2016
ホアキン・E・コスタ長老
2016年5月


ホアキン・E・コスタ長老

中央幹部七十人

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ホアキン・E・コスタ長老

ある友達から女性を紹介されたホアキン・エステバン・コスタは,それをきっかけにイエス・キリストの福音に改宗し,神殿結婚し,教会の指導者になりました。

ホアキン・コスタは1995年3月8日,エドゥアルド・J・コスタとグラシエラ・M・ファッシ夫妻のもとに生まれました。アルゼンチン,ブエノスアイレスの大学に在学中,現在地域七十人の友人,アリン・スパンナウスからレニー・バレラを紹介されました。末日聖徒二世のレニーは,この21歳の男性からのデートの誘いを受けていいかどうか迷いました。教会員ではなかったからです。3回会った時点でレニーは,「彼のことが好きすぎて」,もうこれ以上彼に会うべきではないと心に決めました。学年末にホアキンは,自分が生まれたアルゼンチンのエントレリオスに戻りました。

レニーは,チリ・オソルノ伝道部で奉仕する召しを受けました。レニーが伝道から帰ると,スパンナウス兄弟はレニーとホアキンが同じパーティーに参加するよう取り計らい,そこでホアキンは彼女にデートを申し込みました。「わたしは祈って,彼に機会を与えることにしました」とコスタ姉妹は言います。

間もなく,ホアキンは教会について学び始めます。ホアキンが宣教師と一緒に学ぶようになると,レニーはホアキンに,祈ることと,最初から最後までモルモン書を読み通すことを勧めました。

「彼は読み終える前に強い証を得ていました」とコスタ姉妹は言います。「彼がバプテスマを受けたのは,わたしを喜ばせるためだけではありませんでした。わたしたちはさらにもう一年交際した後,1989年にアルゼンチン・ブエノスアイレス神殿で結婚しました。」

コスタ長老は1987年にブエノスアイレス大学で経済学の学士号を取得しています。二人は新婚時代にアメリカ合衆国ユタ州プロボに移り住み,コスタ長老は1994年にブリガム・ヤング大学で経営修士号を取得しました。子育て時代に二人は,4人の子供とともにアメリカ合衆国イリノイ州シカゴに住んでいました。コスタ長老がそこにある多国籍の投資銀行業と金融サービスを扱う企業に勤めていたからです。銀行の仕事をするために,数年間家族でアルゼンチンに戻り,さらにチェコ共和国,オマーンへと移り住みました。2年前からは家族とともにペルー,リマに住み,おもに小規模金融を扱うデンマーク系の投資企業に勤めています。