたに言いう。わたしが人ひとの子こらのだれかにわたしの名なのためにある業わざを行おこなうよう命めいじ、そしてそれら人ひとの子こらが勢せい力りょくを尽つくし、彼かれらの持もっているすべてを尽つくしてその業わざを成なし遂とげるように努つとめ、かつ熱ねっ心しんであることをやめなければ、彼かれらの敵てきが彼かれらを襲おそって、彼かれらがその業わざを成なし遂とげるのを妨さまたげるとき、見みよ、わたしは当とう然ぜんのこととして、もう人ひとの子こらの手てにその業わざを求もとめることはなく、彼かれらのささげ物ものを受うけ入いれる。

50そして、わたしの業わざを妨さまたげた者ものが悔くい改あらためず、わたしを憎にくむかぎり、わたしは彼かれらの頭こうべに、三代だい、四代だいに至いたるまで、罪ざい悪あくの報むくいと、わたしの聖せいなる律りっ法ぽうと戒いましめに背そむいたことの報むくいをもたらす、と主しゅなる神かみは言いう。

51それゆえ、この理り由ゆうで、ミズーリ州しゅうジャクソン郡ぐんにわたしの名なのために一つの町まちと一つの家いえを建たてるようにわたしから命めいじられたが、敵てきによって妨さまたげられた者ものたちの、そのささげ物ものをわたしは受うけ入いれたのである、と主しゅなるあなたがたの神かみは言いう。

52敵てきが悔くい改あらためず、わたしを憎にくむかぎり、わたしは彼かれらの頭こうべに、三代だい、四代だいに至いたるまで、裁さばきと激はげしい怒いかり、憤いきどおり、悲ひ嘆たん、苦く悩のう、歯はぎしりを及およぼそう、と主しゅなるあなたがたの神かみは言いう。

53わたしは、業わざを行おこなうように命めいじられながら敵てきの手てによって、また暴ぼう虐ぎゃくによってそれを妨さまたげられたすべての者ものに関かんして、あなたがたを慰なぐさめるために、これをあなたがたへの一つの例れいとする、と主しゅなるあなたがたの神かみは言いう。

54わたしは主しゅなるあなたがたの神かみであり、ミズーリの地ちで殺ころされた、あなたがたの心こころの清きよい同胞はらからをすべて救すくう、と主しゅは言いう。

55さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。わたしは再ふたたびあなたがたに命めいじる。わたしの名なのためにまことにこの場ば所しょに一つの家いえを建たてて、わたしから命めいじられるすべてのことに忠ちゅう実じつであることを身みをもって示しめし、また、わたしがあなたがたを祝しゅく福ふくし、あなたがたに誉ほまれと不ふ死し不ふ滅めつと永えい遠えんの命いのちを冠かんむりとして与あたえることができるようにしなさい。

56さて、わたしは、外がい来らい者しゃの宿しゅく泊はくのために建たてるように命めいじたわたしの宿しゅく泊はく所じょに関かんして、あなたがたに言いう。それをわたしの名なのために建たて、わたしの名なを付つけ、わたしの僕しもべジョセフとその家か族ぞくを代よ々よそこに住すまわせるようにしなさい。

57この油あぶら注そそぎを、わたしは彼かれの頭こうべに行おこなって、彼かれの祝しゅく福ふくが彼かれの後のちの子し孫そんの頭こうべにも与あたえられるようにしたからである。

58また、わたしは地ちのもろもろの部ぶ族ぞくについてアブラハムに言いったように、わたしの僕しもべジョセフにも言いう。「あなたにより、またあなたの子し孫そんにより、地ちの部ぶ族ぞくは祝しゅく福ふくを受うけるであろう。」

59それゆえ、わたしの僕しもべジョセフと彼かれの後のちの子し孫そんを、代よ々よとこしえにいつまでも、その家いえに住すまわせるようにしなさい、と主しゅは言いう。

60また、その家いえをノーブーハウスと名な付づけなさい。そして、それが人ひとにとって喜よろこばしい住すまい、また疲つかれた旅たび人びとにとって休きゅう息そく所じょとなるようにして、彼かれがシオンの栄えい光こうと、その隅すみ石いしであるこの町まちの栄えい光こうをつくづくと考かんがえられるようにしなさい。

