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教師会レッスン1—わたしたちの目的
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教師会レッスン1

わたしたちの目的

教師会活動の提案

このレッスンには,教師が家庭での学習経験1-4で学んだ原則を実践できる活動のリストが含まれています。必要に応じて,クラスの教師の必要に合った実践活動を自分で作ることもできます。

学習経験1—救い主の方法で生活し,教える

実践活動1—キリストのような特質を伸ばす

目的—キリストの特質を自分がどの程度伸ばしているかを教師が評価できるよう助け,さらに救い主のように生活し,教えるために積極的に努力するよう励ます。

活動—『わたしの福音を宣べ伝えなさい—伝道活動のガイド』126ページの「特質を伸ばすための活動」のコピーを教師に配ります。数分間で活動を行ってもらいます。終わったら,学んだことや感じたことについて短く話し合います。自分たちが生活の中や教えるときに救い主のようになろうと努めれば努めるほど,生徒の生活にさらに影響を与えることができるようになることを証します。

実践活動2—救い主の模範に倣う

目的—教師が,状況をよく見て,救い主の模範に従って適切に対処できるようになれるよう助ける。

活動—家庭での学習経験1の『福音を教え学ぶ』の手引きを使った活動で見つけた,行動を表す語句を発表するよう教師に言います。以下の教室での設定状況の一つか,自分が設定した状況のロールプレーを行い,手引きの中で救い主がそれぞれの状況に対して,どのような解決策の模範を示されているか見つけてもらいます。クラス全体で,あるいはパートナーと,この設定状況に対処する練習をします。

  • ある生徒がクラスに聖典を持ってこない,またはレッスン中に聖典を開こうとしない。

  • ある生徒は毎日クラスに出席しているが,クラスの活動にまったく参加していない。

  • 生徒の半数は日々の読書目標を達成していない。

学習経験2—宗教教育セミナリー・インスティテュートの目的

実践活動3—宗教教育セミナリー・インスティテュートの目的を教え,伝える

目的—教師が生徒に宗教教育セミナリー・インスティテュートの目的の重要性を教える練習をする機会を与える。

活動—教師会クラスの教師たちと,宗教教育セミナリー・インスティテュートの重要性を復習します(『福音を教え学ぶ—宗教教育セミナリー・インスティテュートの教師ならびに指導者用手引き』1-2の1.1の項を参照)。この目的を理解することが生徒にとってなぜ重要か,また生徒が理解できるよう教師はどのように助けられるかを話し合います。目的の重要性を生徒に教えることのできる会話や状況についてロールプレーをしてもらいます。あるいは,両親や神権指導者と,この目的について話す場面のロールプレーをしてもよいでしょう。

実践活動4—セミナリーやインスティテュートに参加するように未登録の生徒を誘う

目的—教師が,セミナリーやインスティテュートに新たに参加する生徒を見つけ,登録するうえで果たす役割を理解できるよう助ける。

活動—担当地域に住む参加見込み生徒のリストを教師会クラスに持ってくるよう教師に言います。クラス全員で,宗教教育セミナリー・インスティテュートの目的の「管理運営する」の段落(『福音を教え学ぶ』x参照)と,手引き『福音を教え学ぶ』(8ページ)の1.4.3項に載っている原則と業務について研究し,話し合います。参加見込み生徒のリストを読み返し,登録する可能性のある生徒を見つけるよう教師に言います。二人一組に分かれて,次の会話のロールプレーを行ってもらいます。

  • 参加見込み生徒について,また未登録生徒に参加するよう招くためにどのように協力するかについて,ビショップと話し合う。

  • リストに載っている生徒と話し,クラスに参加するよう招く。

  • 生徒の親と,生徒の必要について,また生徒がセミナリーやインスティテュートの祝福を受けられるようどのように協力できるかについて話し合う。

学習経験3—御霊によって教え,学ぶ

実践活動5—証の重要性

目的—教師の証が,どのように教室と生徒の心に御霊を招くかを示す。

活動—手引き『福音を教え学ぶ』の2.6.3項(「証する」,33ページ)を研究するよう教師に言います。それから,LDS.orgにあるビデオ“A Man without Eloquence”(「雄弁でなくとも」)(6:06)を見せます。心からの証が人の心にもたらす影響を探してもらいます。(このビデオは全ての言語で利用できるわけではありません。)

教師が2.6.3項を読み,ビデオを見終えたら,自分が担当クラスで福音の原則について証を述べている状況を思い描くように言います。何を言うか書き出してもらいます。それから,教師と生徒の双方が簡単な証を述べ,教室に御霊を招くことの大切さについて話し合ってもらいます。

