日曜日の礼拝行事の開始時刻は,場所によって異なります。教会員の多い地域では,複数の参加者グループが,同じ建物で異なる時間に集まる場合があります。最寄りの集会所と集会時間はこちらから見つけることができます:教会を見つける
世界中の教会では,どこも同じような形式に従い,2時間の日曜日の礼拝行事を実施しています。「聖餐会」と呼ばれる集会では,全員が一堂に会します。聖餐会では,開会と閉会の祈り,数曲の賛美歌,参加した会員による短い話があります。
聖餐会の最も重要なことは聖餐を取ることであり,これはほかのキリスト教宗派の聖体拝領(コミュニオン)に似ています。聖餐の間,わたしたちはイエス・キリストを思い起こし,主がわたしたちのために犠牲にされた体と血を象徴する一切れのパンと小さなカップの水を取り,主に従うことを再び決意します。
聖餐会に加えて,より小規模で対話型のクラスでの2時間目の学習に人々は招かれます。成人,十代の若人,子供のための,様々なクラスがあり,聖文や生ける預言者の言葉を研究し,イエス・キリストに従う方法について話し合います。
どの様な服装でも構いません。目立ってしまうのではと心配される方のためにお伝えしますと,わたしたちは神を敬う気持ちを込めて,平日よりも良い服を着るようにしています。教会で最もよく見られる服装は,男性の場合はワイシャツとネクタイ,女性はスカートかワンピースです。
ほとんどの集会に訪問者が出席することがあるので,わたしたちは新しい人がいることには慣れています。大勢の人が集う地域の集会所では,人々はあなたが訪問者であることに気づかないこともあるでしょう。ほかの地域では,人々があなたに気づいてあいさつをするかもしれません。いずれにせよ,自己紹介や質問は遠慮せずに気軽にすることができます。
いいえ。会衆に聖餐のパンと水が回ってきたら,そのまま次の人にトレイを渡して構いません。その後もくつろいで座り,礼拝の時間を楽しんでください。レッスンの間に教師の質問に答えるなど,進んで参加している人を見かけると思いますが,気分が乗らなければ無理に手を挙げる必要はありません。
いいえ。わたしたちは聖書にある什分の一の律法を信じています。しかし什分の一を納めるという選択をする会員は,礼拝の一部としてではなく,個人的にそれを行います。集会中に献金を求められることはありません。
はい!この教会は家族に優しい教会です。子供たちは聖餐会の間に両親と一緒に座り,大人が日曜学校に行っている間は,同年代の子供たちと一緒に活動に参加します。子供と青少年のクラスは,常に二人以上の成人が指導します。授乳室は,乳児に食べさせ,そのほかの必要を満たせるように,プライバシーが確保されています。
もちろんです!自分の性格や過去にかかわらず,わたしたちは皆神の子供であり,神の言葉に従おうと努力するときに神が約束された祝福を受けられると信じています。教会は,すべての人が学び成長するための場所です。あなたはもしかしたら頭の中では自分はなじめないと感じる印象があるかもしれませんが,実際のところ,教会員はそれぞれ様々な背景や興味を持っています。ぜひ来てみてください。長椅子であなたの隣に座る人との意外な出会いがあるかもしれません。
はい。わたしたちの集会では,だれもが貢献する機会があります。女性も男性も,指導的立場に就き,委員会で奉仕し,クラスを教え,説教壇から話し,祈りをささげ,活動をリードします。子供や十代の若人にも,同様の機会があります。
イエスが十二使徒を召し,神から与えられた神権の権能の鍵を授けられたという規範に従い,今日男性だけが神権の鍵を持っています。そのため,教会における特定の指導的立場と義務は,男性によってのみ行われます。しかし,ほかの重要な役職や義務は,女性によってのみ保持され,果たされます。女性は教会の集会でしばしば奉仕し,指導し,証し,教えます。地元の集会に進んで貢献したいと思うようであれば,そうする機会は必ずあります。
多くの人は組織された宗教に対して居心地の悪さを感じ,自分の思いどおりに霊的な事柄を経験し,良い生活を送ることを好みます。実際のところ,わたしたちには両方必要なのです。
