1見よ、わたしは、わたしの子であるあなたに言う。あなたがわたしに望んだようには翻訳をせずに、わたしの僕ジョセフ・スミス・ジュニアのために再び書き取ることを始めたので、まことにわたしは、彼に託したこの記録をあなたが書き続けて完結するように望むものである。
2その後、見よ、ほかの記録があるので、わたしはあなたに力を与えて翻訳を助けさせよう。
3息子よ、忍耐強くありなさい。それはわたしの知恵にかなうからである。現在あなたが翻訳することは適切ではない。
4見よ、あなたが行うように召されている業は、わたしの僕ジョセフのために筆記することである。
5また見よ、わたしがあなたからこの特権を取り去ったのは、あなたが翻訳を開始したときのように翻訳を続けなかったからである。
6息子よ、つぶやいてはならない。わたしがこのようにあなたを遇したことは、わたしの知恵にかなうからである。
7見よ、あなたは理解していなかった。あなたはわたしに求めさえすれば、何も考えなくてもわたしから与えられると思ってきた。
8しかし見よ、わたしはあなたに言う。あなたは心の中でそれをよく思い計り、その後、それが正しいかどうかわたしに尋ねなければならない。もしそれが正しければ、わたしはあなたの胸を内から燃やそう。それゆえ、あなたはそれが正しいと感じるであろう。
9しかし、もしそれが正しくなければ、あなたはこのような感じを少しも受けず、思いが鈍くなり、それによって誤っている事柄を忘れるようになる。それゆえ、あなたはわたしから与えられなければ、神聖なことを書くことはできない。
10さて、もしあなたがこれを知っていたならば、翻訳できたであろう。しかしながら、あなたが今翻訳することは適切ではない。
11見よ、あなたが始めたときには適切であった。しかし、あなたは恐れた。そして、時は過ぎ去り、今や適切ではなくなった。
12あなたは、わたしがそれを補う十分な力をわたしの僕ジョセフに与えたのを見ていないか。あなたがたのどちらをも、わたしは罪に定めない。
13わたしがあなたに命じたこのことを行いなさい。そうすれば、あなたは栄えるであろう。忠実であり、決して誘惑に負けないようにしなさい。
14わたしがあなたを召した業にしっかりと立ちなさい。そうすれば、あなたの髪の毛一筋も失われることはない。そして、あなたは終わりの日に高く上げられるであろう。アーメン。