61また、名な高だかい栽さい培ばい所じょとなりシオンの防ぼう壁へきの上うえの見み張はり人にんとなるようにわたしが定さだめた者ものたちから、助じょ言げんも受うけられるようにしなさい。

62見みよ、まことに、わたしはあなたがたに言いう。わたしの僕しもべジョージ・ミラーと、わたしの僕しもべライマン・ワイトと、わたしの僕しもべジョン・スナイダーと、わたしの僕しもべピーター・ホーズは、その家いえを建たてるために、自みずからを組そ織しきし、その中なかの一人ひとりを選えらんで委い員いん会かいを管かん理りする会かい長ちょうにしなさい。

63また、規き約やくを作さく成せいし、それによりその家いえを建たてるための株かぶ式しき資し本ほんを受うけ取とれるようにしなければならない。

64彼かれらはその家いえの株かぶ式しきとして一株かぶ五十ドル未み満まんを受うけ取とってはならない。また、その家いえの株かぶ式しきとして、だれであろうと一人ひとりから一万まん五千ドルを受うけ取とることは許ゆるされる。

65しかし、だれであろうと一人ひとりから一万まん五千ドルを超こえる株かぶ式しき資し本ほんを受うけ取とることは許ゆるされない。

66また、その家いえの株かぶ式しきとして、だれであろうと一人ひとりから一株かぶ五十ドル未み満まんを受うけ取とることも許ゆるされない。

67また、だれであろうと株かぶを受うけ取とるときに彼かれらの手てにその株かぶ式しき資し本ほんを払はらい込こまない者ものを、この家いえの株かぶ主ぬしとして受うけ入いれることは許ゆるされない。

68また、彼かれは彼かれらの手てに払はらい込こむ株かぶ式しき資し本ほんに比ひ例れいして、その家いえの株かぶを受うけ取とる。しかし、もしも彼かれらの手てに払はらい込こみをしなければ、彼かれはその家いえの株かぶを一いっ切さい受うけ取とってはならない。

69また、だれであろうと彼かれらの手てに株かぶ式しき資し本ほんを払はらい込こむならば、それは、彼かれ自じ身しんと代よ々よの後のちの子し孫そんのために、その家いえの株かぶに交こう換かんされる。彼かれとその相そう続ぞく人にんがその株かぶを保ほ有ゆうして、彼かれら自じ身しんの自じ由ゆう意い志しと行こう為いによりその株かぶを売ばい却きゃくあるいは譲じょう渡としないかぎり、そのままである。あなたがたがわたしの思おもうところを行おこなおうと思おもうならば、この指し示じに従したがうであろう、と主しゅなるあなたがたの神かみは言いう。

70さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。もしわたしの僕しもべジョージ・ミラーと、わたしの僕しもべライマン・ワイトと、わたしの僕しもべジョン・スナイダーと、わたしの僕しもべピーター・ホーズは、現げん金きんで、あるいは現げん金きんに換かえられる財ざい産さんで、株かぶ式しき資し本ほんをその手てに受うけ取とるならば、その株かぶ式しき資し本ほんのいかなる部ぶ分ぶんであろうと、それをその家いえに関かんする以い外がいどのような目もく的てきにも流りゅう用ようしてはならない。

71また、もし彼かれらがその株かぶ式しき資し本ほんのいかなる部ぶ分ぶんであろうと、株かぶ主ぬしの承しょう諾だくなしにその家いえ以い外がいのどこかに流りゅう用ようするならば、そしてその家いえ以い外がいのどこかに流りゅう用ようするその株かぶ式しき資し本ほんの四倍ばいを返へん済さいしなければ、彼かれらはのろわれ、その職しょくから退しりぞけられる、と主しゅなる神かみは言いう。主しゅなるわたしは神かみであり、これらのことのいずれに関かんしても侮あなどられることはあり得えないからである。