毎週の霊的な経験と奉仕は,神との関係を築くための礎です。しかし,神の戒めの中には,イエス・キリストによって定められたバプテスマや聖餐など,神の神権の権能が必要なものもあります。末日聖徒イエス・キリスト教会は,それらの戒めを守るために必要な仕組みと神権の権能を提供しています。また,より良い人になろうと努力できるように,そして自分で神の言葉を学んでいるときには気づかなかった洞察を聞くことができるように,愛と支援にあふれた環境を提供しています。組織化された宗教のもう一つの利点は,奉仕の機会を奨励し,促進することです。
総大会は,信者の世界規模の集会です。年に2回,週末に主の預言者,使徒,そのほかの末日聖徒イエス・キリスト教会の指導者たちから,今のわたしたちに向けられた神のメッセージを聞きます。アメリカ合衆国ユタ州ソルトレーク・シティーの大会には,数千人が直接会場に参加し,そのほか何百万もの人々が,リモートで参加したり,大会後にメッセージを学んだりしています。
はい!わたしたちはイエス・キリストが神の御子であり,世の救い主であられると信じ,主に従おうと努力しています。多くのキリスト教の宗派と同様に,わたしたちの信条の詳細は他の宗派の教えと多少異なります。しかし,わたしたちはキリストとその教えに献身的に従う者です。わたしたちの独特で美しい神学は,イエスとその福音に対する理解を深める助けとなります。
三位一体は,父なる神,イエス・キリスト,聖霊を表すために多くのキリスト教宗派が用いている言葉です。わたしたちは御三方全員が存在されると信じていますが,目的において一つである別々の存在であられると信じています。御三方の目的は,わたしたちがこの世においても死後においても,真の喜びを得られるように助けることです。
はい! 神の御子,世の救い主イエスは,わたしたちの信仰の土台です。わたしたちは,神と愛する人と過ごす永遠の命は,神の福音を受け入れることによってもたらされると信じています。わたしたちの教会の正式名称は,「末日聖徒イエス・キリスト教会」であり,わたしたちの生活におけるキリストの中心的な役割を反映しています。聖書とモルモン書はイエス・キリストについて証しており,わたしたちはその両方を大切にしています。
モルモン書の次の一節が,わたしたちの信条を表しています。「わたしたちはキリストのことを話し,キリストのことを喜び,キリストのことを説教し,キリストのことを預言し,また,どこに罪の赦しを求めればよいかを,わたしたちの子孫に知らせるために,自分たちの預言したことを書き記すのである。」(2ニーファイ25:26)
わたしたちは,死が終わりではなく,わたしたちがこの世で築いた関係はこの世の後も続くと信じています。イエス・キリストがわたしたちのために払ってくださった犠牲のおかげで,わたしたちは皆復活し,病気や痛みから解放された完全な体で永遠に生きることができます。キリストの恵みは,わたしたちが義にかなった生活を送り,悪い行いを悔い改め,キリストにさらに似た者となるように助けてくれます。そうすることで,わたしたちは神や愛する人とともに永遠に住む機会を得ることができるのです。
「モルモン」という言葉は,『モルモン書』と呼ばれる教会特有の聖典に由来するニックネームです。わたしたちが考えたニックネームではありませんが,多くの人が教会や教会員を表す際に,このニックネームを用いています。以前はこの言葉を受け入れ,わたしたち自身も使っていましたが,今は教会を末日聖徒イエス・キリスト教会という正式名称で呼ぶように求めお願いしています。
教会の正式名称を使うことを強調することは,わたしたちが預言者ジョセフ・スミスに与えられた次の主の命令に従う助けとなります。「わたしの教会は,終わりの時にこのように,すなわち末日聖徒イエス・キリスト教会と呼ばれなければならない。」(教義と聖約115:4)また,イエスがわたしたちの宗教と信条の中心であられることを確認するのにも役立ちます。
「末日聖徒」という言葉は,わたしたちの信仰の一員である友人を呼ぶのに良い方法です。
末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は,あなたのほかの友人や隣人とよく似ています。わたしたちは働き,学校に行き,友人や家族と時間を過ごし,スポーツに参加し,様々な趣味を楽しんでいます。
