1 見よ。主は言う。わたしの命じたとおりに、わたしの栄光にひたすら①目を向けてこの地に上って来た人々は、幸いである。
2 生きている者は地を①受け継ぎ、②死ぬ者はその労苦をすべて解かれて休み、彼らの業は彼らについて行くからである。そして、彼らは、わたしが彼らのために用意した父の③住まいで④冠を受けるであろう。
3 まことに、わたしの福音に従っていて、自分の足でシオンの地に立つ者は、幸いである。彼らは地の良いものを報いとして受けるからである。そして、地は①力強く産するであろう。
4 彼らは上からの数々の祝福を、また少なからぬ戒めを、さらに時にかなった数々の①啓示を冠として与えられるであろう。わたしの前に②忠実かつ③熱心である者は、このとおりである。
5 それゆえ、わたしは彼らに戒めを与えて、このように言う。あなたは①心を尽くし、勢力と思いと力を尽くして、主なるあなたの神を②愛さなければならない。また、イエス・キリストの名によって、神に③仕えなければならない。
6 あなたは自分自身を愛するように①隣人を愛さなければならない。あなたは②盗んではならない。③姦淫をしてはならない。④殺してはならない。これに類することをしてはならない。
7 あなたはすべてのことについて、主なるあなたの神に①感謝しなければならない。
8 あなたは、①義をもって主なるあなたの神に②犠牲を、すなわち打ち砕かれた心と③悔いる霊の犠牲をささげなければならない。
9 また、あなたは、世の汚れに①染まらずに自らをさらに十分に清く保つために、わたしの②聖日に祈りの家に行って、聖式をささげなければならない。
10 まことに、この日は、あなたがたの労苦を解かれて休み、いと高き方に①礼拝をささげるように定められた日だからである。
11 それでも、あなたの誓言は、毎日、また常に、義をもってささげなければならない。
12 しかし、この主の日に、あなたはいと高き方にあなたの①供え物と聖式をささげ、また兄弟たちと主の前にあなたの罪を②告白しなければならないことを覚えておきなさい。
13 また、この日には、あなたはほかに何事もしないようにしなければならない。ただ、あなたの食物を真心を込めて準備して、あなたの①断食が完全になるように、言い換えれば、あなたの②喜びが満たされるようにするだけである。
14 まことに、これは断食と祈り、言い換えれば、喜びと祈りである。
15 あなたがたが、①感謝して、②楽しげな③心と表情をもって、しかも、ひどく④笑うことは罪であるのでそうすることなく、しかし喜びの心と楽しげな表情をもって、これらのことを行うならば、
16 まことに、わたしは言うが、あなたがたがこれを行うならば、地に満ちているもの、すなわち、野の獣と空の鳥、また木に登るものと地上を歩くものは、あなたがたのものとなる。
17 まことにまた、草と、地から生じる良いものも、あなたがたのものとなる。これらのものは、食物のため、または衣服のため、または家屋のため、または小屋のため、または果樹園のため、または菜園のため、またはぶどう園のために用いられる。
18 まことに、季節に応じて①地から生じるすべてのものは、人の益と利用のため、目を楽しませ、心を喜ばせるために造られている。
19 まことに、食物のため、また衣服のため、味のため、また香りのため、体を強くするため、また霊を活気づけるために造られている。
20 神はこれらのものをすべて人に与えたことを喜んでいる。この目的のためにこれらのものは、思慮分別をもって、度を越さず、貪欲に取ることなく使うように造られたからである。
21 また、すべてのことの中に神の手を①認めない者と、神の戒めに従わない者のほかに、人はどのようなことについても神を怒らせることはない、すなわち、ほかのどのような人に向かっても神の激しい怒りは燃えない。
22 見よ、これは律法と預言者にかなっている。それゆえ、この件についてこれからはもうわたしを煩わさないようにしなさい。
23 しかし、①義の業を行う者はその②報いを受ける、すなわち、この世において③平和を、また来るべき世において④永遠の命を受けるということを知っておきなさい。
24 主なるわたしがこれを語った。そして、御霊が証する。アーメン。