セミナリー
創世1:1-25:創造


「創世1:1-25:創造」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』

「創世1:1-25:創造」『旧約聖書 セミナリー教師用手引き』

創世1-2章;モーセ2-3章;アブラハム4-5章:第7課

創世1:1-25

創造

沿岸

わたしたちの世界の威厳と美しさは,形のないむなしいもの(創世1:2参照)を,栄光ある創造主が,この地球を不思議に変えることができる存在であると証しています。この課は,生徒が地球の創造について研究するときに,天の御父とイエス・キリストに対する愛と感謝を感じる助けとなります。

生徒の準備:生徒たちに,地球の美しさとすべての神の創造物について深く考えてもらいましょう。生徒たちに,この世で彼らが楽しんでいることの写真を持って来てもらうか,話す準備をしてもらいます。

学習活動案

注:地球の創造に関する記述はモーセ2章アブラハム4章にも記されていますが,この課では創世1章に記録されている話に焦点を当てます。

偉大な創造主と創造

クラスを始めるに当たって,あなたの地域で人気の観光地にある美しい建物の写真を見せてもよいでしょう。次のような質問をしてみましょう。

  • 人々がこのような建物を訪れたいと思う理由は何でしょうか。

  • 美しい建物を造る人たちは,人々が自分の作品を楽しんでいるとき,どのように感じると思いますか。

湖

次に,自分の住む地域の近くにある美しい風景の写真を見せてもいいでしょう。今日のレッスンに備えるために,生徒たちに次のことを行ってもらいます。

地球の美しさと威厳を見るときに感じる気持ちや思いについて考えてください。どのくらい頻繁に,この世の奇跡を称賛したり感謝したりしていますか。今日の学習で,この世界の創造に対する天の御父とイエス・キリストへの愛と感謝を感じられるよう,祈りの気持ちで聖霊を招いてください。

創造

次の学習活動を紹介する前に,地球の創造について知っていることを生徒に発表してもらうとよいでしょう。その後,生徒たちに『生けるキリスト:使徒たちの証』にある次の文について話します。生徒たちに,この真理を学習帳に書くか,聖典にメモするよう促しましょう。さらに,教師がホワイトボードに書くとよいでしょう。

『生けるキリスト:使徒たちの証』では,次のことを学びます。

御父の指示の下に,〔イエス・キリスト〕は地球を創造されました。(『生けるキリスト:使徒たちの証』,ChurchofJesusChrist.org)

創世1章には,イエス・キリストが地球を創造されたことについての詳細が幾つか記されています。創世1章の最初の6つの創造の時期の話を読み,創造主と創造について学べることを見つけてください。

生徒が次の節を研究するとき,創造のそれぞれの「日」を見つけて,聖典に印を付けるように勧めるとよいでしょう。これを行う一つの方法として,次の表をホワイトボードに書き写し,生徒に記入し,完成してもらうことです。生徒を少人数のグループに分け,各グループに表の聖句を割り当てて,研究してもらうとよいでしょう。

「日」という言葉は,具体的な期間ではなく,創造の区切りを指していることを説明するとよいかもしれません(創造の期間が「時」と呼ばれることについては,アブラハム4章参照)。:男女の創造は,創世1:26-27創世1:28-2:25の課でさらに深く採り上げます。

「創造主としての救い主の役割」というセクションを生徒が十分に学べるように,この課のこの部分にはあまり時間をかけないように注意してください。

第1日:創世1:1-5

光と闇とを分けた

第2日:創世1:6-8

第3日:創世1:9-13

第4日:創世1:14-19

第5日:創世1:20-23

第7日:創世1:24-27

  • これらの聖句を学ぶ中で,天の御父とイエス・キリストについてどのようなことを考え,どのようなことを感じましたか。

生徒は創造の詳細の幾つかについて疑問を持つかもしれません。創造に関する記述は,関連する特定の過程,期間,出来事について,文字通りの科学的な説明をすることを意図したものではないことを,生徒たちが理解できるようにしてください。教義と聖約101:32-34を読み,救い主が御自分の時に全てを明らかにしてくださることを,生徒に改めて強調するとよいかもしれません。

創造主としての救い主の役割

生徒に,創造主としてのイエス・キリストに対する感謝の気持ちを深める機会を持ってもらいましょう。これを行う一つの方法として,ホワイトボードに地球の絵を描き,生徒が研究できるように次の参照聖句を見せるとよいでしょう。生徒に聖句の一部または全部を調べるよう伝え,ホワイトボードのところに来て,地球の絵の周りに,見つけた意義深い言葉を書いてもらいましょう。

生徒がこれらの聖句を学ぶとき,創造主としての救い主の役割について,御霊がどのように証してくださるかに細心の注意を払うよう勧めます。

以下の聖句から一つ以上を選んで調べ,創造主としてのイエス・キリストへの理解と感謝を深める教えを見つけてください。

アルマ30:43-44

教義と聖約38:1-3

教義と聖約59:18-20

教義と聖約76:22-24

モーセ1:33,39

モーセ6:63

生徒に気づいたことを発表してもらいます。一つの方法として,次の質問を見せて,生徒に話し合ってもらうことができます。

  • あなたが調べた聖句の中で,意義深い言葉や語句にはどのようなものがありましたか。その理由は何ですか。

  • これらの聖句は,天の御父とイエス・キリストについて学び,感じるうえでどのような助けとなるでしょうか。

創造主としての救い主の役割が自分の生活にどのような影響を与えたか,生徒たちに深く考えるよう伝えましょう。

4:0

さらに,「そのほかのリソース」にあるボイド・K・パッカー会長の話を使ってもよいでしょう。

創造主への深い感謝を表す

この課のこの部分では,創造主としての役割に対して,生徒たちがイエス・キリストへの愛と感謝の気持ちを表現するのを助けます。そのために,以下の活動を一つまたは複数行ってもよいでしょう。あなたが選ぶ選択肢を提示して,生徒に一つ選んでもらうこともできます。

  • イエス・キリストとその創造物に対する感謝を表す詩や日記を学習帳に書いてください。

  • 救い主とその創造物に対するあなたの気持ちを表す絵を描いてください。

  • 救い主とその創造物についての賛美歌を一つ選んでください。音楽の歌詞を調べてください。賛美歌集のテーマセクションで,「イエス・キリスト—創造主」で検索することができます。天の御父とイエス・キリストと創造に対するあなたの気持ちを反映した賛美歌の歌詞の続きを書いてもいいでしょう。

十分な時間をかけた後,この活動から学んだことや感じたことを生徒に発表してもらいます。

セミナリーのアイコン神聖な音楽を使って,御霊の影響力を招く機会を見つけてください。霊感あふれる音楽は敬虔な気持ちを生み出し,生徒が学んでいる真理の力を感じる助けとなります。生徒がイエス・キリストに対する愛と感謝を表すために有意義な賛美歌を選んだ場合,クラスで一緒にその一部を歌い,生徒が書いた追加の歌詞を分かち合ってもよいでしょう。

(霊感あふれる音楽の使用に関する教師のためのその他の訓練については,『教師養成スキル』「学習者が聖霊から教えを受けられるような環境と機会を作る」を参照してください。)

自分が書いた詩や日記を生徒に読んでもらってもよいでしょう。生徒が描いた芸術作品を見せ,描いた物とその理由を分かち合ってもらうこともできます。クラスの締めくくりとして,創造における救い主の役割について感じていることを分かち合うとよいでしょう。