聖文
教義と聖約117


第117章

千八百三十八ねんがつよう、ミズーリしゅうファーウェストにおいて、ウィリアム・マークス、ニューエル・K・ホイットニー、およびオリバー・グレインジャーのとうめんつとめにかんして、げんしゃジョセフ・スミスをとおしてあたえられたけい

1-9しゅしもべたちはげんのものをむさぼってはならない。「しゅにとってざいさんとはなんであろうか」とあるからである。10-16かれらはあさましいこころてなければならない。そうすれば、かれらのせいしゅにとってしんせいなものとなる。

1まことにしゅは、わたしのしもべウィリアム・マークスと、またわたしのしもべニューエル・K・ホイットニーにこのようにう。しゅなるわたしがじょうふたたゆきおくまえに、かれらはぎょうすみやかにせいさんして、カートランドのたびちなさい。

2かれらはまし、がり、て、とどまることのないようにしなさい。しゅなるわたしがめいじるからである。

3それゆえ、もしとどまるならば、それはかれらにとってよくない。

4かれらはわたしのまえで、すべてのつみとすべてのむさぼりのよくぼうあらためなさい、としゅう。わたしにとってざいさんとはなんであろうか、としゅう。

5カートランドのざいさんさいはらいのためにしょぶんしなさい、としゅう。それらをばなしなさい、としゅう。そして、なおのこるものがあれば、なんでもそれをあなたがたののこしておきなさい、としゅう。

6わたしにはそらとりや、うみうおや、やまけものがいないか。わたしはつくらなかったか。わたしはくにぐにのすべてのぐんたいうんめいにぎっていないか。

7それゆえ、わたしはさびしいところさせ、はなかせ、またゆたかにむすばせないであろうか、としゅう。

8あなたがたが一てきのしずくにすぎないものをむさぼって、もっとじゅうようなことをなおざりにするほど、アダム・オンダイ・アーマンやまやまとオラハ・シネハへいげん、すなわちアダムのんでいたじゅうぶんがないのであろうか。

9それであるから、この、わたしのたみ、すなわちシオンにのぼってなさい。

10わたしのしもべウィリアム・マークスは、わずかなものにもちゅうじつでありなさい。そうすれば、おおくをおさめるものとなるであろう。かれは、ファーウェストのまちにおけるわたしのたみなかかんし、わたしのたみしゅくふくをもってしゅくふくされるようにしなさい。

11わたしのしもべニューエル・K・ホイットニーは、ニコライかれらのすべてのみつまわしいおこなと、わたしのまえにおけるぶんあさましさをすべてじなさい、としゅう。そして、アダム・オンダイ・アーマンののぼってて、わたしのたみビショップになりなさい、としゅう。まえではなく、おこないでそうしなさい、としゅう。

12さらにまた、わたしはあなたがたにう。わたしのしもべオリバー・グレインジャーを、わたしはおぼえている。よ、まことに、わたしはかれう。かれまえとこしえにいつまでも、しんせいおぼえられるであろう、としゅう。

13それゆえ、かれはわたしのきょうかいだいかんちょうかいさいしょうきゃくのためにねっしんはたらきなさい、としゅう。かれたおれるとき、ふたたがるであろう。かれせいかれくわえるものよりもわたしにとってしんせいだからである、としゅう。

14それゆえ、かれはこの、すなわちシオンのすみやかにのぼってなさい。そうすれば、ふさわしいときに、かれはわたしののために、またわたしのたみえきのために、あきないをするものとされるであろう、としゅう。

15それゆえ、だれもわたしのしもべオリバー・グレインジャーをかろんじることなく、わたしのたみしゅくふくがとこしえにいつまでもかれのうえにあるようにしなさい。

16さらにまた、まことに、わたしはあなたがたにう。カートランドのにおけるわたしのしもべみなしゅなるかみとわたしのいえとをおもこし、それをせいなるものとしてたもってまもり、わたしがふさわしいとするときにりょうがえにんたおしなさい、としゅう。まことにそのとおりである。アーメン。