自立
わたしの礎:わたしたちの肉体は神から頂いた賜物である


「3:わたしの礎:わたしたちの肉体は神から頂いた賜物である」『主に力を見いだす:レジリエンスを高める』

「3:わたしの礎:わたしたちの肉体は神から頂いた賜物である」『主に力を見いだす:レジリエンスを高める』

わたしの礎:わたしたちの肉体は神から頂いた賜物である—所要時間:20分以内

深く考える:

肉体を持っていることで,あなたはどのような祝福を受けてきましたか。

視聴する:

“ God’s Greatest Creation”(「神の最も大いなる創造物」)〔2分51秒〕はsrs.ChurchofJesusChrist.org/videos で視聴可能です。(動画を視聴することができない場合は,「神の最も大いなる創造物」の台本を読んでください。)

神の最も大いなる創造物

動画を視聴できない場合は,この台本を読んでください。

ラッセル・M・ネルソン大管長

画像
寝転んで空を見上げる二人の少女

人体の働きを研究するだれもが,確かに「尊厳と力をもって進む神を見〔て〕」います〔教義と聖約88:47〕。

眼球にはそれぞれ自動焦点レンズが付いています。神経と筋肉が二つの目を調節して,一つの三次元画像を作り出します。耳はそれぞれ,音波を可聴音に変換するよう設計された小型装置に接続されています。

心臓は実に優れたポンプです。精巧な弁が4つ付いていて,1日に10万回以上も開閉を繰り返します。体を守る仕組みについて考えてみてください。体は痛みを感知します。抗体を生成します。古くなった自らの細胞を新しくしますし,自らを維持するために必要な成分の量を調整します。

皆さんの肉体に備わる多くの驚くべき特質は,皆さん自身が持つ「神の性質」〔2ペテロ1:4〕を証明しています。使徒パウロは,皆さんの体は「神の宮」〔1コリント3:16〕であると述べました。なぜでしょうか。その理由は,皆さんの肉体は皆さんの霊の宮であり,皆さんが自分の肉体をどのように扱うかは,皆さんの霊に影響を与えるからです。神はわたしたちの霊の御父です。わたしたちは神の神聖な目的の一部なのです。そして,神がわたしたちを物理的に創造されたとき,わたしたちは神の形にかたどって造られました。

霊の成長は永遠にわたって影響を及ぼします。自らの神聖な性質をほんとうに理解するとき,わたしたちは自分の欲求をコントロールするようになるでしょう。天の御父の宮として創造された肉体にふさわしいものにだけ目を向け,耳を傾け,思いを向けるようにすることでしょう。この肉体の賜物を下さった神に感謝します。

話し合う:

肉体を持っていることは,天の御父のようになるうえで,わたしたちをどのように備えさせてくれるでしょうか。

読む:

以下の教会指導者の言葉:

「肉体は,御父の幸福の計画とわたしたちの霊的な成長のまさに中核を成すものであるため,ルシフェルは肉体を不適切に用いるよう誘惑することで,進歩を妨げようとするのです。」(デビッド・A・ベドナー「絶えず祈りに気を配る『リアホナ』2019年11月号,34)

「この人生における究極的な安全は,皆さんが行くべきでない所や行うべきではないことへと向かわせる,魅力的と思える支所の一歩を決して踏み出さないことにあります。……〔人間として,わたしたちは生き抜くために必要となる肉体的な欲求を抱えており,〕こうした欲求は,生命の存続に絶対的に不可欠なものです。では,サタンはどうするでしょう。……サタンはこの欲求を利用してわたしたちを攻撃します。食べるべきでないものを食べ,飲むべきでないものを飲み,愛すべきでない方法で愛するよう,わたしたちを誘惑するのです。」(Russell M. Nelson, in “Advice from the Prophet of the Church to Millennials Living in a Hectic World, ”Newsroom, Feb. 18, 2018, newsroom.ChurchofJesusChrist.org.

話し合う:

肉体をぞんざいに扱うことは,わたしたちの心のレジリエンスにどのような影響を与えるでしょうか。

読む:

聖句:

「霊は体に回復され,体は霊に回復される。そして,手足と関節はことごとくその体に回復される。まことに,髪の毛一筋さえも失われることなく,すべてのものが本来の完全な造りに回復される。」(アルマ40:23

「そして〔イエス・キリスト〕は,あらゆる苦痛と苦難と試練を受けられる。これは,〔イエス〕は御自分の民の苦痛と病を身に受けられるという御言葉が成就するためである。また神の御子は,肉において御自分の心が憐れみで満たされるように,また御自分の民を彼らの弱さに応じてどのように救うかを肉において知ることができるように,彼らの弱さを御自分に受けられる。」(アルマ7:11-12

話し合う:

イエスはどのようにわたしたちを強め,わたしたちが肉体の持つ限界をよく堪え忍び,克服できるようにしてくださるでしょうか。

決意する:

わたしは自分の体を神殿のように,より大切にする方法を一つ選びます。