1 大おおいなる​^①驚おどろく​べき​業わざ​が、まさに​人ひと​の​子こら​の​中なか​に​現あらわれよう​と​して​いる。

2 見みよ、わたし​は​神かみ​で​ある。わたし​の​^①言こと葉ば​を​^②心こころ​に​留とめ​なさい。わたし​の​言こと葉ば​は​生いきて​いて、^③力ちから​が​あり、もろ刃は​の​剣つるぎ​より​も​^④鋭するどくて、関節かんせつ​も​骨髄こつずい​も​切きり離はなす​ほど​で​ある。それゆえ、わたし​の​言こと葉ば​を​心こころ​に​留とめ​なさい。

3 見みよ、畑はたけ​は​すでに​^①白しろく​なり​刈かり入いれ​を​待まって​いる。それゆえ、だれでも​刈かり入いれ​を​したい​と​望のぞむ​者もの​は、^②永遠えいえん​の​救すくい​が​神かみ​の​王おう国こく​で​自じ分ぶん​の​ため​に​^③蓄たくわえられる​よう​に、勢力せいりょく​を​尽つくして​鎌かま​を​入いれ、日ひ​の​ある​うち​に​刈かり取とり​なさい。

4 まことに、だれでも​^①鎌かま​を​入いれて​刈かり取とろう​と​する​者もの​は、神かみ​から​召めされて​いる。

5 それゆえ、あなた​は​わたし​に​^①求もとめれば、与あたえられる​で​あろう。たたけ​ば、開ひらかれる​で​あろう。

6 さて、あなた​は​求もとめた​ので、見みよ、わたし​は​あなた​に​言いう。わたし​の​戒いましめ​を​守まもり、^①シオン​の​大たい義ぎ​を​起おこして​確かく立りつ​する​よう​に​努つとめ​なさい。

7 ^①富とみ​を​求もとめず​に、^②知ち恵え​を​求もとめ​なさい。そう​すれ​ば、見みよ、神かみ​の​奥おく義ぎ​は​あなた​に​明あきらか​に​され、その​とき、あなた​は​豊ゆたか​に​される。見みよ、永遠えいえん​の​命いのち​を​持もつ​者もの​は​豊ゆたか​で​ある。

8 まことに、まことに、わたし​は​あなた​に​言いう。あなた​が​わたし​に​望のぞむ​こと​は、あなた​に​その​とおり​に​なる​で​あろう。もし​あなた​が​望のぞむ​なら​ば、あなた​は​この​時じ代だい​に​大おおいに​善ぜん​を​行おこなう​仲なか立だち​と​なる​で​あろう。

9 この​時じ代だい​の​人々ひとびと​に​は、^①悔くい改あらため​の​ほか​に​何なにも​^②語かたって​は​ならない。わたし​の​戒いましめ​を​守まもり、また​わたし​の​^③命めいじた​とおり​に​わたし​の​業わざ​を​起おこす​助たすけ​を​しなさい。そう​すれ​ば、あなた​は​祝しゅく福ふく​される​で​あろう。

10 見みよ、あなた​は​一つ​の​^①賜物たまもの​を​持もって​いる。すなわち、イエス・​キリスト​の​力ちから、すなわち​今いま​あなた​に​語かたって​いる​わたし​の​力ちから​を​信しんじ​ながら、信しん仰こう​を​もって、^②正しょう直じき​な​心こころ​で​わたし​に​願ねがう​なら​ば、あなた​は​一つ​の​賜物たまもの​を​持もつ​で​あろう。

11 見みよ、今いま​語かたって​いる​の​は​わたし​で​ある。見みよ、わたし​は​暗くら闇やみ​の​中なか​に​輝かがやいて​いる​^①光ひかり​で​あり、わたし​の​^②力ちから​に​よって​これら​の​言こと葉ば​を​あなた​に​与あたえる。

12 さて、まことに、まことに、わたし​は​あなた​に​言いう。善ぜん​を​行おこなう​よう​に​導みちびく、すなわち、公こう正せい​に​行こう動どう​し、^①へりくだって​^②歩あゆみ、義ぎ​に​かなって​^③裁さばく​よう​に​導みちびく​^④御み霊たま​を​^⑤信しん頼らい​しなさい。これ​は​わたし​の​御み霊たま​で​ある。

13 まことに、まことに、あなた​に​言いう。わたし​は​あなた​に​わたし​の​御み霊たま​を​授さずけよう。わたし​の​御み霊たま​は​あなた​の​^①思おもい​を​^②照てらし、あなた​の​霊れい​に​^③喜よろこび​を​満みたす​で​あろう。

14 その​とき、あなた​は​知しる​で​あろう。すなわち、これ​に​よって​あなた​は、わたし​から​与あたえられる​と​信しんじ​ながら​信しん仰こう​を​もって​わたし​に​願ねがう​こと​で、^①義ぎ​に​かかわる​こと​は​何なん​で​あろう​と​すべて​知しる​で​あろう。

