青少年
選択と責任


選択と責任

あなたがたの仕える者を,きょう,選びなさい。ただし,わたしとわたしの家とは共に主に仕えます(ヨシュア24:15)。

わたしは悪よりも善を選び,その選択に対して責任を取ります。

徳質の必修体験

次の3つの徳質の必修体験を終了してください。終了後,親または指導者からそれぞれの体験に署名と日付を記入してもらってください。

  1. 神の娘は賢明な決定を下し,問題を解決することができる。1ニーファイ15:82ニーファイ32:3アルマ34:19-27エテル2-3章教義と聖約9:7-9を読む。良い友人を選ぶ,ほかの人々に親切にする,時間どおりに起きるなどの個人的な決意,またはほかの決意をするときに助けを得られるように,定期的に聖文を研究し,祈る習慣を守る。定期的に聖文を研究し,祈ることが正しい決意をするのにどのように助けとなったかを,親または指導者と話し合う。

  2. 『若人の強さのために』のパンフレットを読む。このパンフレットで大まかに述べられている義にかなった行動の標準をそれぞれ日記に書き出し,なぜその標準に従って生活することが大切なのかを記す。あなたが改善する必要のある標準を3つ選んで,義にかなった標準に従った生活を実践する。テレビ,音楽,書籍,またはほかのメディアをもっと慎重に選ぶということでもよいし,慎み深さ,言葉遣い,正直といった点で自分を改善するということでもよい。3週間後,家族,クラスの人々,または指導者にあなたの進歩状況を伝える。

  3. 選択の自由,すなわち選択する能力は,神が御自分の子供たちに与えておられる最もすばらしいたまものの一つである。選択の自由について書かれている,ヨシュア24:152ニーファイ2教義と聖約82:2-10を読む。選択の自由に伴う祝福と責任について親または指導者と話し合う。選択の自由に関してあなたが理解していること,また選択と行動がもたらす結果を日記に書く。

そのほかの徳質の体験

そのほかに3つの徳質の体験を終了してください。次の項目の中から選ぶことができますが,自分自身で考えたものを二つまで書くこともできます。自分自身で考えたものに関しては,親または指導者の承認を受けてから始めてください。終了後,親または指導者からそれぞれの体験に署名と日付を記入してもらってください。

  1. 悔い改めについて書かれた次の聖句を読む。イザヤ1:18アルマ26:2234:30-35モロナイ8:25-26教義と聖約19:15-2058:42-43。悔い改めは自分にとってどのような意味があるかを日記に書く。悔い改めの過程を研究し,導きを求めて祈り,悔い改めの原則を自分の生活に応用する。

  2. 聖霊はあなたが正しい選択をするのを助けてくださる。親,指導者,または友人と一緒に,エゼキエル36:26-27ヨハネ14:2616:13ガラテヤ5:22-252ニーファイ32:5モロナイ10:4-5教義と聖約11:12-14を読んで話し合い,聖霊についてもっと学ぶ。その後,日常生活の中で正しい決定を下すのを聖霊がどのように助けてくださるかを日記に書く。聖霊が常にともにいてくださるように祈り,ふさわしく生活する。

  3. 若い女性のテーマを研究し,また自分は何者であり,何をなすべきであり,なぜそれを行わなければならないかについて,テーマで教えられていることを調べる。道徳的に清く,神殿に参入するにふさわしくあるために,慎み深さ,デート,メディアに関連して毎日実行することを日記に書き出す。これらの選択はあなたが自由で幸せでいるためにどのように役立つかを日記に書く。

  4. 選択をすることは,天の御父がわたしたちのために定められた計画の一部である。モーセ4:1-47:322ニーファイ9:51を読む。貯蓄と出費の予算を組むことによって賢い財政管理の習慣を身に付ける。じゅうぶんの一の納入も含める。少なくとも3か月,予算の範囲内で生活する。自分の欲求を満たす前に最も大切な必要を満たすことができるように優先順位を定める。あなたが学んだことと,この習慣を続けることでどのように祝福が得られるかを日記に書く。

自分自身で考えた徳質の体験

徳質のプロジェクト

「選択と責任」の徳質の体験を6つ終了したら,学んだことを実践するのに役立つプロジェクトを一つ自分で考えます。このプロジェクトには,少なくとも10時間かけ,努力して達成できる有意義なものにします。有意義なプロジェクトを選べるように聖霊の導きを祈り求めてください。

このプロジェクトは,親または指導者の承認を受けてから始めてください。終了した後で,評価を書いてください。次に挙げるのは,徳質のプロジェクトのアイデアです。

  • 『若人の強さのために』を使い,親または指導者の指示の下に,討論グループ,ファッションショー,または主の標準に従った生活をするためにあなたやほかの青少年が選ぶそのほかの行事を計画準備する。または,そのような行事に参加する。

  • 親または指導者の指示の下に,青少年のダンスパーティー,または適切なダンスのレッスンや健全な音楽,照明,雰囲気を特色とするそのほかの活動の計画と指導を手伝う。

  • 自分のメディアとテクノロジーの使い方を評価する。不適切なメディアが家庭に入ってこないようにする計画を立て,実行する。テレビ,映画,音楽,コンピューター,インターネット,携帯電話,そのほかの種類のメディアを家庭で健全に使用することを奨励する計画をしっかりと立てる。あなたのアイデアを家族やほかの人々に伝える。

  • 自分の衣服を慎みのある服装の標準に合わせて作り変えながら,基礎的なリフォームや繕いの技術を学ぶ。

  • 掃除または整理整頓のプロジェクトを終了することによって,もっと家を整えるための選択をする。これを行うことがあなたの生活のほかの分野でどのように助けとなったかを日記に書く。

わたしのプロジェクト:

わたしのプロジェクトを実行に移すための計画:

承認

終了予定日

このプロジェクトに対する自己評価(どのように感じたか,また選択と責任に関する理解がどのように深まったか,など)

親または指導者の署名

日付

費やした時間