青少年
個人の価値


個人の価値

人の価値が神の目に大いなるものであることを覚えておきなさい(教義と聖約18:10)。

計り知れない価値を持つわたしは,神から授かった使命を果たすように努力します。

徳質の必修体験

次の3つの徳質の必修体験を終了してください。終了後,親または指導者からそれぞれの体験に署名と日付を記入してもらってください。

  1. あなたは天の御父の娘であり,天の御父はあなたのことを知り,あなたを愛しておられる。詩篇8:4-6エレミヤ1:5ヨハネ13:34教義と聖約18:10アブラハム3:22-23ジョセフ・スミス-歴史1:1-20を読む。天の御父があなたを知り,愛し,心にかけておられることをこれらの聖句はどのように教えているかを日記に書く。

  2. 『真理を守る』と最近の総大会の話から祝福師の祝福について調べ,その重要性を学ぶ。それを授けられる理由とだれから受けることができるかを知る。祝福師の祝福を受ける準備をする方法と,その祝福からどのように自分の価値と個性を学び,またそれをどのように生涯にわたって指針にできるかについて,親または教会指導者と話し合う。まだ祝福師の祝福を受けていなければ,それを受ける準備をする。

  3. 教義と聖約18:10121:45を読む。人々を強め,その人々が自分の価値を感じられるように,できるかぎりのことを行う。2週間毎日,ほかの人々の持っている良い特質と特性に注目し,そのことを言葉や手紙で感謝する。個人の価値について何を学んだか,またほかの人々を強めるときに,自分自身に対する自信がどのように深められたかを日記に書く。

そのほかの徳質の体験

そのほかに3つの徳質の体験を終了してください。次の項目の中から選ぶことができますが,自分自身で考えたものを二つまで書くこともできます。自分自身で考えたものに関しては,親または指導者の承認を受けてから始めてください。終了後,親または指導者からそれぞれの体験に署名と日付を記入してもらってください。

  1. あなたはこの世において特有の使命を果たすために今準備をしている。教義と聖約88:119を読む。あなたの将来の家庭,家族,教育に関する希望や夢と,また妻や母親になることを含めてあなたが人生で達成したいと思う幾つかの大切な事柄をリストにして日記に書き出す。その後,あなたの目標を達成するのに役立つ計画を書く。その計画について家族の一員,指導者,または友人に話す。

  2. 学校,地域社会,または教会で行われるダンス,スピーチ,音楽,演劇に参加する。その活動に参加することによって,個人の価値に関する気持ちや自信はどのように強められたか,あなたの考えを日記に書く。

  3. 家族歴史に携わると,自分の独自性と個人の価値を理解できるようになる。まだ健在な親族を訪問し,家族歴史についてできるかぎり多くの情報を入手する。その後,家族の系図表を完成し,すでに完了している一人一人の神殿の儀式についてリストを作る。

  4. 天の御父はあなたに特別なたまものを与えてくださった。1コリント12:4-1213モロナイ7:12-13章10:8-18教義と聖約46:11-26を読む。主があなたに与えてくださった良い特質を,家族の一人と若い女性指導者,友人に書いてもらう。あなたの賜物を日記に書き出し,またこれらの賜物を伸ばし続け,自分の家族とほかの人々への奉仕のために使うにはどうすればよいかを書き留める。

自分自身で考えた徳質の体験

徳質のプロジェクト

「個人の価値」の徳質の体験を6つ終了したら,学んだことを実践するのに役立つプロジェクトを一つ自分で考えます。このプロジェクトには,少なくとも10時間かけ,努力して達成できる有意義なものにします。有意義なプロジェクトを選べるように聖霊の導きを祈り求めてください。

このプロジェクトは,親または指導者の承認を受けてから始めてください。終了した後で,評価を書いてください。次に挙げるのは,徳質のプロジェクトのアイデアです。

あなたにはこの世で果たす独自の神聖な使命があり,この使命を成し遂げるための才能を祝福されています。次のプロジェクトの一つを終了したら,ほかの人々の価値と貢献についてあかしを持ち,またほかの人々の生活に与えることのできる影響を目にするでしょう。あなたと一緒に携わる人々に感謝を述べ,経験したことを日記に書いてください。

  • 日記,写真,大切な書類を使って,個人または家族の歴史を編集する。

  • あなたのたまものの一つを使って,だれかに学校の科目,音楽,スポーツ,美術を教える。または個人指導をする。

  • だれか助けを必要としている人の生活状態を改善するためのプロジェクトを実行する。

  • 青少年合唱団,劇,タレントショー,美術の展覧会を監督する。またはそのような活動に参加する。

  • 現在または将来の職業に役立てることのできる市場価値の高い技能を身に付ける。

わたしのプロジェクト:

わたしのプロジェクトを実行に移すための計画:

承認

終了予定日

このプロジェクトに対する自己評価(どのように感じたか,また個人の価値に関する理解がどのように深まったか,など)

親または指導者の署名

日付

費やした時間