72まことに、わたしはあなたがたに言いう。わたしの僕しもべジョセフに、その家いえを建たてるために、彼かれがよいと思おもうままに、彼かれらの手てに株かぶ式しき資し本ほんを払はらい込こませなさい。しかし、わたしの僕しもべジョセフは、その家いえのために一万まん五千ドルを超こえる株かぶ式しき資し本ほんを払はらい込こむことはできないし、五十ドルに満みたない分ぶんも払はらい込こむことはできない。ほかのいかなる者ものもそれはできない、と主しゅは言いう。

73また、自じ分ぶんに関かんするわたしの思おもいを知しりたいと望のぞんでいる者ものたちがほかにもおり、彼かれらはわたしにそれを願ねがい求もとめてきた。

74それゆえ、わたしの僕しもべビンソン・ナイトについてあなたがたに言いう。彼かれがわたしの思おもうところを行おこなおうとするならば、彼かれに、彼かれ自じ身しんと代よ々よの後のちの子し孫そんのために、その家いえの株かぶ式しき資し本ほんを出しゅっ資しさせなさい。

75また、彼かれに、民たみの中なかで長ながくかつ大おおきく声こえを上あげて、貧まずしい者ものと乏とぼしい者もののことを訴うったえさせなさい。彼かれは怠おこたってはならず、気き落おちしてはならない。これを守まもれば、彼かれのささげ物ものはわたしにとってカインのささげ物もののようではなくなるので、わたしはそれを受うけ入いれよう。そして、彼かれはわたしのものとなる、と主しゅは言いう。

76彼かれの家か族ぞくを喜よろこばせ、彼かれらの心こころを苦く難なんから転てんじさせなさい。わたしは彼かれを選えらび、彼かれに油あぶらを注そそぎ、そして彼かれは家か族ぞくの中なかで誉ほまれを与あたえられるからである。わたしは彼かれのすべての罪つみを赦ゆるそう、と主しゅは言いう。アーメン。

77まことに、わたしはあなたがたに言いう。わたしの僕しもべハイラムに、彼かれがよいと思おもうままに、彼かれ自じ身しんと代よ々よの後のちの子し孫そんのために、その家いえの株かぶ式しき資し本ほんを出しゅっ資しさせなさい。

78わたしの僕しもべアイザック・ギャランドに、その家いえの株かぶ式しき資し本ほんを出しゅっ資しさせなさい。主しゅなるわたしは彼かれが行おこなってきたことのゆえに彼かれを愛あいし、彼かれのすべての罪つみを赦ゆるす。それゆえ、彼かれがその家いえの株かぶを持もっていることを代よ々よ覚おぼえておきなさい。

79わたしの僕しもべアイザック・ギャランドがあなたがたの中なかから選えらばれ、わたしの僕しもべウィリアム・マークスによって聖せい任にんされ、彼かれから祝しゅく福ふくを受うけて、わたしの僕しもべハイラムとともに出でかけ、わたしの僕しもべジョセフが彼かれらに指し示じする業わざを成なし遂とげられるようにしなさい。そうすれば、彼かれらは大おおいに祝しゅく福ふくされるであろう。

80わたしの僕しもべウィリアム・マークスに、彼かれがよいと思おもうままに、彼かれ自じ身しんと代よ々よの子し孫そんのために、その家いえの株かぶ式しき資し本ほんを払はらい込こませなさい。

81わたしの僕しもべヘンリー・G・シャーウッドに、彼かれがよいと思おもうままに、彼かれ自じ身しんと代よ々よの後のちの子し孫そんのために、その家いえの株かぶ式しき資し本ほんを払はらい込こませなさい。

82わたしの僕しもべウィリアム・ローに、彼かれ自じ身しんと代よ々よの後のちの子し孫そんのために、その家いえの株かぶ式しき資し本ほんを払はらい込こませなさい。

83彼かれがわたしの思おもうところを行おこなおうとするならば、彼かれに、東ひがしの地ち、すなわちカートランドに家か族ぞくを連つれて行いかせてはならない。それでも、主しゅなるわたしはカートランドを築きずき上あげる。しかし、主しゅなるわたしはその住じゅう民みんに対たいして懲こらしめを用よう意いしている。

