福音コース
レッスン11:人々が決意し、それを守るよう助ける


レッスン11

人々が決意し、それを守るよう助ける

『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第11章

羊飼い

「宣教師としてのあなたの目的の中心となるのは、人々がイエス・キリストに改心するよう助けることです。」(『わたしの福音を宣べ伝えなさい—イエス・キリストの福音を分かち合うためのガイド』202)人々の改心を助ける大切な方法は、決意し、それを守るよう招くることです。効果的に招く方が、人々が決意し、それを守る可能性が高くなります。

振り返り、フォローアップする

ディスカッションリーダー:学習者に、このクラスで学んでいることを応用するために最近努力したことについて考えてもらいます。二人一組になって、どのような努力をしたか相手に伝えてください。または、クラスで発表してもらってもよいでしょう。

学習活動のオプション

ディスカッションリーダー:どの学習オプションが最もあなたのクラスのためになるか、よく祈って選んでください。練習したり応用したりする時間が十分残るようにしてください。

オプションA:どう助ければ、人は主に改心するようになるでしょうか

学習する

ディスカッションリーダー:デビッド・A・ベドナー長老の以下の言葉について話し合いましょう。

デビッド・A・ベドナー長老

「権能を受けた主の僕たちは、繰り返し、人が現世にいる第一の目的はイエス・キリストの贖罪を通して霊的に変えられ、変化することであると教えてきました。」(デビッド・A・ベドナー「あなたがたは再び生まれなければならない」『リアホナ』2007年5月号、19、20参照)

  • 霊的な変化、すなわち改心することが、地上にいる間のおもな目的の一つであるのはなぜだと思いますか。

ディスカッションリーダー:次の空欄のある文を見出しとしてホワイトボードに掲示します:

主に改心するとは、_____ことです。

わたしたちは_____ことによって、イエス・キリストに改心することができます。

クラスの参加者に、この文の二つの空欄にどのような言葉を入れるか考えてもらいます。または、空欄に入れる言葉を発表してもらってもよいでしょう。この学習活動は、改心とは何か、改心するにはどうすればよいのかをよく理解するための助けになることを説明します。以下の指示を見せてください。

以下の活動を行います。(1)主に改心するとはどういう意味か、(2)改心はどのようにして起こるか、これらのことが分かる箇所にマーカーで印を付けてください。

  1. 『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第11章にある「悔い改め、決意、改心」(201-202ページ)の項を読みます。

  2. 次の聖句のうち、少なくとも二つを研究してください:ヨハネ3:3-5モーサヤ5:2モーサヤ27:25-26アルマ5:12-14

ディスカッションリーダー:研究のために十分な時間を取った後、学んだことをクラスの参加者に発表してもらいます。ホワイトボードの見出しの下に、学習者に答えを書いてもらうとよいでしょう。

また、以下の質問について話し合ってもよいかもしれません。

  • 悔い改め、決意、聖約は、改心にどうつながるでしょうか。

  • 最終的にイエス・キリストとその贖罪を通してのみ改心が可能になるのはなぜだと思いますか。

  • イエス・キリストへの改心を深めるうえで、どのようなことが役立ちましたか。

練習する

ディスカッションリーダー:以下の活動は、学習者が上記の学習活動で学んだ真理を説明する練習をするのに役立てることができます。次の指示を見せ、時間を取ってクラスの参加者に答えを考えてもらいます。学習者に、具体的な場面を割り当てて考えてもらい、別の場面を割り当てられた学習者と二人一組になって、考えたことを教え合ってもらいます。

以下に挙げる場面から一つ選んでください。下にある質問に答えて、各場面に登場する人物に言う答えを用意してください。

  1. クリスティーナは教会には入っていません。最近、神に近づきたいと思うようになってきたのですが、どこから始めればよいのか分かりません。

  2. アイザックは宣教師のレッスンを受けています。あるレッスンでアイザックは、悔い改めとは神に立ち返り、罪から離れることだと宣教師から教わりました。アイザックはそれに対してこう言いました。「そんなことできるかな。ぼくは変われない人なんだ。」

