日曜学校―福音の教義
13:オリーブの木のたとえ


13

オリーブの木のたとえ

ヤコブ5-7章

ヤコブ5章には,ゼノスの比喩が収められている。ゼノスはモルモン書に数回登場するヘブル人の預言者であった。比喩とは,一つのものあるいは出来事を描写するために別のものあるいは出来事を用いる,文学上創作された手法である。以下の表は,この比喩について理解を深めるうえで助けとなる。

象徴

意味

果樹園

世界

果樹園の主人

イエス・キリスト

栽培されたオリーブの木

イスラエルの家,主の聖約の民

野生のオリーブの木

異邦人(イスラエルの家に生まれなかった人々)

人々

預言者ならびに奉仕の業に召された人々

人々の生活または行い

家族の話し合いのための提案

ヤコブ5:61-72で述べている僕とは,福音を分かち合う末日聖徒を指すことを説明する(教義と聖約133:8)。家族が専任宣教師として,また日々の生活を通して福音を分かち合うにはどのように備えられるか話し合う。