84わたしの僕しもべアルモン・バビットについては、わたしが喜よろこばない多おおくのことがある。見みよ、彼かれはわたしが定さだめた助じょ言げん、すなわちわたしの教きょう会かいの大だい管かん長ちょう会かいの助じょ言げんの代かわりに、自じ分ぶんの助じょ言げんを確かく立りつしようと切せつ望ぼうしている。彼かれはわたしの民たみが礼れい拝はいするために一つの金きんの子こ牛うしを掲かかげている。

85わたしの戒いましめを守まもろうとしてここに来きた者ものをだれも、この場ば所しょから去さらせないようにしなさい。

86彼かれらがここに住すむならば、わたしのために生いきるようにさせ、もしも死しぬならば、わたしのために死しぬようにさせなさい。彼かれらはここでその労ろう苦くをすべて解とかれて休やすみ、彼かれらの業わざを続つづけるであろう。

87それゆえ、わたしの僕しもべウィリアムに、わたしを信しん頼らいさせ、この地ちの病びょう気きのことで家か族ぞくについて心しん配ぱいするのをやめさせなさい。あなたがたはわたしを愛あいするならば、わたしの戒いましめを守まもりなさい。そうすれば、この地ちの病びょう気きはあなたがたに栄えい光こうをもたらすであろう。

88わたしの僕しもべウィリアムに、わたしの御み霊たまに動うごかされるままに、ウォーソーの住じゅう民みんと、カーセージの住じゅう民みんと、バーリントンの住じゅう民みんと、マディソンの住じゅう民みんに対たいして、大おお声ごえで、大おおいなる喜よろこびをもってわたしの永えい遠えんの福ふく音いんを宣せん言げんさせなさい。また、わたしの総そう大たい会かいでさらに指し示じが与あたえられるのを、忍にん耐たい強づよくかつ熱ねっ心しんに待まち望のぞませなさい、と主しゅは言いう。

89彼かれがわたしの思おもうところを行おこなおうとするならば、彼かれに、今いまから後のち、わたしの僕しもべジョセフの助じょ言げんに聞きき従したがわせ、自じ分ぶんが持もっているもので貧まずしい者ものを支ささえさせ、また地ちに住すむ者もののためにわたしの聖せいなる言こと葉ばの新あたらしい翻ほん訳やくを出しゅっ版ぱんさせなさい。

90彼かれがこれを行おこなおうとするならば、わたしは多おおくの祝しゅく福ふくをもって彼かれを祝しゅく福ふくして、彼かれが見み捨すてられることも、その子し孫そんがパンを請こうこともないようにしよう。

91さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。わたしの僕しもべウィリアムを、わたしの僕しもべハイラムの代かわりにわたしの僕しもべジョセフの顧こ問もんとして選えらび、聖せい任にんし、油あぶらを注そそぎなさい。それは、わたしの僕しもべハイラムが、祝しゅく福ふくによって、また権けん利りによって、彼かれの父ちち親おやにより任にん命めいされた祝しゅく福ふく師しという神しん権けんの職しょくに就つくためである。

92それは、今いまから後のち、彼かれがわたしの民たみのすべての頭こうべに授さずける祝しゅく福ふく師しの祝しゅく福ふくの鍵かぎを持もち、

93彼かれの祝しゅく福ふくする者ものが祝しゅく福ふくされ、彼かれののろう者ものがのろわれ、また彼かれが地ち上じょうでつなぐことが何なんでも天てんでつながれ、彼かれが地ち上じょうで解とくことが何なんでも天てんで解とかれるためである。

94これから先さき、わたしは彼かれを任にん命めいして、わたしの僕しもべジョセフと同どう様ように、わたしの教きょう会かいのために預よ言げん者しゃ、聖せい見けん者しゃ、啓けい示じ者しゃとする。