わたしたちはほかの人と同じように喜びや困難を経験しますが,イエス・キリストの模範に従うために最善を尽くすとき,人生の試練を乗り越えるためのさらなる視野と力が神から与えられると信じています。また,頼ることのできる協力的な教会のコミュニティーもあります。
わたしたちはイエスとその教えを生活の中心に置くように努めています。救い主とその教えに対するわたしたちの信仰は,わたしたちがどのように話し,どのように装い,どのように振る舞うかといった日々の決定に影響を与えます。例えば,聖書が教えているように,安息日を聖く保つために日曜日の仕事や買い物を避けるようにしています。わたしたちの宗教は,日曜日に説き勧められ,毎日実践されることを理想としています。
聖書の中で,神は預言者を通して,特定の食物を控えるように指示を与えられたことがあります(レビ11章参照)。このような指示は,今日も「知恵の言葉」として続いています。知恵の言葉は,わたしたちの肉体と霊のために,神が預言者ジョセフ・スミスに与えられた健康の原則です。知恵の言葉には,健康的な食べ物を食べることや運動することについての神からの指示と,コーヒー,お茶,たばこ,アルコール,薬物乱用を控えるようにという助言が含まれています。
神がわたしたち一人一人に与えてくださった二つの大いなる賜物として,肉体と自由意志があります。知恵の言葉に従うことで,わたしたちが体を尊重し,いたわり,心を明晰に保って,聖なる御霊にさらに心を開けるようになります。また,自由意志を損なう可能性のある依存症を避けるのにも役立ちます。
日曜日の礼拝行事の開始時刻は,場所によって異なります。教会員の多い地域では,複数の参加者グループが,同じ建物で異なる時間に集まる場合があります。最寄りの集会所と集会時間はこちらから見つけることができます:教会を見つける
世界中の教会では,どこも同じような形式に従い,2時間の日曜日の礼拝行事を実施しています。「聖餐会」と呼ばれる集会では,全員が一堂に会します。聖餐会では,開会と閉会の祈り,数曲の賛美歌,参加した会員による短い話があります。
聖餐会の最も重要なことは聖餐を取ることであり,これはほかのキリスト教宗派の聖体拝領(コミュニオン)に似ています。聖餐の間,わたしたちはイエス・キリストを思い起こし,主がわたしたちのために犠牲にされた体と血を象徴する一切れのパンと小さなカップの水を取り,主に従うことを再び決意します。
聖餐会に加えて,より小規模で対話型のクラスでの2時間目の学習に人々は招かれます。成人,十代の若人,子供のための,様々なクラスがあり,聖文や生ける預言者の言葉を研究し,イエス・キリストに従う方法について話し合います。
どの様な服装でも構いません。目立ってしまうのではと心配される方のためにお伝えしますと,わたしたちは神を敬う気持ちを込めて,平日よりも良い服を着るようにしています。教会で最もよく見られる服装は,男性の場合はワイシャツとネクタイ,女性はスカートかワンピースです。
ほとんどの集会に訪問者が出席することがあるので,わたしたちは新しい人がいることには慣れています。大勢の人が集う地域の集会所では,人々はあなたが訪問者であることに気づかないこともあるでしょう。ほかの地域では,人々があなたに気づいてあいさつをするかもしれません。いずれにせよ,自己紹介や質問は遠慮せずに気軽にすることができます。
いいえ。会衆に聖餐のパンと水が回ってきたら,そのまま次の人にトレイを渡して構いません。その後もくつろいで座り,礼拝の時間を楽しんでください。レッスンの間に教師の質問に答えるなど,進んで参加している人を見かけると思いますが,気分が乗らなければ無理に手を挙げる必要はありません。
いいえ。わたしたちは聖書にある什分の一の律法を信じています。しかし什分の一を納めるという選択をする会員は,礼拝の一部としてではなく,個人的にそれを行います。集会中に献金を求められることはありません。
はい!この教会は家族に優しい教会です。子供たちは聖餐会の間に両親と一緒に座り,大人が日曜学校に行っている間は,同年代の子供たちと一緒に活動に参加します。子供と青少年のクラスは,常に二人以上の成人が指導します。授乳室は,乳児に食べさせ,そのほかの必要を満たせるように,プライバシーが確保されています。
