2015
新しくかつ永遠の聖約
2015年12月号


新しくかつ永遠の聖約

新しくかつ永遠の聖約を理解し,この聖約に従って生活することにより,わたしたちは永遠の命を受け継ぐのです。

画像
儀式の重複

確認の儀式のフォトイラストレーション/サラ・キャラビン・ジェンソン。カリフォルニア州ロサンゼルス神殿前の夫婦の写真/ジェリー・ガーンズ。背景画像/ISTOCK/THINKSTOCK

人生の目的

人は皆,天の両親から愛されている息子,娘です。1天の御父の救いの計画により,永遠の命を授かる機会が与えられます。永遠の命とは神が送っておられる生活のことです。2これよりも大いなる賜物はありません。3救いの計画について知ることで,人生の目的を理解することができます。そしてその目的に沿って生活すると,わたしたちは永遠の観点に立って物事を決定するようになります。

救いの計画と死すべき状態との関連性については,『リアホナ』2015年10月号に掲載された十二使徒定員会のロバート・D・ヘイルズ長老によるその題材の記事の中で力強く説明されています4神の計画の一部として,御父は新しくかつ永遠の聖約を確立され,御自身の息子たちと娘たちが御父の前に帰り,永遠の命を受け継ぐことができるようにしてくださいました。

「主なるわたしは,地に住む者に下る災いを知っているので,わたしの僕ジョセフ・スミス・ジュニアを訪れ,彼に天から語〔った。〕……

わたしの永遠の聖約が確立されるため〔である。〕」5

この聖約は主から度々「新しくかつ永遠の聖約」と呼ばれ,イエス・キリストの完全な福音と人の救いに必要な全ての儀式と聖約が含まれています。6主の新しくかつ永遠の聖約を地上に確立することが回復の第一の目的であるにもかかわらず,聖約の重要性や,聖約に従って生活する人に善いものが与えられるという約束について理解していない末日聖徒がいます。この記事の目的は,永遠の命を受け継ぐことができるように新しくかつ永遠の聖約について理解を深め,聖約に従って生活できるよう,わたしたち一人一人を助けることにあります。福音の最も大切な儀式と聖約の一つである永遠の結婚が,福音の新しくかつ永遠の聖約の中でどういう位置づけになるのかということについても説明します。

新しくかつ永遠の聖約の意味と目的

福音における聖約とは,神権の権能を持つ人により執り行われる神権の儀式を受け,それに伴う聖約の条件に従うことを同意した人(または人々)と神との間で交わされる約束,契約,合意のことを言います。その条件は,神が定められたものです。7

画像
woman holding sacrament cup

新しくかつ永遠の聖約は,古代に与えられ,8そしてこの末の日にこの地上に回復された「福音の聖約と義務の全てを包含したものです。」9このことは,教義と聖約第66章2節に説明されています。「まことに,わたしはあなたに言う。あなたはわたしの永遠の聖約,すなわち,人の子らのもとに送り出されたわたしの完全な福音を受け入れているので,幸いである。それは,昔の使徒たちと預言者たちによって書き記されたとおり,人の子らが命を得て,終わりの時に明らかにされる栄光にあずかる者とされるためである。」10この聖約は,最後の神権時代に回復されたので「新しく」と呼ばれ,永遠にわたって効力を持つので「永遠」と呼ばれるのです。11

聖文には,主が新しくかつ永遠の聖約全体について話される場面と「一つの」新しくかつ永遠の聖約について話される場面の両方があります。例えば,教義と聖約第22章1節では,主はバプテスマが「一つの新しくかつ永遠の聖約,すなわち初めからあったものである」と述べておられます。教義と聖約第132章4節では,永遠の結婚について同様に「一つの新しくかつ永遠の聖約」であると述べておられます。「一つの」新しくかつ永遠の聖約について話されるとき,主は御自身の福音に含まれる多くの聖約の中の一つについて述べられます。

主が新しくかつ永遠の聖約全体について話されるときには,イエス・キリストの完全な福音について述べておられるのであって,そこには人類の救いと昇栄に必要な全ての儀式と聖約が含まれます。バプテスマや永遠の結婚が,新しくかつ永遠の聖約全体を表すわけではありません。むしろ,全体の中の一部を表すのです。

新しくかつ永遠の聖約を交わして最後まで堪え忍ぶ者は永遠の命を受ける

正しい神権の権能により執り行われる福音の儀式を受け,約束の聖なる御霊により結び固められ,12その後,儀式に伴う聖約を守る人には,大いなる永遠の祝福が約束されています。この祝福には,罪の赦し,13神性の力,14そして聖霊を伴侶とすること,15その賜物に伴う導き,霊感,慰め,平安,希望,聖め16が含まれます。