実践活動6—御霊により教える—行うべきことと行ってはならないこと

目的—教師が御霊により教える助けとなる実践的な提案を教師に与える。

活動—十二使徒定員会のニール・A・マックスウェル長老(1926-2004年)は,福音を教え学ぶ際に御霊を招くことに関して,行うべきことと行ってはならないことを一覧にしました。本手引きの付録にある「御霊により教える—行うべきことと行ってはならないこと」のコピーを教師に配付し,数分間よく読んでもらいます。マックスウェル長老の提案のうち,教える際に特に気をつけようと思うこと一つか二つに印をつけるか,書き留めるように言います。何人かの教師に意見や感じたことを発表してもらいます。

実践活動7—御霊を招くためにディボーショナルを用いる

目的—クラスに御霊を招くために効果的なディボーショナルを行うにはどうすればよいか,生徒に教えることの大切さを教師が理解できるように助ける。

活動—家庭での学習経験3で,御霊を教室に招くために教師と生徒ができる事柄を見つけたことを思い出してもらいます。手引き『福音を教え学ぶ』の「ディボーショナルを効果的に行って御霊を招く」の項(16-17ページ)を見返してもらいます。生徒がクラスディボーショナルの目的と,効果的に行うために準備する方法について理解する助けとなるようなレッスンの概要を準備してもらいます。教師の意見やアイデアについて話し合い,必要に応じてフィードバックを行います。レッスンの一部をクラスの前で行う練習をしてもらいます。

学習経験4—愛と敬意と目的意識のある学習環境を作る

実践活動8—あなたが生徒についてすでに知っていることは何ですか。

目的—生徒をよく知ることにより,愛と敬意と目的意識のある学習環境を作ることの大切さを教師が理解できるよう助ける。この活動は,生徒について知るための取り組みを始めるきっかけを教師に与えるものです。生徒の名前や関心事,問題,能力などを知ることが含まれます。

活動—今年度に教える予定の生徒の名前のリストを教師会レッスンに持って来るよう教師に言います。一人ずつ名前を確認し,それぞれの生徒について知っていることを書いてもらいます。生徒の関心事や問題,才能などについて書きます。小さなグループになり,生徒をよりよく知るために,開講前と開講後にできることについて話し合ってもらいます。

実践活動9—設定状況とロールプレー

目的—教室に目的意識をもたらす練習の機会を教師に与える。

活動—教室に目的意識をもたらす方法についてのリストを教師とともに復習します。リストは『福音を教え学ぶ』の2.2.2項にあります。次の設定状況のロールプレーを行って,これらの方法を練習するよう教師に言います。

  • 学習者としての責任を果たすよう生徒に期待する。教師会参加者に,セミナリーやインスティテュートのクラスの参加者を演じてもらいます。その日のレッスン内容は,アルマ32章です。レッスンが始まってすぐに教師役の人が,数人の生徒が聖典を持っておらず,早くも興味のないサインを示し始めていることに気づきます。割り当てを受けた教師に,生徒が学習者としての責任を果たせるよう,励ましを与えるためにできることを行ってもらいます。練習の後でグループごとに,教師が生徒全員に学習に参加するよう期待することにより,どのようなメッセージをクラスに送っていたかを話し合います。うまくできたことと,別の方法で行えることについて話し合います。このフィードバックに基づき,この設定状況の練習をもう一度行ってもらいます。

  • 聖文と福音について,誠実で,熱心で,精力的である。二人の教師に,セミナリーやインスティテュートを開講するようすを演じてもらいます。一人の教師には,熱意と信仰,目的意識をもって行ってもらい,もう一人には,活気も情熱も目的意識もなく行ってもらいます。生徒がそれぞれの教師の話し方からどのような影響を受けるか教師会参加者と話し合います。

  • 時間を無駄にしない。この設定状況には二人の教師,教師Aと教師Bが必要です。二人の教師は,同じ教会堂の同じ時間にクラスを教えていると説明します。教師Aは常に授業を10分遅く開始し,10分早く終わります。教師Bは授業時間が大切で1分たりとも無駄にできないと感じているため,時間通りに始め,時間通りに終わります。ある朝,授業を終えた教師Aが教師Bの部屋にやってきました。教師Aは困っているようすで,生徒が学んでいることの大切さを感じていないようだと打ち明け,教師Bに助言を求めてきました。

    教師Bに,生徒の目的意識を高めるために授業を時間通りに始め,終わることの重要性について,教師Aに話してもらいます。話し合いが終わったら,時間を無駄にすることがクラスの目的意識を損なうことを教師Aが理解できるようにするための他の意見を発表するよう,教師会参加者に言います。

  • クラスの手順を定めておく。教師会参加者とともに『福音を教え学ぶ』の15ページの箇条書きの中にある「クラスの手順を定めておく」のクラスの手順のリストを復習します。あなたが教師と生徒にとって最も役立つと思った手順について,教師が理解できるよう助けます。クラスの手順をセミナリーやインスティテュートの生徒に初めて教える場面を,実際に演じてみせます。それから,一人の教師に前に出てきてもらい,別の手順について同じことを行ってもらいます。