神殿への備え
レッスン3:神殿の業は大きな祝福をもたらす


レッスン3

神殿の業は大きな祝福をもたらす

目的

ふさわしい状態で神殿に参入する人は主から大きな祝福を受けることを,生徒が理解できるように助ける。

準備

  1. このレッスンで使われる聖文を注意深く読んで,聖文について話し合う準備をしておく。

  2. 生徒たちと,神殿の業について歌ったり賛美歌「いとまされる」(『賛美歌』158番)や,真理の永遠性について歌った賛美歌「真理は何と言えば」(『賛美歌』175番)を歌う準備をしてもよい。

  3. 『家庭の夕べ-ビデオ補助教材(国際版)』(53736 300)が入手できるようであれば,その中の「神殿は永遠の聖約のためにある」(6分)を見せてもよい。

レッスンの提示

開会の祈りをしてもらう。

質問があるかどうか生徒たちに尋ねる。主のたまの導きに従い,必要なだけの時間を取って,できるかぎりすべての質問の答える。神殿の業の中には神殿以外で話し合ってはならない事柄もあることに留意する。

神殿活動は古代からあった

導入として,一緒に神殿の業について歌った賛美歌,あるいは真理の永遠性について歌った賛美歌を歌ってもよい。

主はいつの時代にも主の民に神殿を建設するように命じてこられたことを説明する。主は神殿で行うべき業について明らかにされた。

  • 聖文にはどのような神殿あるいは幕屋が出てくるでしょうか。

『聖句ガイド』を利用して,神殿と幕屋の参照聖句を探してもらう。生徒たちの答えを黒板に書き出してもよい。また,生徒たちに以下の聖句を確認してもらうのもよい。

モーセの幕屋- 出エジプト40:1-2,34-38

ソロモンの神殿- 歴代下3:1-2歴代下5:1

ヘロデの神殿- マタイ21:12-15

ニーファイの神殿- 2ニーファイ5:16モーサヤ1:183ニーファイ11:1

上記の神殿は結局は背教のために本来の目的を失い,破壊されるに至ったことを説明する。けれども,預言者ジョセフ・スミスを通して現代に神殿活動が完全に回復され,わたしたちの生活に大きな祝福をもらたらしている。

ブルース・R・マッコンキー長老はこう言っている。「霊感によって神殿が建てられ,正しく用いられているのは,主の業の神聖さを示す偉大な証拠の一つである。……神殿があり,儀式を執行する人々のうえに啓示の霊が注がれているなら,そこには主の民がいる。もしそれらが存在しないなら,王国と天の真理も存在しない。」(Mormon Doctrine第2版〔1966年〕,781)

神殿にふさわしく参入する人たちには,大いなる祝福が約束されている

主の宮である神殿は,日の栄えの王国で昇栄に備えるために行く所である。そこでは,天の御父やイエス・キリストについてよりいっそう学ぶことができる。また,わたしたちは御二方と聖約を交わし,御二方はわたしたちにすばらしい祝福を約束される。

教義と聖約の中で,主は,神殿に参入して,そこで交わした聖約にふさわしく生活する人々に与えられる祝福の幾つかを挙げられた。この祝福の一部は,第109章のカートランド神殿の奉献の祈りの中に記されている。この祈りの言葉は,啓示によってジョセフ・スミスに与えられた。

ハワード・W・ハンター大管長は,この祈りが「今もなお,個人,家族,一個の民として,わたしたちのうえに成就し続けています。神殿において行使する神権を,主より授けられているからです」と語った(「教会員の大いなる象徴」『聖徒の道』1994年11月,5)。

ハワード・W・ハンター大管長は次いで第109章から聖句を引用している。生徒たちに,次ぎの聖句を読んでもらう。教義と聖約109:10-12,22-23,59,67,72,75。主の言われている祝福を探すように言う。

読んだ後で,気づいた祝福を挙げてもらう。それを黒板に書く。次のような祝福が挙げられるかもしれない。

  1. 主の栄光が主の民の上にとどまる。

  2. 主のしもべは,主の力と御名と栄光を帯びて神殿を出て行く。そして,天使たちが彼らに対する務めを果たす。

  3. 主の僕は,神殿から地の果てまで福音の真理を携えて行く。そして,天使たちが彼らに対する務めを果たす。

  4. 主の民を集合させるためにステークが組織される。

  5. 散らせれたイスラエルの民が真理を知って喜ぶ。

  6. 聖徒たちの家族を,病気の人や苦しんでいる人も,主の前に覚えられる。

  7. 主の王国が全地に満ちる。

  8. 主の僕は,いつの日か主にまみえるために引き上げられ,永遠に主とともにいるようになる。

  • このようなすばらしい祝福が,ふさわしい状態で神殿に参入し,聖約を尊ぶ人々に約束されていることについて,どのように感じますか。

ハワード・W・ハンター大管長は次のように言っている。「このように胸躍るすばらしい約束を受けた民がいるでしょうか。主がその弟子たちに,御自身の示された模範と神殿に心を向けるよう望んでおいでになることには何の不思議もありません。」(「教会員の大いなる象徴」『聖徒の道』1994年11月号,5)

主は,教義と聖約第97章でも神殿に関する約束をしておられる。教義と聖約97:15-21を読んでもらう。

  • 15-17節は,主の民が神殿で主の祝福を授かる資格を得るために何をしなければならないと教えていますか(心を清くして,神殿に汚れたものを入れない)。

心の清い人々はシオンと呼ばれることを説明する。15-21節は,わたしたちがふさわしい状態で神殿に参入し,悪に汚されずに心を清く保つ努力をすることによって,シオンの建設を援助できると教えている。

  • シオンと呼ばれるのにふさわしい人々に,この聖句はどのような祝福を約束していますか。

古代にシオンという名の町があったことを説明する。この町は,預言者エノクとその民が築いた。そして,民の義のゆえに天に取り上げられた(教義と聖約38:4モーセ7:18-21,69参照)。

シオンは末日にも存在する。信仰箇条第10条で,主はアメリカ大陸にシオンという名の町を築くことを約束された。生徒たちに,この信仰箇条を読んでもらう。散らされたイスラエルの民が,この大いなる町に集められることを説明する(教義と聖約103:11-13参照)。

現在教会員は,聖なる神殿に参入するのにふさわしくなり,世界中の,現在住んでいる所にシオンを建設するように教えられている。わたしたちは自分の家を神殿のように,清く,愛があって,個人の啓示が受けられる場所にしなければならない。

  • もっと心を清くするために,どんなことができるでしょうか。

  • この世で心を清く保つのが時々難しいことがありますが,それはどのようなときですか。

  • 自分の家族,支部やワードの人々の心が清くなるために,どのような助けができるでしょうか。

神殿の聖約を交わして守り,心の清い者になろうと生涯努める人は,シオンの建設に貢献できることを説明する。

まとめ

ふさわしい状態で神殿に参入する人々は,シオンの民になるという祝福も含め,主の大いなる祝福を授かることをあかしする。わたしたちは,このような祝福にふさわしくなり,心が清くなるように全力を尽くさなければならない。

「神殿は永遠の聖約のためにある」を『家庭の夕べ-ビデオ補助教材(国際版)」(53736 300)から見るとよい。

閉会の祈りをしてもらう。