  3. ジャスミンは、自分ほど戒めをきちんと守っていないのに自分よりも強い証を持っている人たちがいると感じています。自分をほかの人と比べると落ち込みます。

  • この人たちの助けになる言葉を聖文や『わたしの福音を宣べ伝えなさい』から分かち合うとしたら、どの言葉がよいでしょうか。

  • 天の御父とイエス・キリストについて、どのようなことを教えてあげればよいでしょうか。

  • どのようなことを招いたらよいでしょうか。

ディスカッションリーダー:十分な時間を取った後、学習者に、二人一組か少人数のグループで答えを分かち合ってもらいます。

目標を立てる

ディスカッションリーダー:時間を取って、クラスの参加者に学んだことを振り返り、目標を立ててもらいます。以下の項目を見せて参考にしてもらってもよいでしょう。

学んだことに関連のある目標を立ててください。以下のアイデアを活用しても、自分で考えても結構です。

  • あなた自身の、現在進行中の改心のストーリーを書き留める。神が人生にどのような影響を与えてくださったかを具体的に書いてください。

  • どのような経緯でイエス・キリストに改心したのかを、友人や家族に聞く。

  • 自分自身がさらに深く改心するための助けをイエス・キリストに求めるために行うことを3つ書き出す。

わたしの目標
  • わたしは、_____(あなたが行うこと)をします。

  • わたしは自分の目標を_____(簡単な計画)をすることによって達成します。

ディスカッションリーダー:コースを通じて目標を分かち合える仲間がいる場合は、次のクラスまでに、お互いにどのようにサポートし合ったり、忘れないようリマインダーを送り合ったりするかを話し合う時間を取ります。

オプションB:効果的な招き方を実践することは、どのように人々がイエス・キリストのもとに来る助けとなるでしょうか

学習する

ディスカッションリーダー:以下の質問を見せて、二人一組で話し合ってもらいます。まずは自分の経験を話すといいかもしれません。

  • あなたがこれまでに招かれて実行したことの中で、イエス・キリストに近づくうえで役立った招きにはどのようなものがありますか。

  • その招きを受けていなかったら、あなたにとって何が変わっていたでしょうか。

ディスカッションリーダー:効果的な招き方の研究を始める前に、まず以下に挙げる指示を学習者に伝えるとよいかもしれません。クラスの参加者に二人一組になってもらい、下にある学習の選択肢を一人一つずつ割り当てます。また、「招くことに関する原則」の項にある「聖文研究」(203ページ)の欄の聖句を、各学習者に一つまたは複数読んでもらっても結構です。

『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の第11章にある以下の事柄を研究して、招くことについて学んでください。

  1. 招く」(202ページ)という見出しの下の二つの段落と箇条書き

  2. 招くことに関する原則」(203ページ)

ディスカッションリーダー:学習者が研究を終えたら、学んだことを組んだ相手と一緒に要約してもらいます。そのうえで、次の質問についてクラスで話し合ってもらうとよいかもしれません。

  • イエス・キリストの福音を分かち合う際に、何かしらの招きを行うことの大切さについてどのようなことを学びましたか。

  • 人々がキリストのもとに来るのを助けるために、例えばどのようなことを招くとよいでしょうか。

ディスカッションリーダー:話し合いの中で「見に来てもらうよう、誘う」(1:17)または「助けに来てもらうよう、誘う」(1:03)を見せるとよいでしょう。どちらのビデオもChurchofJesusChrist.orgにあります。

また、ゲーリー・E・スティーブンソン長老の次の言葉を紹介しても結構です。

ゲーリー・E・スティーブンソン長老

「人を招く方法は何百通りとあります。聖餐会やワードの活動に『来て見る』ように、またイエス・キリストの福音を説明するオンラインビデオを見るように勧めることができます。モルモン書を読んだり、奉献前のオープンハウス期間中にできたばかりの神殿に『来て見る』よう勧めることもできます。」(「愛し、分かち合い、招く」『リアホナ』2022年5月号、86)

