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教師会レッスン4—レッスンの準備をする:教える方法を決める
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教師会レッスン4

レッスンの準備をする:教える方法を決める

教師会活動の提案

このレッスンには,教師が家庭での学習経験11-13で学んだ原則を実践できる活動のリストが含まれています。必要に応じて,クラスの教師の必要に合った実践活動を自分で作ることもできます。

家庭で行う学習経験11—教える方法を決める:生徒が自分の役割を果たせるよう助ける

実践活動1—教師用手引きは,生徒が自分の役割を果たすのをどのように助けてくれるか

目的—教師用手引きに含まれる質問や方法,学習活動が,生徒が福音を学習する際に自分の役割を果たすよう促すのにどのように役立つかを,教師が理解できるようにする。

活動—教師に,セミナリーまたはインスティテュートの教師用手引きのいずれかのレッスンを開いてもらうか,この手引きの付録の中の資料「サンプルレッスン—3ニーファイ11:1-17」を配付します。学習プロセスにおいて生徒が自分の役割を果たす助けとなる質問や活動,教授方法を探してもらいます。十分に時間を与えた後で,自分の学んだことを現職教師のグループの他のメンバーと話し合うように言います。

実践活動2—学習プロセスにおいて果たすべき役割を教師が生徒に教えられるよう助ける。

目的—年度の初め,そして一年を通して,学習プロセスにおいて果たすべき役割を教師が生徒に教えられるよう助ける。

活動—それぞれのセミナリー教師用手引きには,「学習者の役割」というレッスンが含まれています。このレッスンは,生徒が福音を教え,学ぶ際に自分が果たすべき役割について理解できるよう助けるためのものです(Book of Mormon Seminary Teacher Manual, 第1課などを参照)。これらのレッスンから1つを選んで復習し,学習プロセスにおいて自分の責任を果たすよう生徒に教えるために用いることのできる,原則や活動,教授方法を探すように言います。

レッスン「学習者の役割」に含まれている原則について,簡単なレッスンを準備してもらいます。十分な時間を取った後,教師をグループごとに分け,用意したレッスンをグループに教える練習をするように言います。(教師全員が用意した内容を教えることができるよう,小さなグループに分けます。)教師が全員レッスンを教え終わったら,一年を通して福音の学習における自分の役割を果たすよう生徒に教え続けるにはどうすればよいかを話し合います。

家庭学習12—教える方法を決める:効果的な質問をする

実践活動3—効果的な質問の種類を特定する

目的—学習パターンに関連する望ましい結果を生徒にもたらすことのできる,異なる種類の質問を認識し,理解できるよう教師を助ける。

活動—本手引きの付録に含まれている資料「効果的な質問の種類を特定する」をコピーして配付します。資料に載っている様々な種類の質問を探してもらいます。次に,分かったことについてクラスで話し合います。

実践活動4—教師用手引きを用いる

目的—教師用手引きの中から質問を見つけ,それらの質問が,学習パターンの望ましい結果を生徒にもたらすうえでどのような助けとなるかを教師が理解できるようにする。

活動—教師に,セミナリーまたはインスティテュートの教師用手引きのいずれかのレッスンを開いてもらうか,本手引きの付録の中の資料「サンプルレッスン—3ニーファイ11:1-17」を配付します。レッスンの中で,全ての質問に印をつけるように言います。次に,それぞれの質問が,学習パターンのどの要素に関連しているか考えてもらいます。分かったことについてクラスで話し合います。

実践活動5—質問を書き換える

目的—学習パターンに関連する効果的な質問を作れるよう教師を助ける。

活動—本手引きの付録に含まれている資料「質問を書き換える」をコピーして配付します。望ましい学習結果を生徒にもたらす可能性が高まるよう,教師に資料の質問を書き換えてもらいます。書き換え終わったら,数人の教師に書き換えた質問をグループのメンバーに発表してもらいます。

実践活動6—見本に倣い,書く

目的—背景と内容を理解することから福音の原則を生活に取り入れることまで,生徒に聖句セグメントの学習パターンを一通り経験してもらうのに役立つ,一連の質問を書く練習を教師にしてもらう。

