「按手」「トピックと質問」(2023年)
概要
按手
按手とは,確認,聖任,会員が召しにおいて奉仕するための任命,病人への癒しの祝福,そのほかの神権の祝福など,多くの神権の儀式を執行するうえで主が明らかにされた方法です。正当な神権の権能を持つ人々が,儀式を受ける人の頭の上にその手を置きます。そうすることにより,神権者たちは神に使われる者として仕えることができ,彼らを通して神は御自分の子供たちを祝福されるのです。
いつの時代にも,神権者は按手という方法を用いてきました。アダムは義にかなった男性の子孫を,按手によって聖任しました。ヤコブはエフライムとマナセに祝福を宣言した際,二人の頭の上に手を置きました。アルマは「神の位に従って,按手により……祭司たちと長老たちを聖任」しました。使徒ペテロとヨハネは,按手によって聖霊の賜物を授けました。この神権時代において,バプテスマのヨハネは按手により,ジョセフ・スミスとオリバー・カウドリにアロン神権を授けました。