教義と聖約 2021年
9月12日どのように信仰を持って逆境に立ち向かえるだろうか教義と聖約98-101章


「9月12日。どのように信仰を持って逆境に立ち向かえるだろうか教義と聖約98-101章」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:2021年 教義のテーマ』

「9月12日。どのように信仰を持って逆境に立ち向かえるだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:2021年 教義のテーマ』

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暴徒から逃げる聖徒たち

C. C. A. Christensen(1831-1912年)画「ミズーリ州ジャクソン郡を追われる聖徒たち」1878年ごろ,モスリン地のテンペラ画,77¼ x 113インチブリガム・ヤング大学美術館,C.C.A.クリステンセンの孫から寄贈,1970年

9月12日

どのように信仰を持って逆境に立ち向かえるだろうか

教義と聖約98-101章

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ともに評議するアイコン

ともに評議する

定員会またはクラスの会長会の一員が司会する:約10-20分

集会の初めに,アロン神権定員会のテーマ,または若い女性のテーマを斉唱します。それから次のような事柄についての話し合いを主導し,話し合ったことに従って行動する計画を立てます(何について話し合うか会長会で決めることができます):

  • わたしたちの定員会やクラス。わたしたちの助けや祈りを必要としている人はだれでしょうか。そのような人々を助けるために,何ができるでしょうか。次の活動に誘う必要のある人はだれでしょうか。

  • わたしたちの務めや責任。わたしたちが達成した割り当ては何ですか。どのような割り当てをする必要があるでしょうか。どのようにほかの人がキリストのもとに来るよう招きましたか。また,ほかの人を招くために今何ができるでしょうか。

  • わたしたちの生活。わたしたちの証を強めた最近の経験はどのようなものですか。わたしたちの生活には何が起こっていて,どのように互いにサポートできるでしょうか。

レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。

  • 教えられた原則について証する。

  • 定員会やクラスのメンバーに,集会中に決めた計画や勧めについて再確認する。

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教義を教えるアイコン

教義を教える

成人指導者または青少年が司会をする:約25-35分

自分自身を霊的に備える

教義と聖約98章101章の神の言葉は,1830年代のミズーリ州において試練に直面していた聖徒たちに慰めを与えました。わたしたちの試練は初期の教会員とは異なるかもしれませんが,現世では皆が逆境に直面し,それに信仰を持ってこたえるときに,霊的に成長し,よりイエス・キリストのようになれるのです。

逆境の中にあって主に頼ることによって,あなたはどのように強められ,イエス・キリストとの関係が向上しましたか。定員会やクラスのメンバーはどのような難題や試練を現在経験しているでしょうか。救い主に強さを見いだせるようにどのように助けますか。逆境について教える備えとして,ニール・L・アンダーセン長老の「傷を負った人」(『リアホナ』2018年11月号,83-86)や「逆境」(『真理を守る』51-55)を読み返すとよいでしょう。

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外にいる若い男性

逆境にあるとき,主に頼ることによって平安を見いだすことができます。

一緒に学ぶ

定員会やクラスのメンバーは皆,それぞれの問題に悩んでいます。教義と聖約98:1-3から,彼らがどのような慰めを見つけられると思いますか。主への信仰を持って逆境を堪え忍ぶ方法を理解できるように,下記の活動の一つまたは複数を行うとよいでしょう。

  • 聖典には,信仰を持って試練を堪え忍んだ人々の模範が多くあります。それらの模範を幾つか学習することによって,信仰を持って逆境を堪え忍ぶ方法を学ぶことができます(「サポート資料」から幾つかを参照)。各自が聖句を一つ選んで,その人物の経験を定員会やクラスのために要約します。逆境を経験する理由について,どのような洞察を得ることができますか。信仰を持って逆境を耐え忍ぶ方法について何を学ぶことができますか。自分自身や大切な人が直面している試練を書き留め,試練の中で助けを得るために救い主の力に頼る方法について深く考えるよう勧めます。

  • 逆境の原因や試練から学べることについて,皆で一緒に「逆境」(『真理を守る』51-52)の最初の2段落を読むことができます。学んだことを分かち合ってもらいます。それから,各自で「逆境」の残りの3セクションから一つに目を通し,学んだことを皆と分かち合うことができます。そこには試練の中で救い主がどのように助けを与えてくださるかが書かれています。差し支えなければ,自分が学んだことに関連した個人的な経験を分かち合うよう勧めます。

  • 逆境に関する話し合いを進めるために,ホワイトボードの真ん中に線を書き,片側になぜ逆境があるのだろうか,反対側に信仰を持ってどのように逆境に立ち向かえるだろうかと書きます。各自がニール・L・アンダーセン長老の「傷を負った人」から一つのセクションを読んで,ホワイトボードの質問に対する答えを見つけてもらうとよいでしょう。アンダーセン長老の話から,救い主についてどのようなことが分かりますか。

  • スタンレー・G・エリス長老は,逆境について教えるために話の中でヒヨコと蝶々の例を挙げています「主を信頼しているでしょうか?困難は益となります」『リアホナ』2017年11月号,112-114)。ヒヨコがふ化する,または蝶々が繭から出てくる絵や写真を見せて,エリス長老の教えていることについて話し合ってもよいでしょう。二人一組でエリス長老の話に目を通し,逆境がある理由とどのように対処すべきか教えていることを見つけて,リストにしてもらうとよいでしょう。逆境の中で信仰を持って堪え忍ぶことにより,わたしたちはどのように救い主に近づくことができるでしょうか。

信仰をもって行動する

定員会またはクラスのメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。今日のレッスンは,各自が立てた個人的な目標とどのように関連しているでしょうか。彼らが望む場合に,定員会やクラスのメンバーは自分の意見を発表することができます。

サポート資料

救い主の方法で教える

救い主は教える相手のことを個人的に御存じであり,彼らがどのような人になれるかを御存じでした。彼らが苦しんでいるとき,主は彼らを見捨てることなく,愛し続けました。青少年はどのような問題を抱えているでしょうか。あなたはどのようにして愛とサポートを示すことができますか。