2000–2009
わたしは聖文に喜びを感じる
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わたしは聖文に喜びを感じる

家族のためにできることで,聖文を通して家族を強めることほど大切なことはありません。

最近,愛する預言者は,今年の終わりまでにモルモン書を読むよう勧めました。わたしはこの勧告に従うことにより,これまで何度も読んだモルモン書から,新しく,胸躍る発見をしています。例えば,ニーファイ第二書第4章15節を通して新たな発見をしました。「わたしは聖文に喜びを感じるからである。わたしは聖文について心に深く考え,わたしの子孫の知識となり利益となるようにこれを書き記す。」

この聖句はモルモン書をどう読むべきか教えています。3つの重要な事柄が記されているのです。

一つは,「喜びを感じる」ことです。わたしはこの言葉が大好きです。聖文を読むとき,知識に飢え渇くことについて思い巡らすことはありますが,それは喜びを感じることとは違います。聖文から何を学ぶかは,どう準備をするかによって決まります。聖文を読むときはいつも,ある意味,新しい目を持った新しい自分として取り組みます。自分の現状や直面している出来事,態度はすべて,自分がどれほど聖文から学ぶかに影響します。わたしは聖文が大好きです。聖文を読むとき,そこから見いだす真理を大切に心に留めています。励ましや指示,慰め,強さ,求めている答えを受けるとき,心は喜びで満たされます。人生はより明るくなり,道が開けます。聖文を読む度に,天の御父が愛し心にかけてくださっていることを再確認します。これはまさにわたしの喜びです。ひかりクラスのある男の子が言ったように,「聖文について考えるとうれしくなる!」のです。

2番目は,「聖文について心に深く考え〔る〕」ことです。わたしは聖文を心にとどめることが好きです。読んだことの真髄が心に残り,平安と慰めをくれます。また,聖文から得た知識を通して導きと指示を受け,従うことにより自信が生まれます。時には,時間を取って聖文に読みふけります。少しずつ読むときもあります。けれども,どこで,いつ読むかは問題ではないようです。どのような状況でも聖文を心にとどめることができます。朝聖文を読むと,一日中御霊みたまの影響力を感じることが分かりました。昼ごろ読むときは,必要に迫られて読むことが多く,自分の判断や行動を左右するような答えや指示を得ることができます。夜読むときは,静かに眠りに就くにつれ,ぼんやりとした意識の中に,主からの優しい慰めの言葉がいつまでも残ります。夜中に目が覚め,眠りに就く直前に読んだ言葉をきっかけにアイデアが浮かぶことが何度もあります。一日中,様々なことを考えますが,心は聖文にある主の御言葉みことばをしっかりと受け止め,「深く考え〔る〕」のです。

このことから,「ひととなりは,その心に思うそのままである」ことを学びました(欽定訳箴言23:7から和訳)。聖文について深く考えるとき,何かが起こります。天の御父に近くありたいといっそう強く望むようになります。主に仕えたいと切に望みます。聖文から学んだ原則に従って生活したいと望み,そのように生活するとき,わたしの心は「わたしの子孫の知識となり利益となるようにこれを書き記す」のです。

もちろん,ニーファイのように聖典に書き記すことはありませんが,聖文を読み,学んだ原則に従うことにより,その聖句は生活に刻み込まれるようになっていきます。聖文が行動を律し,そこに書き記され,子供たちはそれを見て,従うようになります。聖文から学んだ原則に基づく遺産,すなわち義にかなって生きるという伝統を築き上げることができます。

教義と聖約第93章39節から40節ではこう教えています。「そして,あの邪悪な者が来て,人の子らから,不従順によって,また先祖の言い伝えによって,光と真理を取り去る。

しかし,わたしはあなたがたに,あなたがたの子供たちを光と真理の中で育てるようにと命じた。」

聖文を読むと,自分自身と家族を祝福する「光と真理」が必ず分かると確信することができます。何をすべきかが分かると,自分の行い,すなわち「伝統〔言い伝え〕」を自分が知っていることに添わせることができます。その結果,子供たちはわたしの姿を見て,道を外れることがないばかりか,聖文と聖文に記された真理に導かれます。

大好きな初等協会の歌があります。

調べ,考え,祈る

それがわたしのすべきこと

すると御霊の導きにより,心の中に

聖文が真実であると分かります1

聖文が真実であるという証あかしを得るためだけではなく,読むときに御霊があるよう祈ることで,感受性が鋭くなり,もっとはっきり理解できるようになります。自分の現状と,天の御父の望んでおられることが分かります。真理の原則と自分の生活の中で求められている変化を遂げる方法を理解します。また,託された業を達成できるように,主が助けて強くしてくださると確信できます。こうして聖文は生活の中に刻み込まれるのです。

聖文を読むとき,わたしたちは救い主の御声みこえを聞きます。主はわたしたちの生活から離れてしまわれることはありません。これら聖なる書物の端々にいきいきと記されています。預言者はモルモン書を読んで,救い主に近づくように求めています。

子供たちはどうでしょうか。聖文の教えに基づいて日々生活している親の子供は,何と祝福されていることでしょう。家族のためにできることで,聖文を通して家族を強めることほど大切なことはありません。父親,母親である皆さん,子供たちを集めて聖文を読んでください。忙しい家族の日課の中で何とかやり遂げてください。子供の皆さんは,聖文を学ぶために集まるよう言われたら,すぐに喜んで応じましょう。

ゴードン・B・ヒンクレー大管長は勧告とともに,勧告に従うときに与えられる約束についても語りました。こう約束しています。「さらに豊かに主の御霊が注がれるようになるでしょう。そして,主の戒めに従って歩もうとする決意が強められ,神の御子が確かに生きておられることがさらにはっきりと分かるようになるでしょう。」2

娘は今,人生で最もすばらしい時を過ごしています。3人の幼い子供を育てるという,最大の祝福かつチャレンジを受けているのです。その娘が言いました。「お母さん,わたし実行しているの。モルモン書を読んでいるのよ。あのすばらしい約束を信じているの。あれこそ今のわたしに必要な祝福なの。」

この祝福は,皆さんが人生で必要としているものですか。祝福は目の前にあります。一人一人が預言者に従う決意をしましょう。また家族で祝福を求めましょう。ヒンクレー大管長,わたしたちは大管長を愛し,大管長の声に聞き,そして従います。

天の御父は生きていて,わたしたちを愛しておられることを証します。イエス・キリストは救い主です。聖文は真実です。神の御言葉です。ゴードン・B・ヒンクレーは現在の預言者であり,わたしたちは預言者に従うことで,天の御父から大きな祝福を受けることができます。この証に心から感謝しています。イエス・キリストの御名みなにより,アーメン。