聖文の物語
ハンナ


「ハンナ」旧約聖書物語きゅうやくせいしょものがたり

「ハンナ」旧約聖書物語きゅうやくせいしょものがたり

サムエルじょう1-2しょう

ハンナ

忠実ちゅうじつ女性じょせいへのしゅこた

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<ruby>神殿<rt>しんでん</rt></ruby>で<ruby>泣<rt>な</rt></ruby>きながらいのるハンナ

ハンナとおっと毎年まいとししゅみやである神殿しんでんまでかけていました。ハンナには子供こどもがいなかったので,とてもさびしくおもっていました。ハンナはおとこあかちゃんがまれるようねがって断食だんじきし,いのりました。ハンナはしゅに,もし息子むすこまれたら,そのおおきくなったときにはしゅつかえさせると約束やくそくしました。

サムエルじょう1:1—11

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ハンナに<ruby>語<rt>かた</rt></ruby>りかけるエリ

エリという祭司さいしが,ハンナがいているのをにしました。エリはハンナに,しゅはいのりにこたえてくださる,といました。ハンナはしゅ信頼しんらいしていたので,希望きぼうをもっていました。

サムエル1:12,17—18

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<ruby>夫<rt>おっと</rt></ruby>と<ruby>赤<rt>あか</rt></ruby>ちゃんのサムエルとともにいるハンナ

そのとし,ハンナはおとこをさずかり,そのをサムエルと名付なづけました。

サムエルじょう1:20-23

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サムエルを<ruby>神殿<rt>しんでん</rt></ruby>にいるエリのもとに<ruby>連<rt>つ</rt></ruby>れて<ruby>行<rt>い</rt></ruby>くハンナ

ハンナはしゅとの約束やくそくまもりました。サムエルが十分じゅうぶんおおきくなると,しゅみやつかえるためにサムエルをれてったのです。サムエルは祭司さいしのエリとともにつかえました。ハンナはそのあともサムエルのもとを何度なんどもおとずれ,サムエルのためにつくった衣服いふくってきました。しゅはハンナを祝福しゅくふくし,さらに5にん子供こどもをさずけてくださいました。

サムエルじょう1:24-282:21