1 見みよ、あなたがた​の​間あいだ​で​^①記き録ろく​を​記しるさなければ​ならない。そして、その​記き録ろく​の​中なか​で、父ちち​なる​神かみ​の​御み​心こころ​と​あなたがた​の​主しゅ​イエス・​キリスト​の​恵めぐみ​に​よって、あなた​は​^②聖せい見けん者しゃ、翻ほん訳やく​者しゃ、預よ言げん者しゃ、イエス・​キリスト​の​^③使し徒と、教きょう会かい​の​長老ちょうろう​と​呼よばれ​なければ​ならない。

2 あなた​は、教きょう会かい​の​基もとい​を​据すえて、最もっとも​聖せい​なる​信しん仰こう​の​ため​に​これ​を​築きずき​上あげる​よう​に、聖霊せいれい​に​よる​^①霊感れいかん​を​受うけた。

3 この​^①教きょう会かい​は、あなたがた​の​主しゅ​の​千八百三十​年ねん、第だい四​の​月つき、四月がつ​と​呼よばれる​月つき​の​第だい六​日にち​に​^②組そ織しき、設せつ立りつ​された。

4 それゆえ、彼かれ​が​わたし​の​前まえ​を​完全かんぜん​に​^①聖きよく​歩あゆみ、わたし​の​^②言こと葉ば​と​戒いましめ​を​受うける​とき、あなたがた​教きょう会かい員いん​は、彼かれ​が​あなたがた​に​与あたえる​それら​の​すべて​を​心こころ​に​留とめ​なければ​ならない。

5 あなたがた​は​忍耐にんたい​と​信しん仰こう​を​尽つくして、あたかも​わたし​自じ身しん​の​口くち​から​出でて​いる​か​の​よう​に、彼かれ​の​^①言こと葉ば​を​受うけ入いれ​なければ​ならない。

6 これら​の​こと​を​行おこなえ​ば、^①地じ獄ごく​の​門もん​も​あなたがた​に​打うち勝かつ​こと​は​ない​から​で​ある。そして、主しゅ​なる​神かみ​は​あなたがた​の​前まえ​から​^②闇やみ​の​力ちから​を​追おい払はらい、また、あなたがた​の​ため​と、神かみ​の​名な​の​^③栄えい光こう​の​ため​に​天てん​を​^④震ふるわせる​で​あろう。

7 主しゅ​なる​神かみ​は​この​よう​に​言いう。わたし​は、善ぜん​の​ため​に​大おおいなる​力ちから​を​もって​^①シオン​の​大たい義ぎ​を​推おし進すすめる​よう​に​と​彼かれ​に​霊感れいかん​を​与あたえた。彼かれ​が​勤勉きんべん​で​ある​こと​を、わたし​は​知しって​おり、また​彼かれ​の​祈いのり​を、わたし​は​聞きいた。

8 まことに、彼かれ​が​シオン​の​ため​に​涙なみだ​を​流ながした​の​を、わたし​は​見みた。そこで​わたし​は、もう​シオン​の​ため​に​彼かれ​を​嘆なげき​悲かなしませない​よう​に​しよう。彼かれ​の​罪つみ​が​^①赦ゆるされ、彼かれ​の​業わざ​の​うえ​に​わたし​の​祝しゅく福ふく​が​現あらわれて、彼かれ​の​喜よろこぶ​日ひ​が​来きた。

9 見みよ、わたし​は​力ちから強づよい​祝しゅく福ふく​を​もって、わたし​の​^①ぶどう​園えん​で​働はたらく​すべて​の​人ひと​を​^②祝しゅく福ふく​しよう。彼かれら​は、わたし​を​通つうじて​^③慰なぐさめ主ぬし​に​よって​彼かれ​に​与あたえられる​言こと葉ば​を​信しんじる​で​あろう。慰なぐさめ主ぬし​は、イエス​が​^④世よ​の​罪つみ​の​ため​に、すなわち​^⑤悔くいる​心こころ​に​罪つみ​の​赦ゆるし​を​もたらす​ため​に、^⑥罪人つみびと​たち​に​よって​^⑦十じゅう字じ架か​に​つけられた​こと​を​^⑧明あきらか​に​する。

10 彼かれ​が​あなた、すなわち​わたし​の​使し徒と​オリバー・​カウドリ​に​よって​^①聖任せいにん​される​こと​は、わたし​に​とって​必ひつ要よう​で​ある。

11 これ​は​あなた​の​ため​の​儀ぎ式しき​で​ある。すなわち、彼かれ​は​あなた​に​とって​^①第だい一​の​者もの​で​ある​から、あなた​は​彼かれ​の​手て​の​下もと​で​長老ちょうろう​に​なる。それに​よって、あなた​は​わたし​の​名な​を​持もつ​この​キリスト​の​教きょう会かい​の​長老ちょうろう​と​なり、

12 教きょう会かい員いん​に​とって​の、また​世よ​の​人々ひとびと​の​前まえ​で​の、すなわち​異い邦ほう人じん​の​前まえ​で​の、この​教きょう会かい​の​最さい初しょ​の​説せっ教きょう​者しゃ​と​なる​ため​で​ある。また​主しゅ​なる​神かみ​は​この​よう​に​言いう。見みよ、見みよ、あなた​は​^①ユダヤ人じん​に​とって​も、この​教きょう会かい​の​最さい初しょ​の​説せっ教きょう​者しゃ​と​なる。アーメン。