15 見みよ、わたし​は​あなた​に​命めいじる。あなた​は​^①召めし​を​受うける​まで、教おしえ​を​説とく​ため​に​召めされた​と​思おもう​に​は​及およばない。

16 あなた​は​わたし​の​教きょう義ぎ​を​確実かくじつ​に​知しる​ため​に、わたし​の​言こと葉ば、わたし​の​^①岩いわ、わたし​の​教きょう会かい、わたし​の​福ふく音いん​を​得える​まで、もう少すこし​の​間あいだ​待まち​なさい。

17 その後のち、見みよ、あなた​の​望のぞみ​に​応おうじて、まことに​あなた​の​信しん仰こう​に​応おうじて​その​とおり​に​なる​で​あろう。

18 わたし​の​戒いましめ​を​守まもり、黙もくして、わたし​の​御み霊たま​に​請こい​求もとめ​なさい。

19 まことに、これまで​語かたって​きた​それら​の​もの、すなわち​わたし​の​業わざ​の​翻ほん訳やく​を​明あかるみ​に​出だす​助たすけ​が​できる​よう​に、心こころ​の​底そこ​から​わたし​に​^①すがり​なさい。それ​を​成なし遂とげる​まで​忍耐にんたい​強づよく​あり​なさい。

20 見みよ、あなた​の​勢力せいりょく​と​思おもい​と​力ちから​を​尽つくして​わたし​の​戒いましめ​を​^①守まもる​こと​が、あなた​の​なす​べき​こと​で​ある。

21 わたし​の​言こと葉ば​を​告つげよう​と​しないで、まず​わたし​の​言こと葉ば​を​^①得える​よう​に​努つとめ​なさい。そう​すれ​ば​その後のち、あなた​の​舌した​は​緩ゆるめられる。それから​望のぞむ​なら​ば、あなた​は​わたし​の​御み霊たま​と​わたし​の​言こと葉ば、すなわち​人々ひとびと​を​確かく信しん​に​導みちびく​神かみ​の​力ちから​を​受うける​で​あろう。

22 しかし、今いま​は​黙もくして​いなさい。まことに、あなた​は​わたし​が​この​時じ代だい​に​人ひと​の​子こら​に​^①授さずける​すべて​の​もの​を​得える​まで、すでに​人ひと​の​子こら​の​中なか​に​出でて​いる​^②わたし​の​言こと葉ば​を​研究けんきゅう​し、さらに​また​人ひと​の​子こら​の​中なか​に​出でて​行いく​わたし​の​言こと葉ば、すなわち​現在げんざい​翻ほん訳やく​され​つつ​ある​^③わたし​の​言こと葉ば​を​^④研究けんきゅう​しなさい。そう​すれ​ば​その後のち、すべて​の​もの​が​これ​に​加くわえられる​で​あろう。

23 見みよ、あなた​は​わたし​の​子こ、^①ハイラム​で​ある。神かみ​の​王おう国こく​を​^②求もとめ​なさい。そう​すれ​ば、正せい当とう​で​ある​かぎり​すべて​の​もの​が​添そえて​与あたえられる​で​あろう。

24 わたし​の​^①福ふく音いん​で​ある​わたし​の​岩いわ​の​上うえ​に​^②建たて​なさい。

25 ^①啓けい示じ​の​霊れい​も​^②預よ言げん​の​霊れい​も​否ひ定てい​して​は​ならない。これら​の​もの​を​否ひ定てい​する​者もの​は​災わざわい​だから​で​ある。

26 それゆえ、あなた​が​出でて​行いく​こと​が​わたし​の​知ち恵え​に​かなう​とき​まで、あなた​の​心こころ​の​中なか​に​大切たいせつ​に​^①蓄たくわえて​おき​なさい。

27 見みよ、善よい​望のぞみ​を​持もち、刈かり入いれ​の​ため​に​^①鎌かま​を​入いれて​いる​すべて​の​者もの​に、わたし​は​語かたる。

28 見みよ、わたし​は​神かみ​の​子こ​^①イエス・​キリスト​で​ある。わたし​は​世よ​の​命いのち​で​あり​^②光ひかり​で​ある。

29 わたし​は​自じ分ぶん​の​民たみ​の​ところ​に​来きた​者もの​で​ある。そして、民たみ​は​わたし​を​受うけ入いれなかった。

30 しかし、まことに、まことに、あなた​に​言いう。わたし​を​受うけ入いれる​すべて​の​者もの、すなわち、わたし​の​名な​を​信しんじる​者もの​に、わたし​は​^①神かみ​の​子こ​と​なる​^②力ちから​を​与あたえよう。アーメン。