1まことに主は、わたしの僕ウィリアム・マークスと、またわたしの僕ニューエル・K・ホイットニーにこのように言う。主なるわたしが地上に再び雪を送る前に、彼らは事業を速やかに清算して、カートランドの地を旅立ちなさい。
2彼らは目を覚まし、立ち上がり、出て来て、とどまることのないようにしなさい。主なるわたしが命じるからである。
3それゆえ、もしとどまるならば、それは彼らにとってよくない。
4彼らはわたしの前で、すべての罪とすべてのむさぼりの欲望を悔い改めなさい、と主は言う。わたしにとって財産とは何であろうか、と主は言う。
5カートランドの財産を負債の支払いのために処分しなさい、と主は言う。それらを手放しなさい、と主は言う。そして、なお残るものがあれば、何でもそれをあなたがたの手に残しておきなさい、と主は言う。
6わたしには空の鳥や、海の魚や、山の獣がいないか。わたしは地を造らなかったか。わたしは地の国々のすべての軍隊の運命を握っていないか。
7それゆえ、わたしは寂しい所に芽を出させ、花を咲かせ、また豊かに実を結ばせないであろうか、と主は言う。
8あなたがたが一滴のしずくにすぎないものをむさぼって、もっと重要なことをなおざりにするほど、アダム・オンダイ・アーマンの山々とオラハ・シネハの平原、すなわちアダムの住んでいた地に十分な余地がないのであろうか。
9それであるから、この地、わたしの民の地、すなわちシオンに上って来なさい。
10わたしの僕ウィリアム・マークスは、わずかなものにも忠実でありなさい。そうすれば、多くを治める者となるであろう。彼は、ファーウェストの町におけるわたしの民の中で管理し、わたしの民の祝福をもって祝福されるようにしなさい。
11わたしの僕ニューエル・K・ホイットニーは、ニコライ派と彼らのすべての秘密の忌まわしい行いと、わたしの前における自分の浅ましさをすべて恥じなさい、と主は言う。そして、アダム・オンダイ・アーマンの地に上って来て、わたしの民のビショップになりなさい、と主は言う。名前ではなく、行いでそうしなさい、と主は言う。
12さらにまた、わたしはあなたがたに言う。わたしの僕オリバー・グレインジャーを、わたしは覚えている。見よ、まことに、わたしは彼に言う。彼の名前は代々とこしえにいつまでも、神聖に覚えられるであろう、と主は言う。
13それゆえ、彼はわたしの教会の大管長会の負債償却のために熱心に働きなさい、と主は言う。彼は倒れるとき、再び起き上がるであろう。彼の犠牲は彼が増し加えるものよりもわたしにとって神聖だからである、と主は言う。
14それゆえ、彼はこの地、すなわちシオンの地に速やかに上って来なさい。そうすれば、ふさわしいときに、彼はわたしの名のために、またわたしの民の益のために、商いをする者とされるであろう、と主は言う。
15それゆえ、だれもわたしの僕オリバー・グレインジャーを軽んじることなく、わたしの民の祝福がとこしえにいつまでも彼のうえにあるようにしなさい。
16さらにまた、まことに、わたしはあなたがたに言う。カートランドの地におけるわたしの僕は皆、主なる神とわたしの家とを思い起こし、それを聖なるものとして保って守り、わたしがふさわしいとするときに両替人を打ち倒しなさい、と主は言う。まことにそのとおりである。アーメン。