1 わたしの僕オーソン・ハイドは、民から民へ、地方から地方へ、悪人の集まりの中で、彼らの会堂で、彼らと論じながら、また彼らにすべての聖文を説き明かしながら、生ける神の①御霊により永遠の福音を宣言するように、聖任によって召された。
2 見よ、見よ、これはこの神権に聖任され、出て行く使命に定められたすべての者にとっての一つの範例である。
3 また、聖霊に感じるままに①語ることは、彼らにとっての範例である。
4 そして、何であろうと①聖霊に感じて語ることは、聖文となり、主の心となり、主の思いとなり、主の言葉となり、主の声となり、②救いを得させる神の力となる。
5 見よ、おお、わたしの僕たちよ、これはあなたがたへの主の約束である。
6 元気を出しなさい。①恐れてはならない。主なるわたしはあなたがたとともにおり、あなたがたの傍らに立つからである。あなたがたは、わたし、すなわちイエス・キリストについて、わたしが生ける神の子であること、わたしがかつており、今おり、やがて来ることを証しなければならない。
7 あなた、すなわちわたしの僕①オーソン・ハイドへの、またわたしの僕ルーク・ジョンソンへの、またわたしの僕ライマン・ジョンソンへの、またわたしの僕ウィリアム・E・マクレランへの、またわたしの教会のすべての忠実な長老たちへの主の言葉はこれである。
8 すなわち、全世界に①出て行って、すべての②造られたものに福音を③宣べ伝え、わたしがあなたがたに授けた④権能を行使し、父と子と聖霊の名によって⑤バプテスマを施しなさい。
9 ①信じてバプテスマを受ける者は②救われる。しかし、信じない者は③罰の定めを受ける。
10 信じる者は、書き記されているように、それに伴う①しるしを祝福として授けられる。
11 また、あなたがたには、①時のしるしと人の子の来臨のしるしを知ることが許される。
12 また、父が証されるすべての者について、あなたがたには、彼らを永遠の命に①結び固める力が与えられるであろう。アーメン。
13 さて、聖約と戒めに加える幾つかの事項に関してであるが、それらは次のとおりである。
14 この後、主がふさわしいと思うときに、教会のためにほかのビショップたちが任命されて、最初の①ビショップと同じように仕えることになる。
15 彼らはふさわしい①大祭司でなければならず、②アロンの直系の子孫である場合を除いては、メルキゼデク神権の③大管長会によって選任されなければならない。
16 もし彼らが①アロンの直系の子孫であり、アロンの子孫の中の長子であれば、ビショップの職に就く律法上の権利を持つ。
17 長子はこの神権をつかさどる長の職の権利と、この①神権の鍵すなわち権能を所有するからである。
18 だれもアロンの①直系の子孫で、かつ長子でなければ、この職に就き、この神権の鍵を所有する律法上の権利を持たない。
19 しかし、メルキゼデク神権の①大祭司は、それ以下のすべての職の職務を行う権能を持つので、アロンの直系の子孫がだれも見つからないときは、メルキゼデク神権の大管長会の手の下でこの力を有する職に召され、任命され、聖任されるならば、②ビショップの職務を行うことができる。
20 また、アロンの直系の子孫もこの大管長会によって指名され、ふさわしいと認められ、①油を注がれ、この大管長会の手の下で②聖任されなければならない。そうでなければ、彼らはその神権において職務を行う律法上の権能を与えられない。
21 しかし、父から息子へ伝えられる彼らの神権の権利についての定めがあるので、いつでも彼らが自分の血統を立証できるならば、あるいは前に述べた大管長会の手の下で主からの啓示によってそれを確認するならば、彼らはその油注ぎを要求することができる。
22 さらにまた、ビショップまたはこの務めのために任命される大祭司は、教会の①大管長会の前で受けるほか、どのような罪科に対しても審理や罪の宣告を受けることはない。
23 彼はこの大管長会の前で、異議を申し立てる余地のない証拠によって罪があると認められたならば、罪の宣告を受ける。
24 また、悔い改めるならば、彼は教会の聖約と戒めに従って①赦される。
25 さらにまた、シオンにおいて、または組織されているそのいずれかの①ステークにおいて、子供を持つ②両親がいて、③八歳のときに、悔い改め、生ける神の子キリストを信じる信仰、およびバプテスマと按手による聖霊の賜物の教義を理解するように彼らを④教えなければ、⑤罪はその両親の頭にある。
26 これが、①シオン、または組織されているそのいずれかのステークに住む者への律法である。
27 その子供たちは、①八歳のときに②罪の赦しのための③バプテスマを受け、また按手を受けなければならない。
28 また、彼らはその子供たちに①祈ることと、主の前をまっすぐに歩むことも教えなければならない。
29 シオンに住む者はまた、①安息日を守ってこれを聖なる日として保たなければならない。
30 シオンに住む者はまた、働くように命じられるならば、それを覚えて忠信を尽くして働かなければならない。怠惰な者は主の前に覚えられるからである。
31 ところで、主なるわたしはシオンに住む者を喜んでいない。彼らの中に①怠惰な者たちがいるからである。そして、彼らの子供たちも②悪事をするようになり、彼らも永遠の富を熱心に③求めず、その目は貪欲に満ちている。
32 これらのことはあってはならず、彼らの中からなくしてしまわなければならない。それゆえ、わたしの僕オリバー・カウドリは、これらの言葉をシオンの地に伝えなさい。
33 また、一つの戒めを、わたしは彼らに与える。すなわち、祈るべきときに主の前に①祈りをすることを守らない者が、わたしの民の判士の前に②覚えられるようにしなさい。
34 これらの①言葉は真実であり、確かである。それゆえ、これらに背いてはならないし、これから②取り去ってもならない。
35 見よ、わたしは①アルパでありオメガである。わたしはすぐに②来る。アーメン。