1救い主が御姿を現されるとき、わたしたちは、救い主をありのままに見るであろう。わたしたちは、救い主がわたしたちのような人間であるのを見るであろう。
2ここでわたしたちの間にある交わりが、そこでもわたしたちの間にある。ただし、その交わりには、わたしたちが今享受していない永遠の栄光が伴う。
3ヨハネによる福音書第十四章二十三節。この節における御父と御子の現れは、直接の現れである。御父と御子が人の心の中に住まわれるという考えは、昔からの諸教派の観念であって、誤りである。
4「神の時、天使の時、預言者の時、人間の時は、彼らが住んでいる惑星によって計算されるのか」との質問に対する答えとして、
5わたしは、そのとおりであると答える。しかし、この地球において仕える天使たちで、この地球に属していない者、あるいはかつて属していなかった者はだれもいない。
6天使たちはこの地球のような惑星には住んでおらず、
7彼らは神の前で、ガラスと火の海のような球体の上に住んでいる。そこでは、彼らの栄光のために、過去も現在も未来もすべてのことが明らかにされ、またそれらは絶えず主の前にある。
8神が住んでおられる所は、一つの雄大な「ウリムとトンミム」である。
9この地球は、聖められて不滅の状態になると、水晶のようになり、そこに住む者たちにとって一つの「ウリムとトンミム」になる。そして、これによって下位の王国、すなわち低位のすべての王国に関するすべてのことが、そこに住む者たちに明らかにされる。また、この地球はキリストのものとなる。
10そのとき、黙示録第二章十七節に述べられている白い石は、それを受ける各個人にとって一つの「ウリムとトンミム」になる。そして、これによって高位の王国に関することが知らされる。
11日の栄えの王国に来る各人に一つの白い石が与えられる。その石の上には新しい名前が記されており、それを受ける者のほかにはだれもそれを知らない。その新しい名前は鍵の言葉である。
12わたしは主なる神の名によって預言する。人の子の来臨前に多くの流血を引き起こす難局の始まりは、サウスカロライナにある。
13それは恐らく奴隷問題によって起こるであろう。千八百三十二年十二月二十五日、わたしがこの件について熱心に祈っていたとき、このことをある声がわたしに告げた。
14わたしはかつて、人の子が来られる時を知ろうとして非常に熱心に祈っていたとき、ある声が次のように繰り返し告げるのを聞いた。
15「わたしの子ジョセフよ、もしあなたが八十五歳になるまで生きるならば、あなたは人の子の顔を見るであろう。それゆえ、これで満足し、この件についてもうわたしを煩わさないようにしなさい。」
16このように、このときに来られることが福千年の始まりを指すのか、それ以前の現れを指すのか、それともわたしが死んで御顔を拝することなのか、わたしは判断できないままにしておかれた。
17わたしは、人の子が来られるのはそのときよりも早くはないと信じている。
18わたしたちがこの世において得る英知の一切は、復活の時にわたしたちとともによみがえる。
19そこで、もしある人が精励と従順によって、この世でほかの人よりも多くの知識と英知を得るならば、来るべき世でそれだけ有利になる。
20創世の前に天において定められた不変の律法があり、すべての祝福はこれに基づいている。
21すなわち、神から祝福を受けるときは、それが基づく律法に従うことによるのである。
22御父は人間の体と同じように触れることのできる骨肉の体を持っておられる。御子も同様である。しかし、聖霊は骨肉の体を持たず、霊の御方であられる。もしそうでなければ、聖霊はわたしたちの内にとどまり得ない。
23人は聖霊を受けることができる。そして、聖霊は人に降り、長くとどまられないことがある。