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ジョセフ・スミスの模範は,福音を学ぶことについて何を教えているでしょうか


ジョセフ・スミスの模範は,福音を学ぶことについて何を教えているでしょうか

ジョセフ・スミスは,福音を回復するため主の器として働けるよう,霊的な知識を求めました。聖文について深く考え,霊感に満ちた事柄を尋ね,学んだことを実行しました。わたしたちも,預言者ジョセフ・スミスの模範に従うときに,自分自身の生活の導きとなる答えや霊感を受けることができます。

霊的に備える

福音を研究したときの自分の経験について思い出してください。 あなたは福音を学ぶときに,ジョセフ・スミスの模範からどのような影響を受けたでしょうか。

あなたが教える青少年は,どのように福音を研究しているでしょうか。 ジョセフ・スミスの模範は,彼らの研究する姿勢をどのように高めてくれるでしょうか。

ジョセフ・スミスの生涯を研究してください。 ジョセフの模範から,福音を研究する姿勢について何を学ぶことができるでしょうか。 あなたは,青少年に何を分かち合うことができるでしょうか。

教義と聖約76:15-21(ジョセフ・スミスは,聖句について深く考えた)

ジョセフ・スミス―歴史(ジョセフ・スミスは,聖文を自分に当てはめ,霊感された質問を尋ね,学んだことに基づいて行動した)

ジャイロ・マサガルディ,「回復の聖なる地」『リアホナ』2016年5月号,56-58

クレーグ・C・クリステンセン「自分自身で知っている」『リアホナ』2014年11月号,50-52

永遠の真理についての知識を得る『歴代大管長の教え―ジョセフ・スミス』261-270

「麗しき朝よ」『賛美歌』18番

ビデオ: 「源」, 「アイリング管長とホランド長老を迎えて行われるFace to Face:『最初の示現』から,わたしたちは個人の啓示についてどのようなことが学べるでしょうか。」

救い主の方法で教える

救い主は,教えるために独りで祈りと断食をすることにより,御自身を備えられました。 主は,天の御父の導きを求められました。 救い主の模範に従って教えるために,あなたは何を行うことができるでしょうか。

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ビデオ―「救い主の方法で福音を教える」

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関連づける

毎回クラスの最初の数分を使って,青少年が様々な場面で学んでいることを関連づけることができるように助けてください(例えば,個人学習,セミナリー,教会のその他のクラス,友人との経験など)。福音が日々の生活に関連していることを理解できるように,彼らをどのように助けることができるでしょうか。以下のアイデアが役に立つでしょう。

  • 学んでいる教義について,質問するよう青少年に勧めます。

  • ジョセフ・スミスの生涯について,青少年が知っていることを,簡単な絵で一人一人ホワイトボードに描いてもらいます。(あるいは,ジョセフの生涯に関する絵を見せて話し合います。『福音の視覚資料集』89-97参照)。ホワイトボードに,「ジョセフ・スミスの模範は,福音を学ぶことについて何を教えているでしょうか」と書きます。幾つかの答えを青少年に挙げてもらい,レッスンの間も,この質問について考えるよう勧めます。

一緒に学ぶ

以下の活動は,青少年がジョセフ・スミスの模範から福音の研究者としてあるべき姿を学ぶ助けとなるでしょう。 御霊の導きに従って,クラスに最も適した活動を一つ,あるいは幾つか選んでください。

  • 青少年一人一人に,個人の啓示を受けることについての質問を書くよう勧めます。,青少年が望むなら質問を読んでもらいます。その後,ホワイトボードにその質問を貼ってもらいます。クラス全員でジョセフ・スミス—歴史1:5-17を読み直し,ジョセフ・スミスの経験がホワイトボードの質問の幾つかに対する答えとなるかどうか確認します。また青少年は,ビデオ「アイリング管長とホランド長老を迎えて行われるFace to Face:『最初の示現』から,わたしたちは神の属性についてどのようなことが学べるでしょうか。」を視聴して答えを探すこともできます。

  • 今週,あなたのクラスの青少年の一人に,ジョセフ・スミス―歴史1:5-17を調べ,ジョセフ・スミスが自分の疑問の答えを見つけるために何をしたか分かち合う準備をして来るよう勧めます。 全員で,ジャイロ・マサガルディ長老の説教「回復の聖なる地」を読み直し,マサガルディ長老がどのようにして自分の疑問に対する答えを見つけたかを探します。 マサガルディ長老の経験は,ジョセフ・スミスの経験とどのような点で似ているでしょうか。青少年は,福音に対してどんな疑問を抱いているでしょうか。青少年は,自分が疑問を抱いたとき,「預言者ジョセフ・スミスの模範に従う」という,マサガルディ長老の勧めにどのように応じるでしょうか。

  • 生徒に,クレーグ・C・クリステンセン長老の説教「自分自身で知っている」の中の「神に願い求める」の部分を読んでもらいます。 クリステンセン長老の「自分の証を得る,または強める際に応用できる手本があることがお分かりでしょうか」という質問の答えとなり得る回答をホワイトボードに書いてもらいます。 この質問に答えるためにジョセフ・スミス―歴史1:5-17を調べるよう勧めます。

  • 福音を学ぶための原則や特質(謙遜,深く考える,聖文を当てはめる,霊感に満ちた質問をするなど)について書き出せるよう青少年を助けてください。 ジョセフ・スミス―歴史10-2021-2628-3334-4748-5468-75の各節を,それぞれの青少年に割り当てます。 これらの聖句を研究し,ほかに学ぶべき原則や,ジョセフ・スミスがこれらの原則を自分に当てはめた例を見つけてもらいます。 青少年が福音を学ぼうと努力するときに,これらの原則をどのように応用すればよいでしょうか。

  • 麗しき朝よ」(『賛美歌』18番)の歌詞を一緒に読み, ジョセフ・スミスの真理を探し求める姿勢を示す言葉を見つけてください。 なじみのない言葉を,青少年が理解できるよう助けてください。 青少年は真理を探し求めるうえで,ジョセフ・スミスの模範にどのように従うことができるでしょうか。

  • クラスをグループに分け,『歴代大 管長の教え―ジョセフ・スミス』の「永遠の真理についての知識を得る」の章の幾つかの部分を,各グループに割り当てます。 個人の福音学習を改善する方法について,ジョセフ・スミスの教えの中から見つけるよう青少年に勧めます。

青少年に今日学んだことを分かち合ってもらいます。 ジョセフ・スミスの経験が,福音を学ぶうえで何を教えているか理解できたでしょうか。 何を感じ,どんな印象を抱いたでしょうか。 ほかに質問はないでしょうか。 このテーマにもっと時間を費やすべきでしょうか。

福音の学習技術

原則を探す。 原則とは,人の行動の指針と成る真理です。 原則は,聖典や預言者の言葉の中に簡潔に述べられていることもあれば,物語の中に含まれていることもあります。 この項の最初の活動で,青少年は学習の原則をリストアップするように勧められています。 聖句を調べているときに以下のように自問すると助けになるかもしれません。「この部分からどのような原則が学べるだろうか」 「それらは,わたしが過去に教えたり学んだりしたことと異なっているだろうか」 「それによって,わたしは生活を変えるように励まされるだろうか」 個人や家族の聖典学習の中から原則を見つけるように励ましてください。

行動するように勧める

ジョセフ・スミスの模範に従い,より良い福音学習するためにできることを一つ書き記すよう各青少年に勧めます。互いに書いたものを分かち合うよう勧めます。