教会全体のための啓示は生ける預言者を通してだけ与えられること,わたしたちは生ける預言者に従う必要があることを,子供たちが理解できるように助ける。
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教義と聖約28章,43:1-7と本課の歴史記事を祈りの気持ちで研究する。それからレッスンを検討し,聖文と歴史記事を子供たちにどう教えるか決める(本書「レッスンの準備」ⅵ-ⅶ,「聖文と歴史記事に基づいて教える」ⅶ-ⅷ参照)。
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子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いのための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
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教材
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教義と聖約(人数分)
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視覚資料5-1「預言者ジョセフ・スミス」(『福音の視覚資料セット』401),または5-2「ジョセフ・スミス」(『福音の視覚資料セット』400),生ける預言者の写真(教会付属図書館か教会機関誌にあるもの)
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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総大会における生ける預言者の話のコピーを取る。預言者の話の中からクラスの子供たちに応用できる勧告を黒板に書き出す。どのようにしたら預言者の勧告に従えるかを話し合う。
次の大会までに実行する勧告を一つか二つ選ぶように勧める。子供たちに鉛筆と紙を渡して,選んだ勧告を紙に書かせる。紙に書いた内容を家族と分かち合い,預言者の勧告を思い出すように家の中の見やすい場所にはっておくように励ます。次の大会から主がわたしたちに望んでおられることを見いだすために預言者の言葉を読んだり,聞いたりするように励ます。
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預言者の言葉を完全に理解できなくても,預言者に従うのがなぜ常に賢明であるのかを子供たちに理解させる。もしわたしたちが預言者に従うなら,主が望んでおられることを行っているのである(教義と聖約1:38)。
ウィルフォード・ウッドラフ第4代大管長の以下の引用文を読むか一人の子供に読ませる。
「主はわたしであろうと,ほかのだれであろうと,この教会の大管長として立つ者が皆さんを誤った道へ導くのをお許しになることは決してありません。」(公式の宣言1「宣言」に関するウィルフォード・ウッドラフ大管長の三つの説教からの抜粋)
預言者は,主が望んでいない行いをするようには決して言わない。この点を強調する。
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集会で教会の指導者を支持する挙手への参加にはどのような意味があるかを子供たちに理解させる。召しを支持するためにわたしたちが手を挙げるとき,わたしたちはその人を助け支えると約束している。監督,初等協会会長,初等協会教師,あるいは両親などの教会の指導者が,その召しを果たすときに助け支える方法を子供たちに考えさせる。
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信仰箇条1:9を覚えさせる。
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「感謝を神に捧げん」(『賛美歌』11番),または「預言者にしたがおう」(『子供の歌集』58)を歌うか,歌詞を読む。
一人の子供に閉会の祈りをさせる。