1聴きなさい、おお、わたしの教会の長老たちよ。わたしがあなたがたに語る言葉に耳を傾けなさい。
2見よ、まことに、まことに、わたしはあなたがたに言う。あなたがたは、わたしの手から戒めと啓示を受けるようにあなたがたのためにわたしが任命した者を通して、わたしの教会のために律法として戒めを受けた。
3あなたがたは、このことをよく知っておかなければならない。すなわち、もし彼がわたしにつながっているならば、彼が取り去られるまで、あなたがたのために戒めと啓示を受けるよう任命される者は彼のほかにだれもいない。
4しかし、まことに、まことに、あなたがたに言う。彼によらずに、この賜物を受けるように任命される者はほかにだれもいない。もしもそれが彼から取り去られるならば、彼は、自分に代わる別の者を任命する力のほかに何も持たないであろう。
5あなたがたへの律法はこれである。すなわち、あなたがたの前にやって来るだれかの教えを、あなたがたは啓示または戒めとして受け入れてはならない。
6これをわたしがあなたがたに与えるのは、あなたがたが欺かれることのないため、またそれらの教えがわたしから出ていないことをあなたがたが知るためである。
7まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしから聖任を受ける者は、わたしが以前にあなたがたに告げたように、門から入って聖任を受けて、わたしが任命した者を通して受けた啓示を、また将来受ける啓示を教えるであろう。
8さて見よ、わたしはあなたがたに戒めを与える。あなたがたは集まるとき、どのように行動し、わたしの教会を導くか、またどのようにわたしが与えた律法と戒めの要点を実行するかを知ることができるように、互いに教え合い、教化し合わなければならない。
9このようにして、あなたがたはわたしの教会の律法に通じた者となり、あなたがたが受け入れたものによって聖められるのである。またあなたがたは、わたしの前に聖さを尽くして行動する義務を自ら負わなければならない。
10あなたがたがこれを行うならば、あなたがたの受けた王国に栄光が加えられるであろう。あなたがたがそれを行わなければ、あなたがたの受けたものさえも取り去られるであろう。
11あなたがたは、あなたがたの間にある罪悪を清めなさい。わたしの前に自らを聖めなさい。
12あなたがたは王国の栄光を望むならば、わたしの僕ジョセフ・スミス・ジュニアを選び、信仰の祈りによってわたしの前で彼を支持しなさい。
13さらにまた、わたしはあなたがたに言う。あなたがたは王国の奥義を望むならば、彼に食物と衣服を与え、また、わたしが彼に命じた業を成し遂げるために必要とするすべてのものを与えなさい。
14もしもあなたがたがそれを行わなければ、彼は自分を受け入れた人々のもとにとどまって、わたしが一つの清い民をわたし自身のためにわたしの前に残しておけるようにするであろう。
15重ねて言う。わたしが任命したわたしの教会の長老たちよ、聴きなさい。あなたがたは教えを受けるためではなく、わたしが御霊の力によってあなたがたの手の中に置いたものを、人の子らに教えるために遣わされているのである。
16あなたがたは高い所から教えを受けなければならない。自らを聖めなさい。そうすれば、あなたがたは力を授けられて、わたしが語ったように与えることができるであろう。
17あなたがたは聴きなさい。見よ、主の大いなる日はもう近い。
18主が天から声を発する日が来る。天は震え、地は揺れ動くであろう。神のラッパが長くかつ高く鳴り響いて、眠っているもろもろの国民に、「あなたがた聖徒よ、立ち上がって生きなさい。あなたがた罪人よ、わたしが再び呼ぶまで、そのまま眠っていなさい」と言うであろう。
19それゆえ、あなたがたは悪人の中に見いだされることのないように、腰に帯を締めなさい。
20あなたがたの声を上げなさい。惜しんではならない。もろもろの国民に、老いた者にも、若い者にも、束縛された者にも、自由な者にも、悔い改めを呼びかけて言いなさい。「主の大いなる日のために、自らを備えなさい。
21人間であるわたしが声を上げてあなたがたに悔い改めを呼びかけ、そのことであなたがたがわたしを憎むならば、やがて雷が地の果てから声を発して、『悔い改めよ。主の大いなる日のために備えよ』と、生きているすべての者の耳に告げる日が来るとき、あなたがたは何と言うつもりか。
22さらにまた、稲妻が東から西に走り、生きているすべての者に向かって声を発し、聞くすべての者の耳を鳴らして、『悔い改めよ。主の大いなる日が来たからである』というこれらの言葉を告げる日が来るとき、あなたがたは何と言うつもりか。」
23さらにまた、主は天から声を発して言うであろう。「聴きなさい、おお、地のもろもろの国民よ。あなたがたを造った神の言葉を聞きなさい。
24おお、地のもろもろの国民よ、めんどりが羽の下にひなを集めるように、わたしはあなたがたを幾度集めようとしたことか。しかし、あなたがたは応じようとしなかった。
25わたしの僕たちの口により、また天使たちの働きにより、またわたし自身の声により、また雷の声により、また稲妻の声により、また暴風雨の声により、また地震と雹を伴う大嵐の声により、また飢饉とあらゆる疫病の声により、またラッパの大きな音により、また裁きの声により、また終日続く憐れみの声により、また栄光と誉れと永遠の命の富の声により、わたしはあなたがたを幾度呼び、永遠の救いをもってあなたがたを幾度救おうとしてきたことか。しかし、あなたがたは応じようとしなかった。
26見よ、わたしの憤りの激しい怒りの杯が満ちる日は来た。
27見よ、まことに、あなたがたに言う。これは主なるあなたがたの神の言葉である。」
28それゆえ、あなたがたは働きなさい。あなたがたはわたしのぶどう園で最後の働きをしなさい。地に住む者に最後の呼びかけをしなさい。
29わたしはふさわしいときに、裁きのために地上に来る。そして、わたしの民は贖われ、わたしとともに地上を治めるであろう。
30わたしが僕たちの口を通して語った、大いなる福千年が来る。
31そして、サタンは縛られる。また、彼は再び解放されると、しばしの間だけ支配し、その後地球の終わりが来る。
32義のうちに生活する者は一瞬のうちに変えられ、地球は火によるかのごとくに過ぎ去るであろう。
33悪人は消すことのできない火の中に入るであろう。彼らの末路を、地上の人はだれも知らず、彼らが裁きのためにわたしの前に来るまで決して知らないであろう。
34あなたがたはこれらの言葉を聴きなさい。見よ、わたしは世の救い主イエス・キリストである。これらのことをあなたがたの心の中に大切に蓄えておきなさい。永遠の厳粛さを心にとどめなさい。
35まじめでありなさい。わたしの戒めをすべて守りなさい。まことにそのとおりである。アーメン。