もちろんです!自分の性格や過去にかかわらず,わたしたちは皆神の子供であり,神の言葉に従おうと努力するときに神が約束された祝福を受けられると信じています。教会は,すべての人が学び成長するための場所です。あなたはもしかしたら頭の中では自分はなじめないと感じる印象があるかもしれませんが,実際のところ,教会員はそれぞれ様々な背景や興味を持っています。ぜひ来てみてください。長椅子であなたの隣に座る人との意外な出会いがあるかもしれません。
はい。わたしたちの集会では,だれもが貢献する機会があります。女性も男性も,指導的立場に就き,委員会で奉仕し,クラスを教え,説教壇から話し,祈りをささげ,活動をリードします。子供や十代の若人にも,同様の機会があります。
イエスが十二使徒を召し,神から与えられた神権の権能の鍵を授けられたという規範に従い,今日男性だけが神権の鍵を持っています。そのため,教会における特定の指導的立場と義務は,男性によってのみ行われます。しかし,ほかの重要な役職や義務は,女性によってのみ保持され,果たされます。女性は教会の集会でしばしば奉仕し,指導し,証し,教えます。地元の集会に進んで貢献したいと思うようであれば,そうする機会は必ずあります。
多くの人は組織された宗教に対して居心地の悪さを感じ,自分の思いどおりに霊的な事柄を経験し,良い生活を送ることを好みます。実際のところ,わたしたちには両方必要なのです。
毎週の霊的な経験と奉仕は,神との関係を築くための礎です。しかし,神の戒めの中には,イエス・キリストによって定められたバプテスマや聖餐など,神の神権の権能が必要なものもあります。末日聖徒イエス・キリスト教会は,それらの戒めを守るために必要な仕組みと神権の権能を提供しています。また,より良い人になろうと努力できるように,そして自分で神の言葉を学んでいるときには気づかなかった洞察を聞くことができるように,愛と支援にあふれた環境を提供しています。組織化された宗教のもう一つの利点は,奉仕の機会を奨励し,促進することです。
総大会は,信者の世界規模の集会です。年に2回,週末に主の預言者,使徒,そのほかの末日聖徒イエス・キリスト教会の指導者たちから,今のわたしたちに向けられた神のメッセージを聞きます。アメリカ合衆国ユタ州ソルトレーク・シティーの大会には,数千人が直接会場に参加し,そのほか何百万もの人々が,リモートで参加したり,大会後にメッセージを学んだりしています。
日曜日の礼拝行事の開始時刻は,場所によって異なります。教会員の多い地域では,複数の参加者グループが,同じ建物で異なる時間に集まる場合があります。最寄りの集会所と集会時間はこちらから見つけることができます:教会を見つける
世界中の教会では,どこも同じような形式に従い,2時間の日曜日の礼拝行事を実施しています。「聖餐会」と呼ばれる集会では,全員が一堂に会します。聖餐会では,開会と閉会の祈り,数曲の賛美歌,参加した会員による短い話があります。
聖餐会の最も重要なことは聖餐を取ることであり,これはほかのキリスト教宗派の聖体拝領(コミュニオン)に似ています。聖餐の間,わたしたちはイエス・キリストを思い起こし,主がわたしたちのために犠牲にされた体と血を象徴する一切れのパンと小さなカップの水を取り,主に従うことを再び決意します。
聖餐会に加えて,より小規模で対話型のクラスでの2時間目の学習に人々は招かれます。成人,十代の若人,子供のための,様々なクラスがあり,聖文や生ける預言者の言葉を研究し,イエス・キリストに従う方法について話し合います。
どの様な服装でも構いません。目立ってしまうのではと心配される方のためにお伝えしますと,わたしたちは神を敬う気持ちを込めて,平日よりも良い服を着るようにしています。教会で最もよく見られる服装は,男性の場合はワイシャツとネクタイ,女性はスカートかワンピースです。
ほとんどの集会に訪問者が出席することがあるので,わたしたちは新しい人がいることには慣れています。大勢の人が集う地域の集会所では,人々はあなたが訪問者であることに気づかないこともあるでしょう。ほかの地域では,人々があなたに気づいてあいさつをするかもしれません。いずれにせよ,自己紹介や質問は遠慮せずに気軽にすることができます。
