1 わたし​の​僕しもべ​たち、シドニー​と​パーリー​と​リーマン​よ、わたし​の​言こと葉ば​を​聴きき​なさい。見みよ、まことに、わたし​は​あなたがた​に​言いう。わたし​は​あなたがた​に​一つ​の​戒いましめ​を​与あたえる。あなたがた​は​行いって、シェーカー​派は​の​人々ひとびと​に、あなたがた​が​受うけた​わたし​の​福ふく音いん​を、受うけた​その​まま​に​^①宣のべ​伝つたえ​なければ​ならない。

2 見みよ、わたし​は​あなたがた​に​言いう。彼かれら​は​真しん理り​を​一いち部ぶ分ぶん​知しりたい​と​は​望のぞんで​いる​が、すべて​で​は​ない。彼かれら​は​わたし​の​前まえ​に​^①正ただしくなく、必かならず​悔くい改あらため​なければ​ならない。

3 それゆえ、わたし​は​彼かれら​に​福ふく音いん​を​宣のべ​伝つたえる​ため​に​あなたがた、すなわち​わたし​の​僕しもべ​たち、シドニー​と​パーリー​を​遣つかわす。

4 また、わたし​の​僕しもべ​リーマン​は、この​業わざ​に​聖任せいにん​され​なければ​ならない。それ​は​彼かれ​が、彼かれら​から​受うけた​こと​に​従したがって​で​は​なく、わたし​の​僕しもべ​で​ある​あなたがた​より​^①教おしえられた​こと​に​従したがって​彼かれら​と​論ろんじる​ため​で​ある。その​よう​に​すれ​ば、わたし​は​彼かれ​を​祝しゅく福ふく​しよう。そう​しなければ、彼かれ​は​栄さかえない​で​あろう。

5 主しゅ​は​この​よう​に​言いう。わたし​は​神かみ​で​ある。わたし​は、世よ​の​^①贖あがない​の​ため​に​わたし​の​独ひとり子ご​を​世よ​に​^②遣つかわし、そして​彼かれ​を​受うけ入いれる​者もの​は​救すくわれ、彼かれ​を​受うけ入いれない​者もの​は​^③罰ばつ​の​定さだめ​を​受うける​と​宣言せんげん​した。

6 人々ひとびと​は​まことに​彼かれら​の​欲ほっする​まま​に、^①人ひと​の​子こ​を​あしらった。人ひと​の​子こ​は​神かみ​の​^②栄えい光こう​の​^③右みぎ手て​に​あって​自じ分ぶん​の​力ちから​を​得えて、現在げんざい​は​天てん​に​おいて​治おさめて​おり、また​地ち上じょう​に​降くだって​来きて​すべて​の​敵てき​を​自じ分ぶん​の​^④足あし​の​下した​に​置おく​まで​治おさめる​で​あろう。その​時とき​は​もう​近ちかづいて​いる。

7 主しゅ​なる​神かみ​で​ある​わたし​が​これ​を​語かたった。しかし、その​時とき、^①その​日ひ​は、だれ​も​知しらず、天てん​に​いる​天てん使し​たち​も​知しらない。人ひと​の​子こ​が​来くる​まで、彼かれら​は​知しらない​で​あろう。

8 それゆえ、わたし​は​すべて​の​人ひと​が​悔くい改あらためる​こと​を​望のぞんで​いる。わたし​が​わたし​自じ身しん​の​もと​に​残のこして​おいた​者もの​たち、すなわち​あなたがた​の​^①知しらない​聖せい​なる​人々ひとびと​の​ほか​は、すべて​の​者もの​が​^②罪つみ​の​下もと​に​ある​から​で​ある。

9 それゆえ、わたし​は​あなたがた​に​言いう。わたし​は、わたし​の​^①永遠えいえん​の​聖せい約やく、すなわち​初はじめ​から​あった​もの​を​あなたがた​に​送おくった。

10 わたし​が​約やく束そく​した​こと​を、わたし​は​その​よう​に​果はたした。地ち​の​もろもろ​の​^①国こく民みん​は​それ​に​^②身 み​を​かがめる​で​あろう。また、たとえ​自みずから​そう​しなくて​も、彼かれら​は​低ひくく​なる​で​あろう。現在げんざい​自みずから​高たかぶって​いる​者もの​は、力ちから​に​よって​^③低ひくく​される​から​で​ある。

11 それゆえ、わたし​は​あなたがた​に​一つ​の​戒いましめ​を​与あたえる。あなたがた​は​この​民たみ​の​中なか​に​^①行いき、その​名な​を​ペテロ​と​いった​昔むかし​の​わたし​の​使し徒と​の​よう​に、彼かれら​に​言いい​なさい。