神のあらゆる祝福と賜物の中で最も大いなるものは永遠の命です。すなわち,神が送っておられる生活です。17この賜物は,全ての福音の儀式を受け,新しくかつ永遠の聖約に含まれる聖約を守る人にだけ与えられます。18主は次のように言っておられます。「この新しくかつ永遠の聖約〔は〕……わたしの完全な栄光のために定められたものであ〔る〕。19誠に,新しくかつ永遠の聖約に入り,最後まで堪え忍ぶ人は,「第一の復活に出て来るであろう。……そして,王位,王国,公国,および力,主権,すべての高い所と深い所を受け継ぐであろう。20主は力強く宣言しておられます。「わたしの僕が彼らに授けたすべての事柄は何であろうと,この世においても永遠にわたっても,彼らに行われ,彼らがこの世の外に去るときにも完全に効力があるであろう。そして,彼らはそこに置かれる天使たちと神々のそばを通り過ぎ,彼らの頭に結び固められたように,すべての事柄について昇栄と栄光を受けるであろう。その栄光とは,とこしえにいつまでも子孫が満ちて続くことである。それで,彼らは神々となる。」21

要約すれば,新しくかつ永遠の聖約に入り,最後まで忠実に堪え忍ぶ人は,(1)神の完全な栄光を受け,(2)この世においても永遠にわたっても,神性の力を享受し,22(3)昇栄し,(4)永遠の結婚と,子孫が増えることから喜びを受け,(5)神々となるということです。すなわち,これらの祝福は永遠の命という賜物を受けることで結実するのです。

わたしたちは新しくかつ永遠の聖約におけるそれぞれの聖約に従わなければならない

主は,新しくかつ永遠の聖約の中に定められた主の律法に従うことによってのみ,これらの最高の祝福を受けることができると明確に宣言されました。「この新しくかつ永遠の聖約〔は〕……わたしの完全な栄光のために定められたものであ〔る〕。この完全な栄光を受ける者はその律法に従わなければならない。そうしなければ罰の定めを受ける,と主なる神は言う。」23主はまた次のように宣言しておられます。「わたしから祝福を受けたいと思う者は皆,その祝福のために定められた律法とその条件に従わなければならない。その律法とその条件は,創世の前から定められたものである。24教義と聖約の同じ章の中で,主はこの原則を繰り返しておられます。「まことに,まことに,わたしはあなたがたに言う。あなたがたはわたしの律法に従わなければ,この栄光に達することができない。25

忠実な人のために主が用意されている栄光を受けるためには,神の律法に従わなければならないというきわめて明快な条件が定められています。この条件は,新しくかつ永遠の聖約に含まれる全ての儀式と聖約に当てはまります。例えば,わたしがバプテスマの儀式を受けず,その聖約を守らなければ,わたしは罰の定めを受けるでしょう。それは,わたしは進歩することができず,神の完全な栄光を受け継ぐことができないという意味です。同様に,わたしが神殿の儀式を受けず,それに伴う聖約を守らなければ,また実際に,どの福音の儀式であってもそれを受けずにいるならば,あるいは,儀式に伴う聖約を一つでも守らずにいるならば,わたしは昇栄することができません。つまり,罰の定めを受け,進歩が止まるということです。端的に言えば,永遠の命を得たいと望むなら,わたしは福音のあらゆる儀式を受け,それに伴うあらゆる聖約を守らなければならないということなのです。

わたしたちが末日聖徒として従うことに同意している聖約の条件は,以下の4つの範疇に分類することができます。(1)救い主の御名を受け,いつも主を覚え,主の模範に従う,(2)主の戒めを全て守る,(3)自分を犠牲にすることがあっても,主の救いの業の一部として神の子供たちに喜んで奉仕する,(4)自分自身と自分が持っている全てを主の業のためにささげる。

神の律法によれば,福音(と福音から得られる栄光)とは,神権の権能によって執り行われる特定の儀式を通して受けるものです。神性の力がわたしたちの生活に現れるのは,神権の儀式を通してであり,それはその儀式に伴う聖約を守った度合いに応じて現れるものです。ちょうどエンジンが車に動く力を与え,ある場所から別の場所に人を運ぶことができるように,聖約は儀式に力を,すなわち命に至る力を与えます。端的に言うと,受ける儀式に伴う聖約を注意深く,そして忠実に守る度合いに応じて,キリストの贖い26を通して神の恵みにより,神の知識が増し加わり,「神性の力」27を享受するのです。

