聖書のジョセフ・スミス訳(抜粋)
以下は、『欽定訳聖書』のジョセフ・スミス訳(JS)を抜粋したものである。主は預言者ジョセフ・スミスに、原語で書かれた後に失われたり、書き変えられたりした『欽定訳聖書』の本文について、真理を回復するように霊感をお与えになった。これらの回復された真理により、教義が明確になり、聖句への理解も深まった。
主がジョセフ・スミスに啓示されたのは、原著者がかつて記録した真理そのものである。この点で、ジョセフ・スミス訳は世にある他の聖書翻訳と趣を異にする。この意味から、ここでの「訳」という言葉は、通常の場合よりももっと広義の、異なった意味で用いられている。ジョセフ・スミスの翻訳は、ある言語から別の言語への逐語訳ではなくて啓示だからである。
『欽定訳聖書』のジョセフ・スミス訳は、『教義と聖約』の幾つかの章と関係があるか、あるいは幾つかの章の中で述べられているものである(第37、45、73、76、77、86、91、132章参照)。また、「モーセ書」と「ジョセフ・スミス—マタイ」は、ジョセフ・スミス訳からの抜粋である。
ジョセフ・スミス訳に関する詳細については、聖句ガイドの「ジョセフ・スミス訳(JS)」の項を参照されたい。
以下はジョセフ・スミス訳の例である。
JSマタイ4:1、5-6、8-9。マタイ4:1、5-6、8-9と
イエスは、サタンによってではなく、
1さて、イエスは
5それから、イエスは
6そのとき、
8そしてまた、イエスは
9すると、
この太字の箇所はジョセフ・スミス訳の聖句の箇所を示している。ジョセフ・スミス訳は『聖書』の本文を修復したものであるため、節番号が一般の『聖書』と異なることがある。
この参照聖句は『聖書』の対照箇所を示している。
この翻訳によってジョセフ・スミスがどのような教義を明らかにしたかの説明。
ジョセフ・スミスの翻訳による本文。(書体が異なる部分は、欽定訳の表現との違いを示すために付加されたものである。)
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