1見よ、一切の権威を持つ者、永遠から永遠にわたって存在する者、すなわち、アルパでありオメガであり、初めであり終わりである者の声を聴きなさい。
2見よ、この場所に集まっているあなたがた、おお、わたしの教会の長老たちよ、主なるわたしは罪を赦し、またへりくだった心をもって自分の罪を告白する者たちに憐れみ深いので、今罪が赦されているあなたがたに、主はまことにこのように言う。
3まことに、わたしはあなたがたに言う。川の両岸に住む者たちが不信仰で滅びつつあるときに、わたしの長老たちのこの一行全員が水の上を速く進んで行くことは必要ではない。
4それでも、わたしは、あなたがたが証を述べられるように、水の上を行くことを許した。見よ、水の上には多くの危険があり、特にこの後さらに多くなる。
5主なるわたしが怒って、水の上に多くの滅びがあるように定めたからである。そして、これらの水の上には特にそうである。
6それでも、すべての肉なるものはわたしの手の内にあり、あなたがたの中の忠実な者は、水によって滅びることはない。
7さて、わたしの僕シドニー・ギルバートとわたしの僕ウィリアム・W・フェルプスは、急いで彼らの用向きと使命に就くことが必要である。
8それでも、わたしは、あなたがたが自分のすべての罪に対して懲らしめを受けるまで、あなたがたを別れさせようとしなかった。それは、あなたがたが一つとなるためであり、またあなたがたが悪の中で滅びないためである。
9しかし今、まことに、わたしは言う。あなたがたが別れることは、わたしにとって必要である。それゆえ、わたしの僕シドニー・ギルバートとウィリアム・W・フェルプスを、彼らの以前の一行とともに行かせなさい。使命を果たすために、急いで旅をさせなさい。そうすれば、信仰によって彼らは勝利を得るであろう。
10彼らは忠実であれば、守られるであろう。主なるわたしは彼らとともにいるであろう。
11また、残りの者は、着る物として必要なものを携えて行きなさい。
12わたしの僕シドニー・ギルバートには、あなたがたが同意するままに、あなたがたに必要のないものを携えて行かせなさい。
13さて見よ、あなたがたのために、わたしはこれらのことに関して戒めを与えた。また、主なるわたしは、昔の人々と行ったようにあなたがたと論じよう。
14見よ、主なるわたしは初めに水を祝福したが、終わりの時には、わたしの僕ヨハネの口によって水をのろった。
15それゆえ、肉なるものが水の上で安全でない時が来る。
16来るべき時には、心のまっすぐな者のほかには、だれも水の上をシオンの地に上って行くことはできないと言われるであろう。
17また、主なるわたしは初めに地をのろったように、終わりの時には、ふさわしいときに地をわたしの聖徒たちが使うために祝福して、彼らが地の豊かなものにあずかれるようにした。
18さて、わたしはあなたがたに一つの戒めを与える。わたしは一人に言うことをすべての者に言う。あなたがたはこれらの水に関して兄弟たちに前もって警告して、彼らがこれらの水の上を旅をして来ないようにしなければならない。そうでなければ、彼らの信仰はなくなり、彼らはわなにかけられる。
19主なるわたしが定め、滅ぼす者が水の面を進んで行く。わたしはその定めを取り消さない。
20主なるわたしは昨日はあなたがたのことを怒ったが、今日は、わたしの怒りも解けている。
21それゆえ、急いで旅に出なければならないとわたしが語った者たちに、もう一度わたしはあなたがたに言うが、彼らに急いで旅をさせなさい。
22しばしの後、彼らが自分の使命を果たすならば、彼らが水路を取ろうと、陸路を取ろうと、問題ではない。その後は、彼らの判断に従って、彼らに知らされるままにしておきなさい。
23さて、わたしの僕たちシドニー・リグドンと、ジョセフ・スミス・ジュニアと、オリバー・カウドリに関してであるが、彼らは、家に向かう旅では、運河の上のほかは再び水の上を行かないようにしなさい。言い換えれば、彼らは運河のほかは、水の上を旅してはならない。
24見よ、主なるわたしは、わたしの聖徒たちの旅のために一つの道を定めた。見よ、これがその道である。すなわち、彼らは旅をしてシオンの地に上って行くように命じられたら、運河を離れた後は、陸路を行かなければならない。
25彼らは途中で天幕を張りながら、イスラエルの子らのように旅をしなければならない。
26見よ、あなたがたはこの戒めをすべての兄弟たちに伝えなければならない。
27それでも、水に命じる力を与えられる者には、御霊によって、主のすべての道を知ることが許される。
28それゆえ、その者には、この後わたしが望むとおりに、陸上であろうと水上であろうと、生ける神の御霊が命じるままに行わせなさい。
29また、聖徒たちが旅をする経路、すなわち主の陣営の聖徒たちが旅をする道は、あなたがたに示されている。
30さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕たちシドニー・リグドンと、ジョセフ・スミス・ジュニアと、オリバー・カウドリは、シンシナティに到着するまで、悪人の集まりの中で口を開いてはならない。
31そして、その場所で、彼らはその民に対して、すなわち滅亡の機がまさに熟している民に対して、神に、すなわちその民の悪事にその怒りを燃やしている神に声を上げなければならない。
32また、彼らは、そこから兄弟たちの集まりに向かって旅をしなさい。彼らの働きがまことに今、悪人の集まりの中におけるよりも、彼らの中において大いに望まれているからである。
33さて、残りの者についてであるが、彼らは旅をして、御言葉が与えられるのに応じて、悪人の集まりの中で御言葉を告げなさい。
34彼らはこれを行うならば、その衣から汚れが除かれて、わたしの前に汚れのない者となるであろう。
35彼らは、全員一緒であろうと、二人ずつであろうと、彼らがよいと思うままに旅をしなさい。ただ、わたしが心から喜んでいるわたしの僕たちレイノルズ・カフーンとサミュエル・H・スミスは、家に帰り着くまで別れてはならない。これはわたしの内にある、ある賢明な目的のためである。
36さて、まことに、あなたがたに言う。そして、わたしは一人に言うことをすべての者に言う。幼い子供たちよ、元気を出しなさい。わたしはあなたがたの中におり、あなたがたを見捨てていないからである。
37あなたがたがわたしの前にへりくだったので、王国の祝福はあなたがたのものである。
38人の子の来臨を待ち望んで、腰に帯を締め、目を覚ましていて、まじめでありなさい。あなたがたの思いがけないときに、人の子は来るからである。
39あなたがたは、誘惑に陥らないように常に祈って、生きるも死ぬも主の来る日に堪えられるようにしなさい。まことにそのとおりである。アーメン。