いいえ。会衆に聖餐のパンと水が回ってきたら,そのまま次の人にトレイを渡して構いません。その後もくつろいで座り,礼拝の時間を楽しんでください。レッスンの間に教師の質問に答えるなど,進んで参加している人を見かけると思いますが,気分が乗らなければ無理に手を挙げる必要はありません。
いいえ。わたしたちは聖書にある什分の一の律法を信じています。しかし什分の一を納めるという選択をする会員は,礼拝の一部としてではなく,個人的にそれを行います。集会中に献金を求められることはありません。
はい!この教会は家族に優しい教会です。子供たちは聖餐会の間に両親と一緒に座り,大人が日曜学校に行っている間は,同年代の子供たちと一緒に活動に参加します。子供と青少年のクラスは,常に二人以上の成人が指導します。授乳室は,乳児に食べさせ,そのほかの必要を満たせるように,プライバシーが確保されています。
もちろんです!自分の性格や過去にかかわらず,わたしたちは皆神の子供であり,神の言葉に従おうと努力するときに神が約束された祝福を受けられると信じています。教会は,すべての人が学び成長するための場所です。あなたはもしかしたら頭の中では自分はなじめないと感じる印象があるかもしれませんが,実際のところ,教会員はそれぞれ様々な背景や興味を持っています。ぜひ来てみてください。長椅子であなたの隣に座る人との意外な出会いがあるかもしれません。
はい。わたしたちの集会では,だれもが貢献する機会があります。女性も男性も,指導的立場に就き,委員会で奉仕し,クラスを教え,説教壇から話し,祈りをささげ,活動をリードします。子供や十代の若人にも,同様の機会があります。
イエスが十二使徒を召し,神から与えられた神権の権能の鍵を授けられたという規範に従い,今日男性だけが神権の鍵を持っています。そのため,教会における特定の指導的立場と義務は,男性によってのみ行われます。しかし,ほかの重要な役職や義務は,女性によってのみ保持され,果たされます。女性は教会の集会でしばしば奉仕し,指導し,証し,教えます。地元の集会に進んで貢献したいと思うようであれば,そうする機会は必ずあります。
多くの人は組織された宗教に対して居心地の悪さを感じ,自分の思いどおりに霊的な事柄を経験し,良い生活を送ることを好みます。実際のところ,わたしたちには両方必要なのです。
毎週の霊的な経験と奉仕は,神との関係を築くための礎です。しかし,神の戒めの中には,イエス・キリストによって定められたバプテスマや聖餐など,神の神権の権能が必要なものもあります。末日聖徒イエス・キリスト教会は,それらの戒めを守るために必要な仕組みと神権の権能を提供しています。また,より良い人になろうと努力できるように,そして自分で神の言葉を学んでいるときには気づかなかった洞察を聞くことができるように,愛と支援にあふれた環境を提供しています。組織化された宗教のもう一つの利点は,奉仕の機会を奨励し,促進することです。
総大会は,信者の世界規模の集会です。年に2回,週末に主の預言者,使徒,そのほかの末日聖徒イエス・キリスト教会の指導者たちから,今のわたしたちに向けられた神のメッセージを聞きます。アメリカ合衆国ユタ州ソルトレーク・シティーの大会には,数千人が直接会場に参加し,そのほか何百万もの人々が,リモートで参加したり,大会後にメッセージを学んだりしています。
1820年,ジョセフ・スミスという名前の14歳の少年が,自分の魂の救いについて疑問を抱き始め,どの教会に加わるべきかについて悩みました。ある日,聖書を研究しているときに,ヤコブの手紙1:5を読みました。
「あなたがたのうち,知恵に不足している者があれば,その人は,とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に,願い求めるがよい。そうすれば,与えられるであろう。」
ジョセフはその聖句から強い影響を受け,静かな森を見つけて人生で初めて声に出して祈るように促されました。その日,父なる神とその御子イエス・キリストがジョセフ・スミスに御姿を現されました。そして,ジョセフの罪が赦されていること,また彼の知っているどの教会にも加わるべきではないことを告げられました。
そしてジョセフは,イエス・キリストの指示の下で,地上に主の教会を回復する神の預言者として選ばれました。末日聖徒イエス・キリスト教会は,1830年に正式に設立されました。
