ヨシュア2章しょう; 6章しょう

ラハブとみってい

家族かぞくをすくう選択せんたく

<ruby>遠<rt>とお</rt></ruby>くを<ruby>見<rt>み</rt></ruby>つめる<ruby>町<rt>まち</rt></ruby>の<ruby>人々<rt>ひとびと</rt></ruby>

エリコがイスラエルの民たみに征服せいふくされる前まえ，その町まちにラハブという女性じょせいが住すんでいました。ラハブは，主しゅがイスラエルの民たみのために紅海こうかいを分わけられたことを耳みみにしていたので，自分じぶんの町まちとの戦たたかいで，主しゅがイスラエルの民たみをお助たすけになることが分わかっていました。エリコの民たみは悪わるい民たみだったからです。

ヨシュア2：9—11

<ruby>衛兵<rt>えいへい</rt></ruby>からかくれるみってい

よげんしゃヨシュアは，イスラエル軍ぐんをひきいていました。ヨシュアはエリコに二人ふたりのみっていを送おくりました。ところが，みっていは見みつかってしまい，エリコの王おうは二人ふたりをつかまえるために衛兵えいへいを送おくりました。

ヨシュア2：1—3

みっていに<ruby>語<rt>かた</rt></ruby>りかけるラハブ

みっていはラハブの家いえにやって来きました。ラハブはみっていを助たすけることに同意どういし，二人ふたりを屋根やねの上うえにかくまいました。

ヨシュア2：4—6

みっていをかくすラハブ

王おうからつかわされた男おとこたちはラハブの家いえをさがしましたが，みっていを見みつけられませんでした。男おとこたちが去さると，ラハブはみっていに，イスラエル軍ぐんがエリコと戦たたかうためにせめて来くるとき，自分じぶんの家族かぞくを守まもってほしい，とたのみました。みっていはラハブの家族かぞくの安全あんぜんを約束やくそくしました。そこで，ラハブは窓まどの外そとにつなを投なげおろして，みっていがそれを使つかってにげられるようにしました。

ヨシュア2：3，12－15

エリコからにげるラハブと<ruby>家族<rt>かぞく</rt></ruby>

みっていはよげんしゃヨシュアのもとへもどり，イスラエル軍ぐんにラハブの家族かぞくのだれをもきずつけないようにと言いいました。その後あと，イスラエル軍ぐんがエリコと戦たたかったときに，ラハブとの約束やくそくは守まもられました。ラハブの勇気ゆうきが家族かぞくをすくったのです。ラハブの家族かぞくは主しゅの民たみに加くわわりました。

ヨシュア2：23；6：25；へブル11：31