ミニ訓練8

難しい疑問や疑いに苦しんでいる人に，信仰を持って行動するよう招く方法

定義する

ほかの人が福音についての質問に答えを得られるよう助ける方法を，生徒が理解できるように助けます。大管長会で奉仕していた期間にディーター・F・ウークトドルフ管長が述べた次の言葉を表示させて，読みます。

ディーター・F・ウークトドルフ管長

「疑問を持つのは自然なことです。 率直な疑問という種は発芽して，理解という大木に育つことがしばしばあります。重大な疑問や慎重に扱うべき疑問について真剣に考えたことのない教会員がまれにいます。教会の目的の一つは，時にはそれが猜疑心や疑念という荒れ地にまかれた種であるとしても，信仰の種を養い育てることです。ディーター・F・ウークトドルフ「ともに集いましょう,」（ 『リアホナ』2013年11月号，23）

次の配付資料を生徒たちに配ります。

福音に関する疑問を持つ人々を助ける方法

『福音に関する疑問の答えを得る』—ミニ訓練 8：難しい疑問や疑いに苦しんでいる人に，信仰を持って行動するよう招く方法

• 理解し共感しようと努めながら，耳を傾ける。

• 祈りと戒めへの従順を通して天の御父からの助けを求めることで，信仰を持って行動するよう招く。

• 真理や霊的な印象，自分の証をほかの人と分かち合う（「ほかの人々が霊的な知識を得られるように助ける」ChurchofJesusChrist.org参照）。

• 聖文や預言の勧告，そしてChurchofJesusChrist.orgにある「福音トピックス」のページを含む，霊を高めてくれるその他の情報源を研究するように招く。

• 聖霊を感じたときの経験を心に留め，さらなる知識を得るまで，自分が感じ，学んだ真理にしっかりとつかまるよう励ます。

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福音に関する疑問を持つ人々を助ける方法

教師用配付資料

モデルを示す

応用する

この活動は，生徒に二人一組で取り組んでもらいます。配付資料「福音に関する疑問を持つ人々を助ける方法」の原則を使って，次のシナリオに登場するジーンを助ける方法をロールプレーしてもらいます。（生徒たちに，単に完全な答えを教えるのではなく，相手が自分の疑問に対する答えを，自分で見つけられるように助ける方法を練習することに焦点を当てるように伝えます。）

ジーンは1年前に教会に入りました。彼女は，モルモン書が真実であるという強い証を感じたので，バプテスマを受けることにしました。最近，この教会ではなぜ女性が神権の職に聖任されないのか疑問を抱いたために，信仰が揺らいでいます。ジーンは，教会が女性を差別していると感じています。

この活動の後，生徒が練習して学んだことを分かち合う機会を設けます。