預言者,使徒,そのほかの教会指導者が総大会で行った説教は,総大会のアーカイブを閲覧することによって視聴できます。神殿の奉献式や多くの宗教が集まるイベントなど,総大会以外で教会指導者が述べたことについては,「教会ニュースルーム」にアクセスして最新情報を得ることができます。ChurchofJesusChrist.org の「検索」機能を使って,総大会の説教や機関誌の記事,その他のリソースをテーマ別に閲覧することもできます。
教会の大管長である預言者が亡くなると,最も先任の使徒(年齢ではなく,奉仕の長さによる)が,後を継いで新しい預言者となります。十二使徒定員会に空席がある場合,預言者は神からの霊感を通して,新たに奉仕する人を選びます。
地域や地元レベルで教会におけるその他の責任,すなわち「召し」と呼ばれるものに就く人も,神からの霊感を通して選ばれます。例えば,会員を導くビショップは,祈って霊感を受け,扶助協会という女性の組織を導くよう,特定の女性に依頼することができます。そして今度はその女性が,顧問や書記,教師,その他の役割で自分を支えてくれる人について,導きを求めて祈ります。
はい!わたしたちは聖書が神の言葉であると信じています。家庭や教会で聖書を定期的に研究していますし,その教えに従って生活するように努めています。旧約聖書と新約聖書は,イエス・キリストについてのもう一つの証であるモルモン書とともにイエスを証し,神の計画に対するより完全な理解を与えてくれるものであると,わたしたちは信じています。
モルモン書は,イエス・キリストについて証し,わたしたちに与えられた神の計画と神の戒めについて教えている聖典です。モルモン書の祝福の一つは,マタイ,マルコ,ルカ,ヨハネがイエスの教導の業と教えについて異なる視点から全体像を示したのと同様に,聖書にあるイエスの教えにさらなる明瞭さと理解を与えている点です。
二つ合わせると,モルモン書と聖書には,何千年もの価値ある霊感,導き,教えが収められています。両方の書物を研究することにより,神がどのような御方で,自分に何を望んでおられるかを,より深く理解することができます。
聖書と同様,モルモン書にも多くの著者がいます。モルモン書は約1000年という年月をかけて,一人の著者から別の著者へと受け継がれた日記や歴史を集めたものです。最初の著者は預言者ニーファイといい,紀元前600年に家族とともにエルサレムを去り,アメリカ大陸に向かって航海した人物です。ニーファイはその記録を弟に渡し,その後その息子に引き継がれました。それぞれの著者は,信頼できる人に記録を渡しました。モルモンは,すべての記録を一つの書物に集めた預言者の名前です。ですからモルモン書と呼ばれています。
1823年,ジョセフ・スミスは古代の記録が隠されていた場所に導かれ,神の力によってその記録を翻訳しました。
聖書のように,モルモン書はイエス・キリストについて証しています。モルモン書に記録されている最も重要な出来事は,イエス・キリストによる古代アメリカ大陸の訪れであり,主の教えと教導の業も記されています。
モルモン書は家族の物語から始まります。その家族の父親であるリーハイは,紀元前約600年ごろの古代エルサレムに住んでいた預言者です。リーハイは夢の中で,間もなくエルサレムは別の国によって滅ぼされ,エルサレムに住む民は捕虜となるので,家族を連れてその地を離れるように,神から警告されました。一家は海を渡ってアメリカ大陸へ向かいます。
リーハイと妻サライアの子孫は,最終的に二つの国民,すなわちニーファイ人とレーマン人に分かれます。その後数世紀にわたり,その二つの民族はしばしば互いに戦い,神とイエス・キリストを信じる信仰が絶えず試されます。これらの経験は,力強い説教,預言,人生の教訓,物語の形でモルモン書に描かれています。
イエスはエルサレムで復活された後,アメリカ大陸の民に姿を現されました。イエスはバプテスマや悔い改め,赦しについて教えられました。病人を癒し,子供たちを祝福されました。イエスは御自分の教会を設立されました。イエスの訪れの後,彼らは数百年の間,平和に暮らしました。やがて人々は信仰を失い,多くの人が戦いで殺されます。モロナイという名の当時の預言者が,彼らの記録を地中に埋めました。それは将来の時代と人々のため,すなわち,わたしたちのためです!
