2020
もしわたしの家族がこのようでなかったなら
2020年9月号


もしわたしの家族がこのようでなかったなら

画像
illustration of family

イラスト/マイケル・ケルシュ

わたしたちは,25年前に「家族—世界への宣言」を発表した生ける預言者と使徒たちにとても感謝しています。宣言では,家族に関する永遠の教義が教えられ,実りある結婚と家族を築くために守るべき原則が挙げられています。

しかし,「自身の現状が家族の宣言の内容に必ずしもそぐわな〔い〕」1場合,宣言はどのように自分に当てはまるのだろうと思う人もいるかもしれません。

十二使徒定員会のリチャード・G・スコット長老(1928-2015年)は,総大会でこのことに触れ,次のように励ましました。「現時点の生活でたとえ〔幸福の計画〕の重要な部分が成就できていなくても,主がふさわしいと認められる時期に,それらはあなたのものとなります。またさらに約束します。今の境遇の中であなたは意義ある成長を遂げ,幸福になることができます。神の娘または息子として,計画のどの部分でもあなたに実行できる箇所を実践し,最善を尽くしてください。」2

  1. ニール・L・アンダーセン「信仰の目」『リアホナ』2019年5月号,36

  2. リチャード・G・スコット「偉大な幸福の計画を実践する」『聖徒の道』1997年1月号,85