95それは、彼かれがわたしの僕しもべジョセフと力ちからを合あわせて働はたらくためであり、またわたしの僕しもべジョセフから助じょ言げんを受うけるためである。わたしの僕しもべジョセフは彼かれにもろもろの鍵かぎを示しめすであろう。これらの鍵かぎによって、彼かれは求もとめれば与あたえられ、またかつてわたしの僕しもべオリバー・カウドリに与あたえられた同おなじ祝しゅく福ふくと、栄えい光こうと、誉ほまれと、神しん権けんと、神しん権けんの賜たま物ものを冠かんむりとして受うけるのである。

96それは、わたしの僕しもべハイラムが、わたしが彼かれに示しめすことを証あかしして、彼かれの名なが代よ々よとこしえにいつまでも尊そん敬けいを込こめて覚おぼえられるためである。

97わたしの僕しもべウィリアム・ローにも、もろもろの鍵かぎを与あたえて、それらの鍵かぎによって彼かれが祝しゅく福ふくを求もとめれば与あたえられるようにしなさい。彼かれがわたしの前まえに謙けん遜そんであって、偽いつわりがないようにさせなさい。そうすれば、彼かれはわたしの御み霊たま、すなわち慰なぐさめ主ぬしを受うけるであろう。その慰なぐさめ主ぬしは、すべてのことについて彼かれに真しん理りを明あきらかにし、また彼かれの言いうべきことを必ひつ要ようなときに彼かれに知しらせるであろう。

98また、彼かれにはこのようなしるしが伴ともなう。すなわち、彼かれは病びょう人にんを癒いやし、悪あく霊れいを追おい出だし、また猛もう毒どくを盛もる者ものから救すくい出だされるであろう。

99また、彼かれは毒どく蛇じゃにかかとを捕とらえられることのない道みちに導みちびかれるであろう。また、わしの翼つばさに乗のっているように、彼かれの思おもい描えがく事こと柄がらの中なかを舞まい上あがるであろう。

100彼かれが死し者しゃをよみがえらせることをわたしが望のぞむならば、彼かれに、その声こえを抑おさえさせてはならない。

101それゆえ、わたしの僕しもべウィリアムに、喜よろこびと歓かん喜きをもって、またとこしえにいつまでも御み座ざに着ついておられる御お方かたに、「ホサナ」と叫さけびつつ、惜おしむことなく声こえ高たからかに叫さけび求もとめさせなさい、と主しゅなるあなたがたの神かみは言いう。

102見みよ、わたしはあなたがたに言いう。わたしの僕しもべウィリアムと、わたしの僕しもべハイラムには、彼かれらのためだけの、ある使し命めいを備そなえている。わたしの僕しもべジョセフは必ひつ要ようとされているので、家いえにとどまらせなさい。残のこりについては後のちにあなたがたに示しめす。まことにそのとおりである。アーメン。

103さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。わたしの僕しもべシドニーがわたしに仕つかえ、わたしの僕しもべジョセフの顧こ問もんであろうとするならば、彼かれを、立たって上のぼって来きて召めされた職しょくに就つくようにさせ、わたしの前まえにへりくだらせなさい。

104もし彼かれが受うけ入いれられるささげ物ものをささげ、証あかしを述のべ、わたしの民たみとともにとどまるならば、見みよ、主しゅなるあなたがたの神かみであるわたしは、彼かれが癒いやされるように彼かれを癒いやそう。そして、彼かれは山やま々やまの上うえで再ふたたび声こえを上あげ、わたしの前まえで代だい弁べん者しゃとなるであろう。

105彼かれを来こさせて、わたしの僕しもべジョセフが住すむ場ば所しょの近ちかくに家か族ぞくを住すまわせるようにさせなさい。

106また、彼かれが旅たびをしている間あいだいつも、ラッパの音おとのように声こえを上あげて、来きたるべき激はげしい怒いかりを逃のがれるよう地ちに住すむ者ものに警けい告こくさせなさい。

107彼かれにわたしの僕しもべジョセフを助たすけさせ、またわたしの僕しもべウィリアム・ローにもわたしの僕しもべジョセフを助たすけさせなさい。そして、わたしが以い前ぜんにあなたがたに言いったように、地ちの王おうたちに厳げん粛しゅくに宣せん言げんしなさい。