活動—本手引きの付録に含まれている資料「例と訓練」をコピーして配付します。ワークシートに載っている一連の質問のサンプルをよく読むよう教師に言います。質問のサンプルは,ある聖句セグメントについて生徒が学習パターンを経験する助けを教師ができるようになるためのものです。次に,自分が選んだ一つまたは二つの聖句について,同じパターンに倣い,同様の一連の質問を書く練習をしてもらいます。

実践活動7—教える備えをする

目的—聖句や教師用手引きを使って簡単なレッスンを準備し,互いに教えあう練習をする機会を教師に提供する。

注—訓練のこの時点で,教師はレッスンを準備し教える練習をする備えができているはずです。教師用手引きの時間通りのレッスンを行う準備をして教えるのではなく,1つの聖句セグメントのみを教える準備をするように教師に言います。この活動はおそらく教師に召されている間ずっと行うことになるでしょう。

活動—何をどのように教えるかを決定することについて学んだ重要な要素について,簡単に復習します。それから,教師用手引きから1つの聖句セグメントを選び,それを使った簡単なレッスンを準備してもらいます。

教師全員がレッスン準備の同じ段階に取り組み,誰も遅れることのないようレッスンを進めるとよいでしょう。教師が計画する助けとして,本手引きの付録に含まれている資料「レッスンを計画するための質問」をコピーして配付します。教師がレッスンの準備を終えたら,一人か二人に,グループの前でレッスンを教えてもらいます。必要に応じて,それぞれのレッスンの終わりに,教師たちに意見や役立つフィードバックを発表してもらいます。(必要に応じて,教師は本手引きの付録の中の資料「サンプルレッスン—3ニーファイ11:1-17」を配付するとよいでしょう。)

学習経験13—教え方を決める:御霊により教え,学ぶ

実践活動8—3つの重要な信条

目的—教師が御言葉の力や主と御霊を信じ,生徒を信頼するときに,教室でどのような経験をすることができるかについて,教師の理解を深める。

活動—教師に次の三つの重要な要素を紙に書いてもらいます(『福音を教え学ぶ—宗教教育セミナリー・インスティテュートの教師ならびに指導者用手引き』47-48参照)。

  • 御言葉の力を信じる

  • 主と御霊を信じる

  • 生徒に対する信頼

教室での出来事を描いたビデオを教師に見せます。次のビデオの中から一つを選んで使っても(LDS.orgから入手可能),別のビデオを選んでもかまいません。(このビデオは全ての言語で利用できるわけではありません。)

“2.7 Analyzing a Passage”(「2.7 聖句を分析する」)(8:12)

“2.7 A Student-Centered Discussion”(「2.7 生徒主導の話し合い」)(10:47)

ビデオを見ながら,教師が御言葉の力や主と御霊を信じ,生徒を信頼していることを示している例を探すように教師に言います。その後,自分の考えや気づいたことを発表してもらいます。

実践活動9—生徒を信頼する

目的—生徒が何者であるか,また生徒が福音の学習における自分の役割を果たし,さらに改心の度合いを深める能力をもっていると信頼できる理由を,教師がさらに理解できるよう助ける。

活動—本手引きの付録に含まれている資料「生徒に対する信頼」をコピーして配付します。読みながら,「教師の助けと励ましを受けるなら,自分の生徒たちも学習のプロセスにおいて学習者としての役割を果たすことができるようになる」ということを確信するのに役立つ重要な真理に下線を引くように言います。感じたことについて短く話し合います。

教室での出来事を描いたビデオを教師に見せます。次のビデオの中から一つを選んで使っても(LDS.orgから入手可能),別のビデオを選んでもかまいません。(このビデオは全ての言語で利用できるわけではありません。)

“2.7 Analyzing a Passage”(「2.7 聖句を分析する」)(8:12)

“2.7 A Student-Centered Discussion”(「2.7 生徒主導の話し合い」)(10:47)

資料に下線を引いたことが真実である証拠を探し,二人一組になって気付いたことや感じたことについて話し合ってもらいます。