新しくかつ永遠の聖約における結婚の位置づけ

教義と聖約第132章4節で,主は「一つの」新しくかつ永遠の聖約を示そうと言われ,こう付け加えられました。「もしその聖約に従わなければ,あなたがたは罰の定めを受ける。だれもこの聖約を拒みながら,わたしの栄光に入るのを許されることはあり得ないからである。」この言葉は,正しい神権の権能28により執り行われる永遠の結婚の聖約29について述べています。それは,新しくかつ永遠の聖約全体(イエス・キリストの回復された完全な福音)30の中心的かつ必要不可欠な要素です。主は,この聖約を拒む者は永遠の命を受けることはないと言われました。そう明言することで,永遠の結婚の聖約がきわめて大切であることを強調されました。31

教会員を含む一部の人は,教義と聖約第132章4節を間違って読み取り,昇栄のために多妻結婚が必要であると解釈しています。その結果,多妻結婚が永遠の世界で昇栄するために必要な前提条件であると信じているのです。しかし,この考え方は啓示とは一致しません。教義と聖約第131章第132章に記録されているように,主は,結び固めは一人の男性と一人の女性との間で行われるものであることを明確に宣言されたうえで永遠の結婚の律法について教えられました(教義と聖約132:4-7,15-25参照)。一人の男性と一人の女性との結婚という形で永遠の結婚の律法を説明し,主は昇栄の祝福を明確にされました。すなわち,正しい神権の権能により執り行われる永遠の結婚の聖約にふさわしく入る男性と女性のそれぞれが受ける昇栄の祝福は,その結婚が多妻制であるか,一夫一婦制であるかに関係なく授けられるものなのです。32

画像
bride and groom

写真/アイダホ州レックスバーグ神殿

教義と聖約132:19では,永遠の命は神権の権能により結び固められ,聖約を守る一夫一婦の夫婦に約束されていること,またどのような追加の条件や要求事項もないことが明確に述べられています。この方法により結び固められ,聖約を忠実に守る男性と女性は誰であっても,昇栄にあずかります。33過去に教会で行われた結婚の儀式は,ここで説明した永遠の結婚の教義と一致しています。34夫婦を永遠に結び固める儀式には聖約と祝福が伴いますが,それは一夫一婦制下の結婚であっても,過去に命じられて正しく行われた多妻結婚であっても,まったく同じなのです。死すべき状態のときに結び固めを受ける機会がなかった忠実な人にも,この世の生涯の後に同じ聖約と祝福が与えられます。35

一人の男性と一人の女性との間における永遠の結婚の律法と聖約を明らかにされた主は,その後,ジョセフ・スミスにこう教えられました。主から正式に聖任された(正しい神権の鍵を持つ)預言者を通して主から正当と認められ,または命じられたとき,一人の男性は永遠の結婚の聖約の中で,義にかなって二人以上の妻と結婚することができるというものです。36多妻結婚を執り行う権限と命令は,主によって古代のアブラハムやその他の預言者に与えられましたが,37預言者ジョセフ・スミスにも同じように与えられたのです。「わたしはあなた,すなわちわたしの僕ジョセフに一つの務めを与え,万事を元どおりにする。38

それから何年もたって,主が教会員の多妻結婚(言い換えるなら,生存している二人以上の伴侶と結び固める結婚制度)を行うための主の承認と命令とを取り消されたのは,ウィルフォード・ウッドラフ大管長(1807-1898年)が1890年に公式の宣言39を発表したときのことでした。これにより,多妻結婚の制度は終わりを告げました。それは,いかなる教会員であっても,生存している二人以上の伴侶と結婚したり,結び固められたりすることはできないという意味です。この公式の宣言が,既に亡くなった妻に結び固められているふさわしい男性は誰であっても,生存している別の伴侶と結び固められることを妨げるものではないということに注目するのは大切です。この原則は,主によって正式に召された代表者,すなわち大管長であり預言者である人を通して主が宣言され,権限が与えられた場合を除き,一夫一婦制が結婚に関する主の標準であるという啓示された教義と一致しています。40

「多妻結婚または日の栄えの結婚は,来るべき世において完全な栄光を受けるために必要不可欠なのですか」という質問に大管長会を代表して答え,チャールズ・W・ペンローズ管長(1832-1925年)はこう書いています。「日の栄えの結婚は,関連する啓示の中で説明されているとおり,来世において完全な栄光を受けるために必要不可欠なものです。しかし,多妻結婚も必要不可欠であるとは述べられていません。」41

1933年に大管長会はこう宣言しています。「日の栄えの結婚,すなわちこの世と永遠にわたる結婚と,一夫多妻制や多妻結婚とは,同義語ではありません。主の言葉と教会の律法に従って神殿で厳粛に執り行われるこの世と永遠にわたる一夫一婦の結婚は,日の栄えの結婚です。」42

