教師養成のためのその他の助け
学習経験2—宗教教育セミナリー・インスティテュートの目的


学習経験2

宗教教育セミナリー・インスティテュートの目的

概要

この学習経験は以下の概念を取り上げています。

  • 宗教教育セミナリー・インスティテュートの目的を理解する

  • 教師としての自分の目的を理解する

  • 生徒が真に改宗するように助ける

重要な概念

自分の目的を理解する

主の業において働く取り組みに焦点を当てるため,S&Iの教師には明確な目的が与えられています。この目的は宗教教育セミナリー・インスティテュートの目的と呼ばれています。この目的と,それが教師としての毎日の働きをどのように導くことができるかを深く理解することは大切です。

わたしたちの目的は何でしょうか?

「わたしたちの目的は,以下のことができるよう,青少年とヤングアダルトを助けることです。イエス・キリストの教えと贖いについて理解しそれに頼る。神殿の祝福を受ける資格を得る。天の御父とともに永遠の命にあずかるため,自分自身と自分の家族と周りの人々を備える。」(『福音を教え学ぶ—宗教教育セミナリー・インスティテュートの教師ならびに指導者用手引き』x

churchofjesuschrist.orgのビデオ“Our Purpose”(『わたしたちの目的』)(1:32)を視聴してください。このビデオでは,教師たちが宗教教育セミナリー・インスティテュートの目的を詳しく説明しています。

ビデオを見た後で,学習帳または後で参照できるところに自分の気付きや印象を記録し,訓練指導者やグループと分かち合ってください。

福音を生徒の心に深く根付かせる

2012年のセミナリー100周年記念放送で,大管長会のヘンリー・B・アイリング管長はセミナリーの始まりと目的について感想を述べました。

churchofjesuschrist.orgでアイリング管長の話「信仰の土台:セミナリーの100年」(7:36)の抜粋部分を視聴してください。視聴しながら,セミナリーにより福音が生徒の心に深く根付いている形跡を見つけてください。

ビデオを見た後で,学習帳または後で参照できるところに自分の気付きや印象を記録し,訓練指導者やグループと分かち合ってください。

『福音を教え学ぶ』の手引きの活動

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handbook cover

『福音を教え学ぶ』の手引きの1-2ページにある1.1(「わたしたちの目的」)の項を読んでください。宗教教育セミナリー・インスティテュートの教師としてあなたの目的を理解するうえで助けとなる言葉に下線を引いてください。

読み終わったら,学習帳または後で参照できるところに自分の気付きや印象を記録し,訓練指導者やグループと分かち合ってください。

まとめと応用

覚えておくべき原則

  • 宗教教育セミナリー・インスティテュートの目的を明確に理解すると,教師としての日々の働きの導きとなる。

  • 効果的に教えると生徒の心に福音を深く根付かせることができる。

  • わたしたちの目標は,福音に心から改心するという生徒の経験を助けることでなければならない。

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President Dieter F. Uchtdorf

「救い主イエス・キリストを愛するよう教えるならば,若人は主のまことの弟子となることでしょう。このプロセスは将来,……永遠の家族の指導者になるための備えとなります。神殿は自然で大切な要素として彼らの生活に溶け込むことでしょう。」(ディーター・F・ウークトドルフ,「神の子供たちの教師」〔ディーター・F・ウークトドルフ管長との夕べ,2011年1月28日〕,3,si.churchofjesuschrist.org

「それで,どうしますか?」

この学習経験を完了するために,今日学んだ原則に基づいて行おうと思うことを幾つか書き留めてください。