12 「かつて​地ち上じょう​に​おり、また​やがて​来くる、初はじめ​で​あり​終おわり​で​ある​主しゅ​イエス​の​名な​を​信しんじ​なさい。

13 ^①悔くい改あらため​なさい。そして、聖せい​なる​戒いましめ​の​とおり​に、罪つみ​の​赦ゆるし​の​ため​に​イエス・​キリスト​の​名な​に​よって​バプテスマ​を​受うけ​なさい。

14 だれでも​これ​を​行おこなう​者もの​は、教きょう会かい​の​長老ちょうろう​たち​の​^①按手あんしゅ​に​よって​^②聖霊せいれい​の​賜物たまもの​を​受うける​で​あろう。

15 さらに​また、まことに、わたし​は​あなたがた​に​言いう。だれでも​結けっ婚こん​を​^①禁きんじる​者もの​は、神かみ​から​聖任せいにん​されて​いない。^②結けっ婚こん​は​人ひと​の​ため​に​神かみ​に​よって​定さだめられて​いる​から​で​ある。

16 それゆえ、人ひと​が​一ひと人り​の​^①妻つま​を​持もつ​こと、また​彼かれら​二ふた人り​が​^②一体いったい​と​なる​こと​は​正せい当とう​で​ある。これ​は​すべて、^③地ち​が​その​創そう造ぞう​の​目もく的てき​に​かなう​ため​で​あり、

17 世せ界かい​が​造つくられる​^①前まえ​の​人ひと​の​^②創そう造ぞう​に​応おうじて、地ち​が​人ひと​の​数かず​で​満みたされる​ため​で​ある。

18 また、だれでも​^①肉にく​を​断たつ​よう​に​言いう​者もの、すなわち、人ひと​は​肉にく​を​食たべて​は​ならない​と​して​禁きんじる​者もの​は、神かみ​から​聖任せいにん​されて​いない。

19 見みよ、野の​の​^①獣けもの​と​空そら​の​鳥とり、また​地ち​から​生しょうじる​もの​は、食物しょくもつ​として、また​着きる​物もの​として​人ひと​が​使つかう​よう​に、また​人ひと​が​豊ゆたか​に​持もてる​よう​に​定さだめられて​いる​から​で​ある。

20 しかし、人ひと​が​ほか​の​人ひと​以い上じょう​の​もの​を​^①持もつ​よう​に​は​定さだめられて​いない。それゆえ、^②世よ​は​罪つみ​の​状じょう態たい​に​ある。

21 必ひつ要よう​が​ない​の​に、血ち​を​^①流ながしたり、肉にく​を​無む駄だ​に​したり​する​者もの​は、災わざわい​で​ある。

22 さらに​また、まことに、わたし​は​あなたがた​に​言いう。人ひと​の​子こ​は、女おんな​の​姿すがた​や​地ち上じょう​を​旅たび​する​男おとこ​の​姿すがた​で​は​^①来こない。

23 それゆえ、^①欺あざむかれて​は​ならない。引ひき続つづき​確かっ固こ​と​して​いて、天てん​が​震ふるえ、地ち​が​揺ゆれ​動うごいて​酔よった​者もの​の​よう​に​あちら​こちら​と​よろめく​の​を、また​もろもろ​の​^②谷たに​が​高たかく​なる​の​を、また​^③山々やまやま​が​低ひくく​なる​の​を、また​起き伏ふく​の​激はげしい​所ところ​が​平たいら​に​なる​の​を​^④待まち望のぞみ​なさい。これ​は​すべて、天てん使し​が​^⑤ラッパ​を​吹ふき​鳴ならす​とき​に​起おこる​で​あろう。

24 しかし、主しゅ​の​大おおいなる​日ひ​が​来くる​前まえ​に、^①ヤコブ​は​荒あれ野の​に​栄さかえ、レーマン人じん​は​ばら​の​よう​に​^②花はな​咲さく​で​あろう。

25 シオン​は​もろもろ​の​^①丘おか​の​上うえ​で​^②栄さかえ、山々やまやま​の​上うえ​で​喜よろこび、わたし​が​指し定てい​した​場ば所しょ​に​集あつめられる​で​あろう。」

26 見みよ、わたし​は​あなたがた​に​言いう。わたし​が​あなたがた​に​命めいじた​よう​に、出でて​行いき​なさい。あなたがた​の​すべて​の​罪つみ​を​悔くい改あらため​なさい。^①求もとめ​なさい。そう​すれ​ば、与あたえられる​で​あろう。たたき​なさい。そう​すれ​ば、開ひらかれる​で​あろう。

27 見みよ、わたし​は​あなたがた​の​前まえ​を​行いき、また​あなたがた​の​^①しんがり​と​なろう。わたし​は​あなたがた​の​^②中なか​に​おり、あなたがた​は​^③打うち破やぶられない​で​あろう。

28 見みよ、わたし​は​イエス・​キリスト​で​ある。わたし​は​^①すぐに​来くる。まことに​その​とおり​で​ある。アーメン。