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御霊に従うことについてモンソン大管長からどのようなことを学ぶことができるでしょうか


御霊に従うことについてモンソン大管長からどのようなことを学ぶことができるでしょうか

トーマス・S・モンソン大管長はこう語っています。「わたしが天の御父と祈りを通して話をしない日はありません。それは,わたしにとって大切な会話の時間です。この会話がなければ,わたしは道に迷ってしまうことでしょう。このような関係を天の御父との間にまだ築いていない人は,それを築けるよう努めてください。そのように努めると,御父の霊感と導きを生活の中に受けられるようになります。これはこの地上で霊的に生きていくためにだれにとっても不可欠なものです。そのような霊感と導きは御父からの賜物で,求めさえすればだれにでも与えられます。これは大いなる宝です。天の御父が霊感を通してわたしに御心を伝えてくださるとき,いつもへりくだり感謝します。霊感に気づくことと,それに頼り,従うことをわたしは学んできました。」(「聖なる地に立つ」 『リアホナ』2011年11月号,84)。

霊的に備える

聖霊の導きに従うことにより,あなたはどのように祝福を受けてきましたか。この点についてモンソン大管長の模範からどのような影響を受けてきましたか。

あなたが教える青少年は,霊的な促しを受け,それに従う方法を知っていますか。聖霊の促しに従うようになることは,現在と将来に青少年にとってどのような助けとなるでしょうか。彼らはモンソン大管長の模範からどのような影響を受けるでしょうか。

以下の聖句と資料をよく祈って研究してください。青少年が,モンソン大管長の模範から聖霊の促しに従って行動することを学べるようにするには,どの資料を使えばよいでしょうか。

箴言3:5-6(主を信頼するなら,主はわたしたちの道をまっすぐにしてくださる)

1ニーファイ3:7(主は命じられたことを成し遂げられるよう道を備えてくださる)

2ニーファイ32:1-5 (聖霊は行うべきことを示してくださる)

教義と聖約8:2-3(聖霊は思いと心に語りかけられる)

トーマス・S・モンソン「祝福について考える」『リアホナ』2012年11月号,86ー89

トーマス・S・モンソン「聖なる地に立つ」『リアホナ』2011年11月号,82-86(ドイツ・フランクフルト神殿の奉献式を管理したときの話)

トーマス・S・モンソン「タバナクルの思い出」『リアホナ』2007年5月号,41-42(2階席に座っている少女に向けて総大会の説教をするべきだと感じたときの話)

ジェフリー・R・ホランド「トーマス・S・モンソン大管長―主の足跡をたどって」『リアホナ』2008年6月号付録,2-16(友人と主に対する誠実さ)の項を参照)

ビデオ―「御霊の促しに従う」 「常に御霊の促しに従う」

救い主の方法で教える

イエス・キリストはこのように教えられました。「わたしの教はわたし自身の教ではなく,わたしをつかわされたかたの教である。神のみこころを行おうと思う者であれば,だれでも,わたしの語っているこの教が神からのものか,それとも,わたし自身から出たものか,わかるであろう。」(ヨハネ 7:16-17)。従順さは,あなたが教える教義が真実であることを知る上でどのように役立つでしょうか。

関連づける

毎回クラスの最初の数分を使って,青少年が様々な場面で学んでいることを関連づけることができるように助けてください(例えば,個人学習,セミナリー,教会のその他のクラス,友人との経験など)。福音が日々の生活に関連していることを理解できるように,彼らをどのように助けることができるでしょうか。以下のアイデアが役に立つでしょう。

  • 最近読んで印をつけた聖句を探してほかの生徒と分かち合うようそれぞれの青少年に言います。その聖句のどのような点が印象に残ったか,一人ずつに尋ねます。

  • この概念の始めにあるトーマス・S・モンソン大管長の言葉を青少年と分かち合います。この言葉のどのような点が青少年にとって印象に残りましたか。モンソン大管長が聖霊の促しを受け,それに従って行動した話で青少年が思いつくものはありますか。

一緒に学ぶ

以下の活動は,青少年が,モンソン大管長の模範を通して,御霊の促しに従うことについて学ぶ助けとなるでしょう。聖霊の導きに従って,クラスに最も適した活動を一つ,あるいは幾つか選んでください。

  • モンソン大管長が聖霊の促しを受け,その促しに従った話(このアウトラインで提案されているものなど)を青少年一人一人に割り当てます。割り当てられた話を読んで要約し,霊感に従って行動することについて学んだことを発表してもらいます。促しに従って行動し祝福を受けた経験を分かち合うよう青少年に言います。

  • このアウトラインに提示されている聖句を読み,それぞれの聖句が御霊の促しに従うことについて教えていることを簡潔な文章にまとめるよう青少年に勧めます。この概念に提案されているモンソン大管長についての話を一つ,あるいは幾つか一緒に読み,どのような点でモンソン大管長は今読んだ聖句の模範となっているかよく聞くよう青少年に言います。霊的な促しにもっと従うために何ができるでしょうか。

  • 青少年に,モンソン大管長についての話を読みながら,あるいは,このアウトラインに示されているビデオを見ながら,次の質問について深く考えるように言います。「時々聖霊の促しに従って行動するのが難しいのはなぜでしょうか」「このような問題を克服するにはどうすればよいでしょうか」「導きに従うことによりどのような祝福がもたらされますか」。モンソン大管長の模範から得た考えを分かち合うように勧めます。その模範に従うために何ができるでしょうか。

青少年に今日学んだことを分かち合ってもらいます。何を感じ,どんな印象を抱いたでしょうか。聖霊の促しに従って行動することがなぜ大切か理解できたでしょうか。ほかに質問はないでしょうか。このテーマにもっと時間を費やすべきでしょうか。

福音の学習技術

要約する。この項の最初の二つの活動の中で,青少年は総大会説教または聖文から学んだことについて,短い要約を書くように勧められます。彼らが受けた印象,教えられた教義,起きた出来事,参加した人々,などをメモするように励ますことによって,彼らを助けることができます。次のように自問してもよいでしょう。「主は何を強調しようとしておられるのだろうか。それはなぜだろうか」「今読んだことの中に,自分に応用できることはあるだろうか」。

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ビデオ―「学んだことを復習する」

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行動するように勧める

今日学んだことを通して,何を実行しようと感じたか青少年に尋ねます。その気持ちに従って行動するよう励まします。御霊を求めながら,フォローアップする方法を祈りの気持ちで考えます。