ライブラリー
​クリスマス―​どうすれば,イエス・​キリストが神の御子であるという証を分かち合うことができるでしょうか


​クリスマス―​どうすれば,イエス・​キリストが神の御子であるという証を分かち合うことができるでしょうか

クリスマスは救い主の降誕を思い起こし,主の完全な人生と贖いの犠牲という偉大な贈り物への感謝を新たにする時です。 イエスの降誕にまつわる聖典の話の中に,弟子としての模範を見つけることができます。レーマン人サムエルは主が来られることについて勇敢に預言をしました。ニーファイ人は御子の降誕のしるしを確固として待ち望みました。羊飼いたちは神の御子がお生まれになったことを人々に伝えました。博士たちは預言が成就していることに気づきユダヤの王を拝むために長い旅をしました。 昔の信仰深い聖徒たちのように,わたしたちもイエス・キリストについての証を人々に分かち合い,御子の回復された福音の中に見いだされる「すべての民に与えられる大きな喜び」を伝えたいと思います(ルカ2:10)。

霊的に備える

聖句や末日の預言者の教えの中で,イエス・キリストが神聖な御方であることに対するあなたの証を強めたのはどれでしょうか。 その証は,あなたの人生にどのような影響を及ぼしてきたでしょうか。 あなたはこれまでどのようなときに,ほかの人が証を強めるのを助けるために,それらの聖句や教えを使ってきたでしょうか。

青少年が救い主について証するのを聞いたのはいつでしたか。 彼らが証をほかの人と分かち合うのを促すためにあなたは何ができますか。

よく祈って以下のリソースを研究してください。 青少年に救い主の証を述べるよう霊感を与えると感じるものは何ですか。

マタイ2章;ルカ2章(イエス・キリストの降誕)

ヒラマン14章 (レーマン人サムエルがイエス・キリストの降誕を預言する)

3ニーファイ1:4-22(ニーファイ人がキリスト降誕のしるしを見る)

ヘンリー・B・アイリング,「完全な贈り物」2012年大管長会クリスマスディボーショナルより

生けるキリスト―使徒たちの証」『リアホナ』2000年4月号,2-3

福音のテーマ―「クリスマス

ビデオ―「主こそ贈り物」,大きな喜びのおとずれ―イエス・キリストの降誕,クリスマスの本当の意味―クリスマスビデオ,最初のクリスマスの精神,[あなたがたは世の光である:25日間の奉仕」

大管長会クリスマス・ディボーショナル

救い主の方法で教える

救い主は,聖文を用いて教え,御自分の使命について証された。 人々に,自分で聖文について考え,聖文を使って自分の疑問に答えを見つけるように教えられた。 青少年が,聖文の中に含まれている力強い証を認識するために,あなたはどのような助けができるでしょうか。

関連づける

毎回クラスの最初の数分を使って,青少年が様々な場面で学んでいることを関連づけられるように助けてください(例えば,個人学習,セミナリー,教会のその他のクラス,友人との経験など)。 福音が日々の生活に関連していることを理解できるように,彼らをどのように助けることができるでしょうか。 以下のアイデアが役に立つでしょう。

  • この週日の間に,先週のレッスンで学んだことをどのように応用したかを分かち合うように青少年に勧めます。

  • 青少年に救い主の降誕をいつもどのようにお祝いしているか分かち合うように勧めます。 彼らをイエス・キリストに近づけてくれる伝統にはどのようなものがあるでしょうか。

一緒に学ぶ

以下の各々の活動は,青少年がイエス・キリストの証を分かち合う助けとなるでしょう。 御霊の導きに従って, あなたのクラスにとってもっとも適した活動を一つ,または幾つか選んでください。

  • 毎年,大管長会と教会指導者が大管長会クリスマス・ディボーショナルにおいて話をします。 最近のディボーショナルから説教もしくは歌を選び,クラスで分かち合います。説教の中のどの話を他の人たちと分かち合うことができますか。これらの話は,クリスマスの本当の意味や,わたしたちの救い主イエス・キリストについて教えるうえでどのような助けとなるでしょうか。クラスの会員に,ソーシャルメディアについて,または家族について,ディボーショナルの説教から学んだことを分かち合うよう勧めます。

  • このアウトラインで提案されているビデオの一つを青少年に見せ, 救い主に対する思いや気持ちを互いに分かち合ってもらいます。 救い主の神性についてあなたの証を述べ,青少年にもそうするように勧めてください。 家庭の夕べやソーシャルメディアでこれらの動画を分かち合うように青少年を励ましてください。 これらのメッセージを分かち合った経験について,今後のレッスンのときにクラスで分かち合うように勧めます。

  • クラス全員で,新約聖書とモルモン書の中にある救い主の降誕の話を復習します。このアウトラインに掲載されている聖句の中から幾つかを一緒に読みます。 青少年たちはこれらの聖句の中から,レーマン人サムエルや羊飼いたちのように,自分の証を人に分かち合いたいという気持ちにさせてくれるどのような事柄を見つけるでしょうか。 彼らはほかにどのような洞察を得るでしょうか。 青少年たちに,このクリスマスの季節にイエス・キリストについての自分の証を分かち合う方法を,深く考えて話し合うように勧めてください。

  • クリスマスの賛美歌を歌い,青少年たちに,それらの賛美歌の中で自分が御霊を感じるメッセージについて話すように勧めます。 彼らはこれらの賛美歌とどの聖句を結びつけるでしょうか。 適切であれば,地域の人々のためにクリスマスの賛美歌をクラス全員で歌う機会を探してもよいでしょう。

青少年に今日学んだことを分かち合ってもらいます。 彼らはイエス・キリストの証をほかの人と分かち合いたいと感じているでしょうか。 どのような感情や印象を持ったでしょうか。 ほかに質問はないでしょうか。 このテーマにもっと時間を費やす方がよいでしょうか。

教師へのヒント

「福音を教えるときには,御霊が真の教師であられることを謙虚に認めるべきである。 わたしたちの特権は,わたしたちを通して聖霊が教え,証し,慰め,霊感をお与えになる器として働くことである。」(『教師,その大いなる召し』41)

行動するように勧める

青少年に,今日学んだことから彼らがすべきだと感じていることを尋ねてください。 その気持ちに従って行動するよう,彼らを励ましてください。 フォローアップする方法を検討してください。