礼拝の大半は教会の中で行われます。その場所は礼拝堂や集会所,ステークセンターと呼ばれることもあります。ほとんどの建物の入り口近くには,「皆さまを歓迎いたします」,「末日聖徒イエス・キリスト教会」という言葉が掲示されているので,わたしたちの教会かどうかを見分けることができます。教会では,日曜日の礼拝行事や,平日の青少年の活動,社交的な集い,文化的なイベント,地域の皆さんが参加できるその他の行事が行われます。
神殿にはより具体的な目的があります。神聖な奉仕と儀式のために特別に設けられた場所です。神殿は主によって定められ,主の目的のために奉献されています。特定の儀式を執行することが承認されている唯一の場所です。これらの神聖な儀式は,イエス・キリストの教えと模範に従う決意をするように参入者を高め,霊的に鼓舞します。
神殿には特別な敬虔さがあります。神殿内で,最近の映画についてくだけた話をする人や,携帯電話を使う人,そのほかの日常的な活動をする人を見ることはありません。その代わり,末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は,神聖な経験のために自らを備えて,儀式に参加することと,神から個人的な啓示を受けることに焦点を当てます。
神殿は,地域の景観や文化,必要に沿うように建てられるので,それぞれの外観が少し異なっています。しかし,そのほとんどは白い大理石で造られ,天に向かって伸びる尖塔が特徴になっています。どの神殿にも,外側に「主の宮 聖きを主にささぐ」という言葉が掲げられています。
神殿が最初に建てられるとき,あるいは大規模な改修工事を行った後に,一般の人々のためにオープンハウス(一般公開)が行われ,神殿内を見学することができます。また,多くの神殿には訪問者センター,待合室,庭園があり,だれでも利用できます。
神殿が完成すると,神聖な礼拝のために奉献されます。神殿で行う業は神聖であるため,奉献後は,自らを参入に備えた末日聖徒イエス・キリスト教会の会員だけが入ることを許されています。今すぐ神殿に入ることはできないかもしれませんが,神のすべての子供たちは,イエス・キリストの福音についてさらに学び,神殿の祝福を完全に受けることのできる聖約の関係を結ぶように勧められています。
神殿は,日曜日の礼拝行事を行う教会の建物とは異なります。それは最も聖なる場所であり,神の最も神聖な業のために特別に設けられた場所です。神殿で行う事柄は,神と愛する人々とともに永遠に住むことができるという約束を中心にしています。
神殿の中で,わたしたちはイエス・キリストに従うことをさらに強く決意します。神の戒めを守ること,自分自身や持っているすべてのものを神にささげることなどの約束を神と交わします。夫と妻,親と子供は,永遠にともにいられるように,互いに「結び固め」られます。また,わたしたちは先祖のためにも同じ儀式を行って,彼らが自ら選ぶなら,来世でそれらの祝福を受けることができるように,機会を彼らに与えています。
イエスは,天の王国に入るにはバプテスマが必要であると教えられました(ヨハネ3:5参照)。しかし,バプテスマを受けることなく,イエスについて知ることさえもなく亡くなった人々はどうなるのでしょうか?
幸いなことに,神は死後であってもすべての祝福を受ける方法をすべての人に備えておられます。神殿では,この生涯でバプテスマを受ける機会がないまま亡くなった人々のためにバプテスマが行われます。使徒パウロは聖書の中で死者のためのバプテスマについて話し(1コリント15:29参照),末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は今日の神殿でこれと同じ儀式を続けています。
どのように行っているか紹介しましょう:末日聖徒は家族歴史を研究し,バプテスマを受けずに亡くなった親族の名前を探します。その後,神殿で先祖のためにバプテスマを受けます。人々のためのこの奉仕は,愛の贈り物です。命は死後も続くので,亡くなった人々は儀式について知らされ,それを受け入れるかどうか選択できるのです。
神殿において,夫と妻は永遠に結ばれます。この結婚の儀式は神殿の「結び固め」と呼ばれ,夫婦はこの世と永遠にわたってともに結ばれます。短くて簡潔な儀式の間,花嫁と花婿は聖壇越しに手を取ります。互いに完全に敬い,愛し合い,イエスの教えと模範に従う決意をすることを神と聖約します。そして,結婚生活と家族は次の世と永遠にわたって続くという約束を受けます。
神殿で結婚した夫婦は,その後,結婚披露宴やその他の文化的な伝統に倣って,より多くの家族や友人で祝うことがよくあります。すでに神殿外で民事結婚をしている夫婦(結婚後に教会に入った人など)も,神殿で結び固められる祝福を得ることができます。
