自立
わたしの礎:コミュニケーション


「8:わたしの礎:コミュニケーション」『主に力を見いだす:レジリエンスを高める』

「8:わたしの礎:コミュニケーション」『主に力を見いだす:レジリエンスを高める』

わたしの礎:コミュニケーション—所要時間:20分以内

深く考える:

これまで天の御父はどのようなときにあなたの祈りにこたえてくださったでしょうか。

視聴する:

「揚力を作り出す」はhttps://jp.churchofjesuschrist.org/srs/my-foundation-videos?lang=jpnで視聴できます。(動画を視聴することができない場合は,「揚力を作り出す」の台本を読んでください。)

「揚力を作り出す」

動画を視聴することができない場合は,この台本を読んでください。

画像
ディーター・F・ウークトドルフ

ディーター・F・ウークトドルフ管長

飛行機が離陸するには,揚力を生み出す必要があります。航空力学では,揚力が起こるのは,飛行機の翼に空気が一方から流れて来る際に,翼の下の空気圧の方が上の空気圧より高くなるときです。この上に引き上げる揚力が,下に引き下げる重力に打ち勝つときに,飛行機は離陸し,空を飛ぶのです。

同様に,わたしたちの霊的な生活にも揚力を生み出すことができます。天に向かって押し上げる力が誘惑や苦悩など,下に引き下げる力に勝っているとき,わたしたちは高く舞い上がり,御霊の領域に入って行くことができます。

揚力を得るのに役立つ福音の原則は数多くありますが,特に一つの原則に注目したいと思います。

祈りです。

祈りは揚力をもたらす福音の原則の一つです。祈りの力によって,わたしたちはこの世の煩いから引き上げられます。絶望や暗闇の雲を抜けて,明るく澄み渡った天の地平線へと招き入れられるのです。

天の御父の子供であるわたしたちが得ている最も大いなる祝福であり特権であり機会でもある事柄は,祈りによって天の御父と話し合えるということです。わたしたちは天の御父に日常の経験や試練や祝福について話すことができます。わたしたちは耳を傾け,聖霊からもたらされる日の栄えの導きをいつでも,どこでも受けることができます。

(「祈りと青い天の地平線『リアホナ』2009年6月号,3-4 参照)

話し合う:

耳を傾けることはなぜ祈りに不可欠なのでしょうか?

読む:

以下の聖句とネルソン大管長の言葉:

「あなたに降ってあなたの心の中にとどまる聖霊によって,わたしはあなたの思いとあなたの心に告げよう。」(教義と聖約8:2

「耳を傾けるすべを身に付けるなら皆さんは祝福を受けるでしょう。そして耳を傾けて,子供,親,伴侶,隣人や教会の指導者から学んでください。それらは全て至高者からの勧めを聞き分ける力を,高めてくれるでしょう。」(ラッセル・M・ネルソン「耳を傾けて学ぶ『聖徒の道』1991年7月号,25)

話し合う:

どうすれば自分の祈りへの答えに気づくことができるでしょうか。

読む:

以下の教会指導者の言葉:

「天の御父は全世界に住む御自身の子供たちがささげる祈りを聞いておられます。それ,食べ物や着る物を求める訴えであり,自立することを通して尊厳を得たいという嘆願です。」(ヘンリー・B・アイリング「善を行う機会」『リアホナ』2011年5月号,22)

「天の御父の助けを求め,御子イエス・キリストの贖罪による力を求めなければなりません。物質的,霊的な事柄について,神の助けを受けるならば,わたしたちは自分やほかの人々にとって賢い養い手となることができます。」(ロバート・D・ヘイルズ「物心両面で賢い養い手となる『リアホナ』2009年5月号,7)

決意する:

毎日朝と晩に,個人で,また家族で祈ります。それぞれの祈りの後,導きに耳を傾ける敬虔な時間を取ります。