108わたしの僕しもべシドニーがわたしの思おもうところを行おこなおうとするならば、彼かれの家か族ぞくを東ひがしの地ちに移うつさせてはならない。しかし、わたしが言いったように、その住すまいを変かえさせなさい。

109見みよ、彼かれがわたしの指し定ていした町まち、すなわちノーブー市しから離はなれて、安あん全ぜんと避さけ所どころを見みいだそうとすることは、わたしの思おもいにかなわない。

110まことに、わたしはあなたがたに言いう。まさに今いま、彼かれはわたしの声こえに聞きき従したがうならば、幸さいわいである。まことにそのとおりである。アーメン。

111さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。わたしの僕しもべエイモス・デイビーズに、宿しゅく泊はくのための家いえ、すなわちノーブーハウスを建たてるためにわたしが任にん命めいした者ものたちの手てに株かぶ式しき資し本ほんを払はらい込こませなさい。

112彼かれが株かぶを持もつことを望のぞむならば、彼かれに、このように行おこなわせなさい。また、わたしの僕しもべジョセフの助じょ言げんに聞きき従したがわせ、人ひと々びとの信しん頼らいを得えるために自じ分ぶんの手てを使つかって働はたらかせなさい。

113彼かれは、自じ分ぶんに任まかせられたすべてのこと、すなわちわずかなものにも忠ちゅう実じつであることを身みをもって示しめすとき、多おおくを治おさめる者ものとされるであろう。

114それゆえ、彼かれが高たかくされるために、自じ分ぶん自じ身しんを低ひくくさせなさい。まことにそのとおりである。アーメン。

115さらにまた、わたしはあなたがたに言いう。わたしの僕しもべロバート・D・フォスターがわたしの声こえに従したがおうとするならば、彼かれに、わたしの僕しもべジョセフと結むすんだ契けい約やくに従したがって、折おり々おり門もんが開ひらかれるのに応おうじて、ジョセフのために一軒けんの家いえを建たてさせなさい。

116彼かれに、愚おろかな行こう為いをすべて悔くい改あらためさせ、慈じ愛あいをまとわせ、悪あくを行おこなうことをやめさせ、彼かれの無む情じょうな言こと葉ばをすべて捨すてさせなさい。

117また、彼かれ自じ身しんと代よ々よの後のちの子し孫そんのために、ノーブーハウスの委い員いん会かいの手てに株かぶ式しき資し本ほんを払はらい込こませなさい。

118わたしの僕しもべたち、ジョセフとハイラムとウィリアム・ローの助じょ言げんに聞きき従したがわせ、またわたしがシオンの基もといを据すえるために召めした権けん能のうを持もつ者ものたちにも聞きき従したがわせなさい。そうすれば、とこしえにいつまでも、彼かれは幸さいわいである。まことにそのとおりである。アーメン。

119さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。『モルモン書しょ』と、わたしがあなたがたに与あたえた数かず々かずの啓けい示じを信しんじる者ものでなければ、だれにもノーブーハウスの委い員いん会かいに株かぶ式しき資し本ほんを払はらい込こませてはならない、と主しゅなるあなたがたの神かみは言いう。

120これ以い上じょうのもの、あるいはこれ以い下かのものは悪あくから来きて、祝しゅく福ふくではなく、のろいが伴ともなうからである、と主しゅなるあなたがたの神かみは言いう。まことにそのとおりである。アーメン。

121さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言いう。ノーブーハウスの委い員いん会かいの者ものには、彼かれらがノーブーハウスを建たてるに当あたって行おこなうすべての働はたらきに対たいして、正せい当とうな俸ほう給きゅうを得えさせなさい。彼かれらの俸ほう給きゅうは、その金きん額がくについて彼かれら自じ身しんの間あいだで同どう意いするとおりにしなさい。

122彼かれらの生せい活かつのために必ひつ要ようであれば、彼かれらの俸ほう給きゅうに対たいする割わり前まえを、株かぶ式しき資し本ほんを払はらい込こむ各かく人じんが負ふ担たんするようにしなさい、と主しゅは言いう。そうでなければ、彼かれらの働はたらきは、彼かれらのためにその家いえの株かぶ式しき資し本ほんに算さん入にゅうされる。まことにそのとおりである。アーメン。

