だい1しょう
エリサベツとザカリヤ
ザカリヤとそのつまのエリサベツはユダヤ人で,エルサレムの近くにすんでいました。二人は神さまのいましめにしたがっていました。長い間,赤ちゃんが生まれるようにいのりましたが,年をとっても子どもがいませんでした。
ザカリヤはしんでんではたらくさいしでした。ある日,ガブリエルという名のてんしがあらわれました。神さまが,ザカリヤとエリサベツのいのりにこたえてくださると,ガブリエルは言いました。二人に赤ちゃんが生まれるということでした。またガブリエルは,その赤ちゃんにヨハネと名づけるように言いました。
ガブリエルは,ヨハネが神さまの正しい預げんしゃになるだろうと言いました。そして,ヨハネが人びとにイエス・キリストについて教えると,つげました。
ザカリヤはてんしが言ったことをしんじませんでした。エリサベツは年をとりすぎていて赤ちゃんをうめないとおもったのです。ザカリヤが神さまのやくそくをしんじなかったので,ヨハネが生まれるまで口がきけなくなると,ガブリエルは言いました。