末日聖徒イエス・キリスト教会の会員を含め,世界中の多くの信仰を持つ人々にとって,象徴的な宗教的衣服や宝飾品を身に付けることは,一般的な習慣です。成人会員は,神との関係や神殿で神と交わした約束,イエス・キリストに従って主の戒めを守るという決意を個人的に思い起こすために,神殿ガーメントを着用します。神殿ガーメントは,薄手のアンダーシャツとショートパンツのような2枚の肌着で構成されています。それらは,身に着ける会員にとって神聖なものと見なされています。
はい。末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は,だれであれ,自分が選んだ人と結婚することができます。しかし,永遠にわたる神聖な神殿結婚は,双方が末日聖徒イエス・キリスト教会の会員であり,互いと神の双方に対して永遠の決意をする備えをした男女のためにのみ行われます。そのため,独身の末日聖徒の多くは,自分の信条や神殿で結婚するという目標を共有できる人とのデートに焦点を当てることを好みます。
すべての宣教師の目標は,イエス・キリストの福音を分かち合うことです。彼らが行う事柄には,さらに学ぶことに興味を持っている人と会って交流し,教え,一緒に聖文を学び,地域社会でボランティアとして奉仕することが含まれます。
伝道活動は場所によって少し異なります。例えば,歩いて伝道する宣教師もいれば,自転車に乗る宣教師や車を運転する宣教師もいます。地方に割り当てられる宣教師もいれば,大都市に割り当てられる宣教師もいます。ソーシャルメディアを通して人々に伝道する宣教師もいれば,個別訪問をする宣教師,教会史跡を案内する宣教師もいます。
すべての宣教師に共通しているのは,人々がイエスについて知り,イエスとの関係を育むのを助けたいという思いです。信仰について質問がある人や,一緒に祈る人を探している人,あるいはだれかと一緒に教会に行きたい人は,わたしたちに知らせてください。宣教師が喜んでお話しします!
末日聖徒イエス・キリスト教会のすべての会員は,イエス・キリストの福音を人々と分かち合うように勧められています。一部の会員は招きを受け,特定の期間(たいていの場合18か月または24か月),専任宣教師として奉仕することを選ぶことができます。ほとんどの宣教師は十代後半か二十代前半の独身成人ですが,年配の会員や夫婦も奉仕しています。各自の状況は様々なので,週に数時間伝道することを選ぶ人もいるかもしれません。多くの教会員は正式な伝道に出たことがありませんが,日々の行いを通して福音を分かち合っています。
宣教師が彼らの姓に「長老」や「姉妹」という名称をつけて呼ばれているのに気づいたことでしょう。これは,敬意と名誉のしるしとして使う名称です。同様に,末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は,神の子供としてのわたしたちの関係性を尊ぶために,互いに「~さん」ではなく,「兄弟」「姉妹」と呼び合うことがよくあります。
はい。イエスは,バプテスマが天の王国に入るために必要であることを明らかにされ,わたしたちは「水と霊とから生まれなければならない」と教えられました(ヨハネ3:5)。イエスが完全であるにもかかわらず自らバプテスマを受けられたのは,わたしたちに模範を示すためでした。
はい。別の教会でバプテスマを受けた多くの人は,イエス・キリストを受け入れて従いたいという心からの望みと信仰をもって,その一歩を踏み出しました。
わたしたちは,永遠の救いに不可欠な神聖な儀式や行いについては,イエス・キリストによって定められた規範に従う必要があると信じています。つまり,バプテスマは,神からの神権の権能によって,またイエスが(水に沈められて)バプテスマを受けられたのと同じ方法で行わなければならないことを意味します。
バプテスマを受けて末日聖徒イエス・キリスト教会に加わり,その後,イエスに権能を授けられた人から聖霊の賜物を受けることは,救い主が御自分の教会の会員になるために示された方法です。
すべての人がわたしたちとともに礼拝するように招かれ,勧められていますが,正式な教会員になるには,救い主の福音について学び,バプテスマを受けることを選び,聖霊の賜物を受ける必要があります。
末日聖徒イエス・キリスト教会に入るための最初のステップは,イエス・キリストと,バプテスマを受けてイエス・キリストの教会に入る際に交わす約束と決意について,さらに学ぶことです。
イエス・キリストの福音は人々に希望と喜びを与え,人生の目的に対する理解を深めてくれます。救い主の教会の会員であることがどのような祝福をもたらすか知りたいと思ったら,まず宣教師と一緒に学び,わたしたちの信条や地元の教会についての紹介を聞いてください。