1まことに、まことに、わたしはあなたがた、すなわちわたしの僕たちに言う。あなたがたが互いに過ちを赦し合ったので、主なるわたしは同じようにあなたがたを赦す。
2それでも、あなたがたの中にはひどく罪を犯した者がいる。まことに、あなたがたのすべてが罪を犯した。しかし、まことに、わたしはあなたがたに言う。ひどい裁きがあなたがたの頭に下らないように、今から後、気をつけて、罪から遠ざかりなさい。
3多く与えられる者からは多く求められ、いっそう大いなる光に対して罪を犯す者は、いっそう大きな罪の宣告を受けるからである。
4あなたがたが啓示を求めてわたしの名を呼ぶと、わたしはそれらをあなたがたに与える。そして、わたしがあなたがたに与えるわたしの言葉をあなたがたが守らなければ、あなたがたは戒めに背く者となる。正義と裁きは、わたしの律法に付随する罰である。
5それゆえ、わたしは一人に言うことをすべての者に言う。すなわち、敵対する者がその領域を広げ、暗闇が支配しているので、目を覚ましていなさい。
6神の怒りは地に住む者に向かって燃えている。そして、だれ一人善を行う者はいない。すべての者が道を外れているからである。
7さて、まことに、わたしはあなたがたに言う。主なるわたしは、どのような罪もあなたがたに負わせない。あなたがたの道を行き、これからはもう罪を犯さないようにしなさい。罪を犯す者には以前の罪が戻るであろう、と主なるあなたがたの神は言う。
8さらにまた、あなたがたに言う。わたしはあなたがたに新しい戒めを与えて、あなたがたがわたしの思いを理解できるようにする。
9言い換えれば、あなたがたの救いのためとなるように、あなたがたがわたしの前でどのように行動すればよいか、あなたがたに指示を与える。
10あなたがたがわたしの言うことを行うとき、主なるわたしはそれに対して義務を負う。しかし、あなたがたがわたしの言うことを行わないとき、あなたがたは何の約束も受けない。
11それゆえ、まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕たち、エドワード・パートリッジとニューエル・K・ホイットニー、A・シドニー・ギルバートとシドニー・リグドン、わたしの僕ジョセフ・スミス、ジョン・ホイットマーとオリバー・カウドリ、およびW・W・フェルプスとマーティン・ハリスは、背きによって裁きが直ちに伴うことなしには破ることのできない盟約と聖約によって、あなたがたの様々な管理人の職においてともに結ばれることが必要である。
12貧しい者の諸事と、シオンの地とカートランドの地の両方におけるビショップの務めに関するすべてのことを処理するためである。
13わたしは、いと高き方の聖徒たちの益のために、またシオンのためのステークとして、わたしがふさわしいと思うときにカートランドの地を聖別した。
14シオンは美しさと聖さを増し、その境は広げられ、そのステークは強くされなければならない。まことに、わたしはあなたがたに言う。シオンは立ち上がり、その美しい衣を着なければならない。
15それゆえ、わたしはあなたがたに次の戒めを与える。すなわち、あなたがたはこの聖約によって結束しなさい。それは主の律法に従って行わなければならない。
16見よ、これはあなたがたの益のために、わたしの知恵にかなっている。
17あなたがたは平等でなければならない。言い換えれば、あなたがたは自分の管理人の職に関する諸事を処理するために、その入り用が正当であれば、それぞれ自分の入り用と必要に応じて財産を要求する平等な権利がある。
18これはすべて、生ける神の教会の益のため、またすべての者が自分のタラントをさらに増すため、またすべての者がほかのタラントをまことに百倍も得て、全教会の共有財産となるように主の倉に納めるためである。
19すべての者はその隣人の益を図るように努め、また神の栄光にひたすら目を向けてすべてのことをなすようにしなければならない。
20あなたがたが罪を犯さなければ、わたしはこの制度を、あなたがたのために、またあなたがたの継承者のために永遠の制度となるように定めた。
21この聖約に対して罪を犯し、それに対して心をかたくなにする者は、わたしの教会の律法に従って扱い、贖いの日までサタンに引き渡して打たれるに任せなければならない。
22さて、まことに、わたしはあなたがたに言う。そして、これは賢明なことである。すなわち、あなたがた自身のために、不義の富を持つ者と友になりなさい。そうすれば、彼らはあなたがたを滅ぼさないであろう。
23裁きはわたし一人に任せなさい。それはわたしのすることであり、わたしが報復するからである。平安があなたがたにあるように。わたしの祝福があなたがたに続くように。
24あなたが確固とした状態から堕落しなければ、王国はなおもあなたがたのものであり、いつまでもそうである。まことにそのとおりである。アーメン。