預言者をどのように支持できるでしょうか

8月31日－9月6日

レーマン人サムエルは，ニーファイ人に教えを説いた預言者です。多くの人がサムエルを拒みましたが，少数の人は耳を傾け，その霊感あふれる教えを信じました。総大会の間やそのほかのときに，わたしたちは今日の預言者であるラッセル・M・ネルソン大管長の話に耳を傾け，大管長を支持する機会があります。

レーマン人サムエルの話を読み，今日の預言者を言葉と行いの両方で支持できる方法を考えてみましょう。

わたしたちの時代のための教え

サムエルの時代，ニーファイ人は邪悪になっていたため，サムエルは人々に悔い改めを促しました。また，サムエルはイエス・キリストの降誕について証し，罪を犯すことの危険性を警告しました（ヒラマン14：11－12参照）。サムエルはほかにどのような原則を教えましたか。今日，ネルソン大管長はどのようなことを教えているでしょうか。

良く思われるためではない

多くの人はサムエルの教えに激怒し，石や矢でサムエルを攻めました。罪など重大なことではないと説く者にしか彼らは従う気がないと，サムエルは言いました（ヒラマン13：25－27参照）。

現代においても，ネルソン大管長は次のように述べています。「預言者が人々に良く思われることはめったにありません。」¹今日の人々が預言者に投げる「石」や「矢」を，わたしたちはどうすれば用いないようにすることができるでしょうか。

あなたは耳を傾けますか

多くの人がサムエルを拒みましたが，サムエルのメッセージを受け入れた人たちもいました。彼らはサムエルの言葉に従って悔い改め，バプテスマを受けました。末日の預言者や使徒たちの教えを聞くだけでなく，その教えに基づいて行動するために，あなたはどのようなことができるでしょうか。

イラスト／ダン・バー