「ミニ訓練3:情報源の信頼性を評価する方法」『福音に関する疑問の答えを得る 教師用資料』
「情報源の信頼性を評価する方法」『福音に関する疑問の答えを得る 教師用資料』
ミニ訓練3
情報源の信頼性を評価する方法
定義する
ダリン・H・オークス管長が述べた次の言葉を掲示します。
わたしたちは,情報が大いに広まり普及した時代に生きています。しかし,こうした情報のすべてが真実とはかぎりません。真理を探し求め,その過程で頼る情報源を選ぶ際には,慎重になる必要があります。(ダリン・H・オークス「真理と計画」『リアホナ』 2018年11月号,25)
モデルを示す
生徒に次の配付資料を配り,信頼できる情報源を見つけるうえでこれらの質問がどのように役立つか話し合います。
情報源を評価するための質問
『福音に関する疑問の答えを得る』—ミニ訓練3:情報源の信頼性を評価する方法
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著者の資格,意図,偏見の可能性はどうですか。
大管長会のダリン・H・オークス管長は,次のように教えています。「情報源となる側の動機についても,……よく考える必要があります。……個人的な決断は,その分野にかかわる適切な情報源から来る情報を基に下すべきであり,利己的な動機に基づいた情報に左右されるべきではありません。」(ダリン・H・オークス「真理と計画」『リアホナ』2018年11月号,25)
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著者は説明されている出来事とどれほど密接に関係していますか。
情報源が教会歴史の出来事に言及している場合,情報源が,言及されている出来事からどれほど遠く離れているか,自問しましょう。何人かを介した,又聞きを基にした記述は,あまり信頼のおけないことが多いです。
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著者は,誤解させるために存在している証拠を意図的に無視していますか。
一部には,自分の特定の視点をサポートするために,重要な事実を意図的に割愛したり,批判的な証拠を無視している著者もいます。
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この情報源の中で言及されている教えや出来事は,その時代,場所,状況を適切に考慮して話されていますか。
教えや歴史上の出来事によっては,その時代や場所という背景から切り離されると,混乱を与える場合があります。また,歴史的背景には,その時に起きていたほかの出来事(戦争や経済危機,社会的・政治的運動など)や,特定の時代や場所の文化や人口構成も含まれます。
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その教えや出来事は,ほかの信頼できる情報源によって裏付けされていますか。
そのほかの信頼できる情報源からの裏付けを得ることは,教義や歴史上の出来事の正確性を立証する助けとなります。
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情報源を評価するための質問
応用する
レッスンの前に,教会によって公開されている情報源以外で信頼できる情報源の例を選びます。時間を取り,生徒にその情報源に目を通して,配付資料「情報源を評価するための質問」の原則を当てはめてもらいます。情報源の信頼性についてどのような結論を出したか説明してもらいます。