十二使徒定員会のブルース・R・マッコンキー長老(1915-1985年)の以下の記述は,この声明と調和しています。「多妻結婚は,救いや昇栄に必要不可欠ではありません。ニーファイとその民は,二人以上の妻を持つことを許されませんでしたが,それでも彼らは,全ての人に主が用意しておられるあらゆる祝福を永遠に享受することができました。現代において,主は啓示により昇栄に関わる全ての教義を要約し,一人の男性と一人の女性との間の結婚の教義を説明されました。(教義と聖約132:1-28その後,主は複数の妻を持つことに関する原則を付け加えられ,そのような結婚は,大管長によって正式に認められた場合にのみ有効であるという特定の条件を付けられたのです。(教義と聖約132:7,29-66)」43

今日,主の預言者を通して主から命じられているとおり,末日聖徒イエス・キリスト教会はもはや多妻結婚を実施しておらず,多妻結婚を実施している人は教会に加入することも,教会員としてとどまることもできません。教会は,主の預言者を通して主が正当であると認めて命じられるときを除き,一夫一婦制が結婚に関する神の標準であることを断言しています。教会は,多妻結婚を行うことが昇栄に必要であるとは教えていません。

まとめ

画像
聖典を読む家族

来世の生活についてわたしたちが知らないことはたくさんあります。しかし,わたしたちがよく知っていることは,新しくかつ永遠の聖約を交わしその聖約にとどまることは,永遠の命を受け継ぐために必要であるということです。また,「ここで〔死すべき状態で〕わたしたちの間にある交わりが,そこでも〔次の世でも〕わたしたちの間にある。ただし,その交わりには……永遠の栄光が伴う」ことも知っています。44

新しくかつ永遠の聖約を通して得られる神の最高の祝福は,御父の計画の壮大な目的とこの末日におけるイエス・キリストの教会の回復の中心を成すものです。この栄光に満ちた聖約が忠実な人の心にもたらす「完全な希望の輝き」45は,「人々にとってその心をしっかりとした不動のものにする錨となる。そしてそのような人々はいつも多くの善い行いをし,神をあがめるようになる」のです。46新しくかつ永遠の聖約の条件に従って生きる人は全て,この世においては喜びと平和という報いを,そして来るべき世においては永遠の命という報いを受けるのです。47

  1. 世界への宣言」『リアホナ』2010年11月号,129参照。God Loveth His Children(パンフレット,2007年),1も参照

  2. ロバート・D・ヘイルズ「救いの計画─わたしたちを導く神聖な知識の宝」『リアホナ』2015年10月号,32-39参照

  3. 教義と聖約14:7参照

  4. ロバート・D・ヘイルズ「救いの計画─わたしたちを導く神聖な知識の宝」32-39参照

  5. 教義と聖約1:17,22

  6. 教義と聖約66:2

  7. 『聖句ガイド』「聖約」の項参照

  8. エレミヤ32:40;教義と聖約22:1参照

  9. ジョセフ・フィールディング・スミス,Doctrines of Salvation, ブルース・R・マッコンキー編,全3巻(1954-1956年),第1巻,156

  10. 強調付加。教義と聖約39:1145:949:988:131,133101:39も参照

  11. 教義と聖約132:7参照

  12. ジョセフ・フィールディング・スミス大管長(1876-1972年)は次のように教えている。「約束の聖なる御霊とは聖霊である。聖霊は,全ての儀式,すなわちバプテスマ,確認,聖任,結婚に承認の印を押される。この約束とは,忠実であれば祝福が得られるということである。人が聖約を破るなら,それがバプテスマであろうと,聖任,結婚,あるいはその他の儀式であろうと,御霊は承認の印を取り下げ,祝福は得られない。全ての儀式は,忠実であることを条件に報いが与えられるという約束で結び固められる。しかし,聖約が破られた場合,聖なる御霊は承認の印を取り下げられる。」(Doctrines of Salvation, 第1巻,45。教義と聖約76:52-53132:7も参照)

  13. 使徒2:38;2ニーファイ31:17モロナイ8:25参照

  14. 教義と聖約84:19-21参照。モロナイ10:32-33も参照

  15. ヨハネ14:26;教義と聖約121:45-46参照

  16. 2ニーファイ32:53ニーファイ27:20モロナイ8:26教義と聖約11:13モーセ6:59-61参照

  17. 「永遠の命とは神の命です。すなわち,神が送っておられる生活なのです。」(ハロルド・B・リー,Conference Report, 1956年10月,61)「神殿でこの世にあっても永遠にわたっても結婚する人は,永遠の命の祝福を受けるのです。わたしはこの永遠の命を強調します。永遠の命とは神の命です。すなわち,神のようになることです。」(ジョセフ・フィールディング・スミス,Answers to Gospel Questions, ジョセフ・フィールディング・スミス・ジュニア編,全5巻(1957-1966年),第4巻,197

