1 聴きなさい、おお、わたしの教会の人々よ。まことに、わたしはあなたがたに言う。これらのことは、あなたがたに①益を与え、教えるために語られたものである。
2 しかし、書き記されたそれらのものがあるにもかかわらず、聖なる御霊によって指示され導かれるままにすべての集会を①執り行うことが、初めから常にわたしの教会の②長老たちに指示されてきたし、またこれから先いつまでも指示されるであろう。
3 それでも、あなたがたは、世の人々の前で開かれるあなたがたの公の集会から、決してだれも①追い出さないように命じられている。
4 あなたがたはまた、①教会に属する者をだれもあなたがたの聖餐会から追い出さないように命じられている。しかしながら、だれかが過ちを犯したならば、和解するまで彼に②聖餐を受けさせないようにしなさい。
5 さらにまた、わたしはあなたがたに言う。あなたがたは、真剣に王国を求めている者をだれもあなたがたの聖餐会から追い出してはならない。わたしは、このことを教会に属していない者について語っている。
6 さらにまた、わたしはあなたがたの①確認の会についてあなたがたに言う。教会に属していない者がだれかいても、真剣に王国を求めていれば、あなたがたは彼らを追い出してはならない。
7 しかし、あなたがたはすべてのことについて、惜しみなく与える神に①願い求めるように命じられている。また、あなたがたがまったく②聖い心をもって、わたしの前をまっすぐに歩み、あなたがたの救いの結末について③考え、祈りと④感謝をもってすべてのことを行いながら、御霊があなたがたに証する事柄を行うようにと、わたしは望んでいる。それは、あなたがたが邪悪な霊、あるいは⑤悪霊の教義、または人間の⑥戒めに⑦打ち負かされないためである。あるものは人間から出ており、またほかのものは悪霊から出ているからである。
8 それゆえ、欺かれないように気をつけなさい。そして、欺かれないために熱心に①最善の賜物を求め、それらが何のために与えられているのかを常に覚えておきなさい。
9 まことに、わたしはあなたがたに言う。それらは、わたしを愛してわたしのすべての戒めを守る者たちと、そうしようと努める者たちのために与えられる。それは、わたしを求める者たちや、わたしに願い求める者たち、願い求めるけれども①自分の欲のために使うように②しるしを求めるのではない者たちのすべてが、益を得られるようにするためである。
10 さらにまた、まことに、あなたがたに言う。教会員に与えられているそれらの①賜物が何であるか、常に覚えておき、また常に②心に留めておくようにと、わたしは望んでいる。
11 すべての人があらゆる賜物を与えられるわけではない。賜物は多くあり、①各人に神の御霊によって一つの賜物が与えられるのである。
12 ある人にはある賜物、またある人には別の賜物が与えられて、すべての人がそれによって益を得られるようになっている。
13 ある人には、イエス・キリストが神の子であり、世の罪のために十字架につけられたことを①知ることが、聖霊によって許される。
14 ほかの人には、続けて忠実であれば自分もまた永遠の命が得られるように、彼らの言葉を①信じることが許される。
15 さらにまた、ある人には、①様々な管理の務めを知ることが、同じ主の心にかなうままに、すなわち人の子らの状態に応じて憐れみを施す主が望むとおりに、聖霊によって許される。
16 さらにまた、ある人には、種々の働きが神から出ているかどうかを知ることが、聖霊によって許される。それは、御霊の現れがすべての人に与えられ、これによって益するためである。
17 さらにまた、まことに、あなたがたに言う。ある人には、神の御霊によって①知恵の言葉が与えられる。
18 別の人には、①知識の言葉が与えられる。それは、すべての人が教えられて賢くなり、また知識を得るためである。
19 さらにまた、ある人には、癒される①信仰を持つことが許される。
20 また、ほかの人には、①癒す信仰を持つことが許される。
21 さらにまた、ある人には、①奇跡の働きが与えられる。
22 また、ほかの人には、①預言することが許される。
23 また、ほかの人には、霊の①識別が与えられる。
24 さらにまた、ある人には、①異言で語ることが許される。
25 また、別の人には、異言の解釈が与えられる。
26 これらすべての①賜物は、②神の子たちを益するために神から来る。
27 また、教会の①ビショップ、および教会を見守るように、また教会の長老となるように神が選んで聖任する人々には、それらすべての賜物を②見分けることが許される。それは、あなたがたの中に、神から出ていると公言しながらそうではない者がいることのないようにするためである。
28 そして、①御霊によって求める者は、御霊によって与えられる。
29 それは、ある人にそれらすべての賜物を持つことが許されて、一人の長がいるようにし、すべての会員がそれによって益を得るためである。
30 ①御霊によって②求める者は、神の③御心にかなって求めるのである。それゆえ、彼が求めるとおりに行われる。
31 さらにまた、わたしはあなたがたに言う。あなたがたが御霊によって行うことは何であろうと、すべてのことはキリストの名によって行わなければならない。
32 また、与えられる祝福が何であろうと、あなたがたは御霊によって神に①感謝をしなければならない。
33 また、あなたがたは絶えずわたしの前で①徳高く②聖くなければならない。まことにそのとおりである。アーメン。