123まことに、わたしはあなたがたに言いう。わたしは今いま、わたしの神しん権けんに属ぞくする役やく員いんをあなたがたに与あたえて、あなたがたがその鍵かぎ、すなわちメルキゼデクの位くらいに従したがう、またわたしの独ひとり子ごの位くらいに従したがう神しん権けんの鍵かぎを持もてるようにする。

124最さい初しょに、わたしはあなたがたにハイラム・スミスを与あたえて、あなたがたへの祝しゅく福ふく師しとし、わたしの教きょう会かいの結むすび固がための祝しゅく福ふく、すなわち約やく束そくの聖せいなる御み霊たまを持もつ者ものとする。あなたがたは、誘ゆう惑わくの時ときがあなたがたに及およんでも倒たおれることのないように、その約やく束そくの聖せいなる御み霊たまにより贖あがないの日ひまで結むすび固かためられるのである。

125わたしはあなたがたに、わたしの僕しもべジョセフを与あたえて、わたしの教きょう会かいのすべてを管かん理りする管かん理り長ちょう老ろうとし、翻ほん訳やく者しゃ、啓けい示じ者しゃ、聖せい見けん者しゃ、預よ言げん者しゃとする。

126わたしは彼かれに、顧こ問もんとしてわたしの僕しもべシドニー・リグドンとわたしの僕しもべウィリアム・ローを与あたえて、これらの者ものが全ぜん教きょう会かいのために神しん託たくを受うける大だい管かん長ちょう会かいの定てい員いん会かいを構こう成せいするようにする。

127わたしはあなたがたに、わたしの僕しもべブリガム・ヤングを与あたえて、十じゅう二に使し徒と巡じゅん回かい評ひょう議ぎ会かいを管かん理りする会かい長ちょうとする。

128この十じゅう二に使し徒とは、地ちの四よ隅すみにわたしの王おう国こくの権けん能のうを開ひらき、その後のち、すべての造つくられたものにわたしの言こと葉ばを送おくり出だす鍵かぎを持もつ。

129これらの者ものは、ヒーバー・C・キンボール、パーリー・P・プラット、オーソン・プラット、オーソン・ハイド、ウィリアム・スミス、ジョン・テーラー、ジョン・E・ページ、ウィルフォード・ウッドラフ、ウィラード・リチャーズ、ジョージ・A・スミスである。

130デビッド・パッテンは、わたしがわたし自じ身しんのもとに受うけ入いれた。見みよ、彼かれの神しん権けんを彼かれから取とり去さる者ものはだれもいない。しかし、まことに、わたしはあなたがたに言いう。別べつの者ものをその召めしに任にん命めいしてもよい。

131さらにまた、わたしはあなたがたに言いう。わたしはあなたがたに、シオンの隅すみ石いしのために高こう等とう評ひょう議ぎ会かいを与あたえる。

132すなわち、サミュエル・ベント、ヘンリー・G・シャーウッド、ジョージ・W・ハリス、チャールズ・C・リッチ、トーマス・グローバー、ニューエル・ナイト、デビッド・ドート、ダンバー・ウィルソン—セイモア・ブランソンは、わたしがわたし自じ身しんのもとに受うけ入いれた。彼かれの神しん権けんを取とり去さる者ものはだれもいない。しかし、彼かれの代かわりに別べつの者ものをその神しん権けんに任にんじてもよい。まことに、わたしはあなたがたに言いう。わたしの僕しもべアロン・ジョンソンを彼かれの代かわりにこの召めしに聖せい任にんしなさい—デビッド・フルマー、アルフィアス・カトラー、ウィリアム・ハンティントンである。

133さらにまた、わたしはあなたがたにドン・C・スミスを与あたえて、大だい祭さい司しの定てい員いん会かいを管かん理りする会かい長ちょうとする。

134この儀ぎ式しきは、散さん在ざいしているそれぞれのステークを管かん理りする常じょう任にんの会かい長ちょうすなわち僕しもべに任にん命めいされる者ものたちに資し格かくを与あたえる目もく的てきで制せい定ていされている。