  18. 教義と聖約14:7参照

  19. 教義と聖約132:6

  20. 教義と聖約132:19

  21. 教義と聖約132:19-20

  22. 教義と聖約84:19-21参照

  23. 教義と聖約132:6

  24. 教義と聖約132:5

  25. 教義と聖約132:21

  26. モロナイ10:32-33参照

  27. 教義と聖約84:20-21

  28. 教義と聖約132:4,15参照

  29. 教義と聖約132:7,18参照

  30. 教義と聖約132:6-7参照。教義と聖約66:2も参照

  31. この聖約を「拒む」人は,永遠の命が得られないことに注意してください。それとは対照的に,この世で永遠の結婚をする機会がなかった人には,次の世で永遠の結婚をする機会が与えられることになります。以下の注35も参照。

  32. 教義と聖約132:15-25参照

  33. 一夫一婦制度の下で永遠にわたって結び固められ,それに伴う聖約を守る夫婦は昇栄することができると断言している例を他にも探すためには,教義と聖約第131章を参照。

  34. 『聖句ガイド』「結婚─多妻結婚」の項参照。,topics.lds.org

  35. 「忠実な生活を送って亡くなった末日聖徒が,機会を与えられなかったために,ある事柄をなし得なかった場合,……来世で失うものは何もありません。言い換えれば,若い男性や女性が結婚する機会がないまま,死に至るまで忠実に生活をするならば,機会を得て結婚した男女が受けるであろう祝福と昇栄と栄光の全てにあずかるのです。これは疑いもなく確かなことです。」(『歴代大管長の教え─ロレンゾ・スノー』116参照)

  36. 教義と聖約132:34-35,37-39参照

  37. 教義と聖約132:34-39参照

  38. 教義と聖約132:40

  39. 公式の宣言1参照

  40. モルモン書ヤコブ2:27-30参照。主は多妻結婚の実施を命じたり,正当であると認めたりする理由について全て説明しておられるわけではないが,教義と聖約第132章で以下の2つの理由を示しておられる。(1)アブラハムの聖約に対する約束を成就するため,(2)「増え〔て〕,地に満ち〔る〕」ため(教義と聖約132:6334節も参照)モルモン書ヤコブ2:30には,主がときどき多妻結婚の実施を命じられる理由について述べた最も簡潔な説明がある。「万軍の主は言われる。『将来わたしのために子孫を起こしたいと思う時が来れば,わたしは民に命じよう。その命令がない間は,民はこれらのことに聞き従わなければならない。』」『聖句ガイド』「結婚─多妻結婚」の項参照,topics.lds.org

  41. チャールズ・W・ペンローズ,“Peculiar Questions Briefly Answered,” Improvement Era, 1912年9月号,1042,強調付加

  42. ジェームズ・R・クラーク編,Messages of the First Presidency of The Church of Jesus Christ of Latter-day Saints, 全6巻(1965-1975年),第5巻,329

  43. ブルース・R・マッコンキー,Mormon Doctrine, 第2版(1966年),578-579,強調付加十二使徒定員会のメルビン・J・バラード長老(1873-1939年)が語った次の言葉も参照。「永遠に増し加えることを拒まれた人々は,神のようになることができません。神が神であられる理由は,他の要素に加えて,永遠に増し加えることだからです。末日聖徒は,この世においても永遠にわたっても,一人の男性が一人の女性に結び固められる結婚の聖約が永遠であることを明確に理解する必要があります。そうすれば,この点について混乱し,二人以上の女性と結び固められる必要があると考えることはありません。れが少なくとも次のことを意味しているのは間違いないでしょう。それは,一人の男性と一人の女性が聖なる神権の力と,この世においても永遠にわたっても聖霊の承認の印とによりともに結び固められ,その後,聖約を守り続けることによって,二人は日の栄えの最高の階級を受ける候補者となり,そして終わりなく永遠に増し加えるという約束は,そのような御父の子供たちにのみ与えられるということです。」(The Three Degrees of Glory: A Discourse by Melvin J. Ballard, 1922年9月22日,10。強調付加)

  44. 教義と聖約130:2

  45. 2ニーファイ31:20

  46. エテル12:4

  47. 教義と聖約59:23参照