練習する

配付資料のアイコン ディスカッションリーダー:人に何かするよう招く練習をする機会を作るために、「招く」という配付資料を配るとよいでしょう。時間を取って、クラスの参加者に配布資料を完成させてもらいます。各自で行ってもらっても、二人一組で行ってもらっても結構です。

招く

以下の原則は、効果的に招く助けとなるでしょう。

心の込もった、具体的で、分かりやすい言葉で招く。「してくださいますか」という招きの言葉を使いましょう。招き方の例は、『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第11章(203ページ)の「親切で分かりやすい言葉で招く」を参照してください。

祝福について証する。神はあなたの招きに従う人々を祝福してくださるという証を伝えてください。あなた自身がどのような祝福を受けてきたかを説明してもよいでしょう。詳しくは、『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第11章の「人々に祝福を約束する」と「証を分かち合う」(204-205ページ)を参照してください。

以下に挙げるのは、これらの指針に従った招き方の例です。

主は、什分の一の律法に従う人々に大いなる祝福を約束されました。この律法に従ったとき、主はわたし個人と家族を祝福してくださいました。あなたがイエス・キリストを信じる信仰を働かせて什分の一を納めるとき、神はあなたを祝福してくださることを約束します。バプテスマを受けた後、什分の一の律法に従っていただけますか。

次のステップを使って、招くために使う言葉を考えて、それを言う練習をしましょう。

  1. イエス・キリストに近づくようだれかを招くために、自分にできることを決めてください。あなたの知っている人や、宣教師として教えたいと思う人がよいでしょう。

  2. 招くことのできる事柄の例として、宣教師と会う、モルモン書を毎日読む、一緒に教会に出席する、天の御父に祈るなどが挙げられます。そのほかの例については、『わたしの福音を宣べ伝えなさい』第3章のレッスン1-3(33、49、64ページ)にある「人々に行うよう招くことができる事柄」を参照してください。

  3. 招くために言う言葉を書き出してください。心のこもった、具体的で、分かりやすいアプローチをすることを忘れないでください。この原則に従って生活するときに受けることができる祝福についてのあなたの証を必ず入れてください。

ディスカッションリーダー:学習者が配付資料の作業を終えたら、時間を取って、二人一組になって招く練習をしてもらいます。クラスの参加者が練習する前に、やって見せるとよいでしょう。時間が許せば、何回か相手を変えて練習してもらうとよいでしょう。

目標を立てる

ディスカッションリーダー:時間を取って、クラスの参加者に学んだことを振り返り、目標を立ててもらいます。以下の項目を見せて参考にしてもらってもよいでしょう。

学んだことに関連のある目標を立ててください。以下のアイデアを活用しても、自分で考えても結構です。

  • クラス外で家族や友人を招く練習をする。

  • 「福音ライブラリー」の「福音を分かち合う」の項で、家族や友人を招く例を探す。よいと感じたことを実行してください。

  • 教会または教会の活動に自分と一緒に参加するよう友達を招く。招く際には、練習した指針に従ってください。

わたしの目標
  • わたしは、_____(あなたが行うこと)をします。

  • わたしは自分の目標を_____(簡単な計画)をすることによって達成します。

ディスカッションリーダー:コースを通じて目標を分かち合える仲間がいる場合は、次のクラスまでに、お互いにどのようにサポートし合ったり、忘れないようリマインダーを送り合ったりするかを話し合う時間を取ります。

次回

ディスカッションリーダー:次のクラスで第12課を学ぶ準備ができていれば、準備として『宣教師の生活に適応する』を読んでおくよう学習者に招くとよいでしょう。このリソースへのリンクを送ります。または、「福音ライブラリー」のどこにあるか(「福音ライブラリー」>「手引きと召し」>「伝道部の召し」>『宣教師の生活に適応する』)を教えてもよいでしょう。