135彼かれらは望のぞむならば旅たびをしてもよいが、むしろ常じょう任にんの会かい長ちょうとして聖せい任にんされている。これは彼かれらが召めされた職しょくである、と主しゅなるあなたがたの神かみは言いう。

136わたしは彼かれに、顧こ問もんとしてアマサ・ライマンとノア・パッカードを与あたえて、彼かれらがわたしの教きょう会かいの大だい祭さい司しの定てい員いん会かいを管かん理りするようにする、と主しゅは言いう。

137さらにまた、わたしはあなたがたに言いう。わたしはあなたがたに、ジョン・A・ヒックスと、サミュエル・ウィリアムズと、ジェシー・ベーカーを与あたえる。彼かれらの神しん権けんは長ちょう老ろうの定てい員いん会かいを管かん理りするものであり、その定てい員いん会かいは常じょう任にん奉ほう仕し者しゃとなるために設もうけられている。しかしながら、彼かれらは旅たびをしてもよいが、それでもわたしの教きょう会かいの常じょう任にん奉ほう仕し者しゃとなるために聖せい任にんされている、と主しゅは言いう。

138さらにまた、わたしはあなたがたに、ジョセフ・ヤング、ジョサイア・バターフィールド、ダニエル・マイルズ、ヘンリー・ヘリマン、ゼラ・パルシファー、リーバイ・ハンコック、ジェームズ・フォスターを与あたえて、彼かれらが七しち十じゅう人にんの定てい員いん会かいを管かん理りするようにする。

139この定てい員いん会かいは、巡じゅん回かい高こう等とう評ひょう議ぎ会かいすなわちわたしの使し徒とたちが、わたしの前まえに道みちを備そなえるために彼かれらを遣つかわす所ところであればどこででも、全ぜん世せ界かいでわたしの名なについて証あかしする巡じゅん回かい長ちょう老ろうのために設もうけられている。

140この定てい員いん会かいと長ちょう老ろうの定てい員いん会かいの違ちがいは、一いっ方ぽうが絶たえず旅たびをするのに対たいして、他た方ほうは折おり々おり諸しょ教きょう会かいを管かん理りするところにある。長ちょう老ろうの定てい員いん会かいは折おり々おり管かん理りの責せき任にんを持もつが、七しち十じゅう人にんの定てい員いん会かいは管かん理りの責せき任にんを持もたない、と主しゅなるあなたがたの神かみは言いう。

141さらにまた、わたしはあなたがたに言いう。わたしはあなたがたに、ビンソン・ナイトと、サミュエル・H・スミスと、シャドラク・ラウンディー(もし彼かれが受うけ入いれるならば)を与あたえて、彼かれらがビショップリックを管かん理りするようにする。このビショップリックについては、『教きょう義ぎと聖せい約やく』の書しょの中なかに述のべられている。

142さらにまた、わたしはあなたがたに言いう。祭さい司しのためにサミュエル・ロルフと彼かれの顧こ問もんたちを、また教きょう師しの会かい長ちょうとその顧こ問もんたち、執しつ事じの会かい長ちょうとその顧こ問もんたち、またステークの会かい長ちょうとその顧こ問もんたちをあなたがたに与あたえる。

143以い上じょうの職しょくとその鍵かぎをわたしがあなたがたに授さずけたのは、助たすけのため、管かん理りのため、奉ほう仕しの業わざとわたしの聖せい徒とたちの完かん成せいのためである。

144また、わたしはあなたがたに戒いましめを与あたえる。あなたがたはこれらの職しょくをすべて満みたし、わたしが述のべたそれらの名な前まえを総そう大たい会かいで承しょう認にんするか、そうでなければ、それらを否ひ認にんしなければならない。

145また、あなたがたはわたしの名なのためにわたしの家いえを建たてるとき、そこにこれらすべての職しょくのための部へ屋やを用よう意いしなければならない、と主しゅなるあなたがたの神かみは言いう。まことにそのとおりである。アーメン。